⚠️注意⚠️
・幻覚、薬物表現を含みます。
・殺害表現を含みます。
・下等のcpを含みます。
(墺太利帝国×普魯西王国)
ご理解いただけると、嬉しいです。
サカナ様のリクエストになります。
大丈夫な方はお読見頂けるとると嬉しいです!
プロイセン目線、オーストリア目線があります。
考察などはご自分で!(*^^*)
※本作品中の、ロシア、お兄様などは、
ロシア=ロシア帝国
お兄様=オーストリア帝国(うちの墺と普は兄弟関係です)
のことを指します。
ベラちゃなどとは、違います!
今日も、、今日もまた、ヘンナユメをみル。
毎日みたイな、戦争とかがいっぱいな世界ジャない。
とっても、平和でオニイサマ達が、えがおデ幸せそうナ、ユメ。
でも、
でもたのしくない。
いつもみたいに、テキをジュうでうっタリ、
コロしたり、、
今の方が何倍、何百倍たのシい!
そんなユメはたのしくナイし、とってもくルしい、、
それでも、
それでも、オれにはお薬がァる!
とっても気持ちよくって、たのシイお薬、
でも、前はオニイサマ達に怒られた。
りユウはわかラないケド、オニイサマ達も欲しいのカな…?
けど、お薬を飲むとそんナのわすれラレて、楽になレル !
お薬があレば、とってもたノシくなる!
あぁ、ああ…また、またプロイセンが…
プロイセンは最近、約半年くらいだか…?薬にハマってしまった。
それを飲むと、楽になれるらしいが……分からない。
どうしようどうしよう、どうしようどうしよう……!
プロイセンが…ッ義弟がッまた、また、また失望してしまう…ッ!?
こんなことしてる場合じゃない…!
早くッ、早く!止めなきゃッ!
『キ” ャ” あ” あ” あ” あ”あ”あ”ッ!』
『あは、あ” は” は” は” は” は” !! 』
「、ッ!?」
ガタッ
狂気的な笑い声と、悲鳴が私の鼓膜をつんざいた。
あまりにも、驚いて、椅子から勢いよく立ち上がった。
この、この声は絶対にプロイセンだ、プロイセンの声だ。
どうしよう…ッ!?
どうしたらいい!?
「はやッ早く止めなきゃ…ッ」
私は止まっていた足を精一杯動かし、外へ向かって走った。
ドアを勢いよく開けて、
普段、走らないせいか足が上がらない。
仕事漬けになっているせいだ…仕事ばっかりではなくて、
運動もしておいたら良かった。
こんな後悔と不安が過ぎる。
プロイセンは大丈夫なのか?、被害者は?
プロイセン《義弟》の事ばかりが頭に過ぎる。
「はぁ” ッはや、ッく 、ッいかッ、は” ッなきゃッ」
屋敷を突っ走って… やっとの事で、門の前に来た。
「……ッッ、!?」
門を開けて、最初に目に付いた光景は、正に地獄そのものだった。
血濡れのプロイセン、もう、体の形も捉えられないほど、血に濡れたドイツ国民。
「……」
「ぷ、プロ、…プロイセン……!? 」
私はプロイセンを刺激しないよう、最新の意識を払って恐る恐る聞く。
まだ、薬の効果があるようだ。
楽しそうな笑顔を描いている。
「……何?」
少しの沈黙が流れたあと、プロイセンが呟いた。
それも、先程のような楽しそうな笑顔、ではなく
冷たく、硬い表情で。
先程の明るい笑顔はどうしたのか、否、暗い笑顔はどこに行ったのか。
それよりも、やめろ、と言わなくては…
「プロイセン…お辞めなさい、今、直ぐに。 」
私は出来るだけ、丁寧に、そして慎重にプロイセンに静止を呼びかけた。
「……何で、?」
被害者のドイツ国民をちらりとみて、答えた。
「何で、何でとは何ですか…?そのお方は貴方の、国民じゃないですか!?
何をしているのですかッ!?」
しまった、どうしよう…。
怒ってしまった。最悪の時に。
けれど、プロイセンはいつも国民のことを第一に、
国民を愛する国だった。
彼はどうして…どうしてこうなってしまったのか…。
何故薬に没頭したのか…。
思えば思うほど、悲しく思えてきてしまう。
早く辞めさせなければ…
「………イ…マになに……かるの…?」
プロイセンが、何か呟いた。
「…なんと、仰ったのですか……?」
しかし、余りにも小さかったので、あまり聞き取れなかった。
なので、もう一度聞いてみた。
「オニイサマに何が分かるの…!?」
「…え…?」
思わぬ言葉に驚く私。
私に何が分かるか、か…
プロイセンの事は、家族の中で1番分かっているつもり、だ。
益々、プロイセンから、闇が感じとれた。
話を聞かなくては…
「俺の気持ちなんかちっとも知らないくせに…知ったかぶりするな、!」
「プロイセン…?」
顔にひっそりと涙を浮かべて、プロイセンは言った。
不味い、…薬の効果が切れてしまう…
この状況は不味い…何とかしなくては…
「プロイセン……」
「…プロイセン、?」
「……え、?は、?」
「…へッ?」
しまった、薬の効果が切れた!
どうしよう、!?
どうしよう、どうしよう!
「ぇ”…ぁ…これ、は “ッ、は、ッ”ぉれが…やっ…か”ひゅッ…」
プロイセンはあまりにも衝撃的な場面に至った上、
愛する国民が悲惨なモノになっているのを見、
血濡れの自分を見てしまった。
もう、どうしようも無い事になってしまった。
「……!プロイセン!見ては行けません! 」
泣き崩れそうになるプロイセンを支えながら、プロイセンの目を手で、覆い隠す。
オーストリア帝国はプロイセンを出来るだけ、
楽にさせる方法を実行する。
過呼吸になってしまって…可哀想に……
「大丈夫、大丈夫です、……」
「ぇあ……”かひゅ”ッ、け’ほっ”…ぐす “ッっ、ぇ”ほッ、」
こんな時の対応をロシアに聞いておいてよかった…。
泣き崩れてしまったプロイセンを、慰めながらそんな事が頭に過ぎる。
「眠ってしまっても大丈夫ですよ…」
「ぐすッ,、ひぐ っ、か”、ひゅッ…」
プロイセンを擦りながら、私は片付けを始めた。
なんだろう。
とても、くるしい。
かなしい。
お薬を飲んで、街に行って、
門の前でオニイサマと会って、、
それから……それから、なんだっけ…
なんか、つかれちゃった。
オニイサマも寝ていいって言ってるしもう、
寝ちゃおうかな、
次は、上手くできるかな。
END
タップお疲れ様です!
誤字、脱字等ありましたらすみません。
ぐちゃぐちゃで申し訳ないです……
サカナ様、リクエストありがとうございました!
そして、受験勉強、リクエスト、模試等頑張ってください!
では!