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※出水公平の夢小説
※キャラ崩壊注意
※原作とは関係ありません
「」→夢主 『』→出水公平〔〕→その他のキャラ
〈〉→モブ ()→小さな声で呟く
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〜放課後の訓練室〜
「先輩今日もよろしくお願いします!」
『おう!気合い入ってんな〜!笑』
トリガーを起動して、今日も訓練が始まる。だんだん思った通りに動かせるようになってきた。
『夢ちゃん、だいぶ上手くなったな!』
『これなら正式入隊日も問題ないでしょ!』
「ほんとですか!?笑」
『ほんとほんと!笑』
なんだか今日の先輩はいつもみたいに軽く言うのに、ほんの少し優しく感じた。
「先輩なんかあったんですか?」
『え?別になんも無いけど、どうかした?』
「いや、いつもよりなんか優しいなって笑」
『なんだそれ、俺はいつも優しいですー笑』
「そうでした笑」
そんな何気ないやり取りの途中で、先輩は思い出したように口を開いた。
『あ、そういえば今度太刀川さんが様子見に来るんだって』
「え!やった!太刀川さんに見て貰えるのめっちゃ嬉しいです!笑」
そう私が口にした瞬間、先輩の笑顔が少しの間止まった。そして、何事も無かったように、
『...へー、そんなに嬉しいんだ笑』
「はい!だって総合1位の太刀川さんですもん!」
『ふ〜ん、そっか」
「...先輩?」
『なんでもない、訓練の続きやるぞ』
表情はいつもの調子を保ってるのに、口調がいつもより素っ気なくて、どこか掴めない。
『太刀川さん来たら張り切るんだろ〜?俺より目立つなよ笑』
「え!そんなことないですよ!笑」
『ああ見えて太刀川さん褒め上手だからわかんな
いぞ〜?笑 気をつけろよ笑』
「なんですかそれ!笑」
先輩は笑ってるけど、いつもと何かが違う気がした。でも、何が違うのかは私には分からなかった。
『...(俺より太刀川さんの方が嬉しそうじゃん)』
「何かいいました?」
『何も言ってないよ笑』
先輩が何か言ったみたいだけど、聞き取れなかった。