コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
※出水公平の夢小説
※キャラ崩壊注意
※原作とは関係ありません
「」→夢主 『』→出水公平〔〕→その他のキャラ
〈〉→モブ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜とある日のお昼休み〜 出水公平side
『最近の訓練どう?疲れてない?』
送信を押してから、すぐに既読がつく。
「全然大丈夫です!先輩が優しく教えてくれるおかげですね!笑」
その返事を見て、出水は思わず頬を緩めた。
『……ほんと、ずるいなぁ。』
誰に聞かせるでもなく呟いたその声は、どこか優しかった。
〔弾バカ〜何一人でニヤニヤしてんだ〜笑〕
米屋の声が背中から飛んでくる。
『は? してねぇし。なんだよ槍バカ。』
〔嘘つけ笑 どうせまた夢ちゃんのこと考えてんだろ?笑〕
米屋の言葉に、少しだけ言葉が詰まる。
...図星だった。
夢ちゃんのことを考えると、どうにも落ち着かなくなる。
最初は、ただの”面倒見のいい先輩”のつもりだった。
けど、あのトリガー体験の日、隣で目を輝かせてた顔が、頭から離れない。
『...違ぇよ。ただ、あいつ頑張ってるからさ。』
〔はいはい笑〕
〈米屋〜ちょっといいか〜?〉
〔おう!すぐ行く〜!〕
〔ま、頑張れよ!笑〕
『なにがだよ笑』
そう言って米屋は去っていった。
出水は、小さく息を吐く。”頑張ってるから”たしかにそれは本当だ。けど、それだけじゃない。
無邪気に笑う顔も、真剣に構える横顔も。どれも全部、目を離せなくなっていた。
俺、いつの間に...
気づくと、自然に笑っていた。
『ま、いいか。』
そう言いながらも、次に夢ちゃんに会う時また胸が熱くなる気がしていた。