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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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⚠️注意⚠️

・幻覚、薬物表現を含みます。

・殺害表現を含みます。

・下等のcpを含みます。

(墺太利帝国×普魯西王国)

ご理解いただけると、嬉しいです。

サカナ様のリクエストになります。

大丈夫な方はお読見頂けるとると嬉しいです!


プロイセン目線、オーストリア目線があります。

考察などはご自分で!(*^^*)

※本作品中の、ロシア、お兄様などは、

ロシア=ロシア帝国

お兄様=オーストリア帝国(うちの墺と普は兄弟関係です)

のことを指します。

ベラちゃなどとは、違います!








今日も、、今日もまた、ヘンナユメをみル。

毎日みたイな、戦争とかがいっぱいな世界ジャない。



とっても、平和でオニイサマ達が、えがおデ幸せそうナ、ユメ。

でも、





でもたのしくない。

いつもみたいに、テキをジュうでうっタリ、

コロしたり、、



今の方が何倍、何百倍たのシい!

そんなユメはたのしくナイし、とってもくルしい、、

それでも、


それでも、オれにはお薬がァる!

とっても気持ちよくって、たのシイお薬、

でも、前はオニイサマ達に怒られた。

りユウはわかラないケド、オニイサマ達も欲しいのカな…?

けど、お薬を飲むとそんナのわすれラレて、楽になレル !

お薬があレば、とってもたノシくなる!







あぁ、ああ…また、またプロイセンが…

プロイセンは最近、約半年くらいだか…?薬にハマってしまった。

それを飲むと、楽になれるらしいが……分からない。



どうしようどうしよう、どうしようどうしよう……!

プロイセンが…ッ義弟がッまた、また、また失望してしまう…ッ!?

こんなことしてる場合じゃない…!

早くッ、早く!止めなきゃッ!






『キ” ャ”   あ” あ” あ” あ”あ”あ”ッ!』


『あは、あ” は” は” は” は” は” !! 』


「、ッ!?」


ガタッ


狂気的な笑い声と、悲鳴が私の鼓膜をつんざいた。

あまりにも、驚いて、椅子から勢いよく立ち上がった。

この、この声は絶対にプロイセンだ、プロイセンの声だ。

どうしよう…ッ!?

どうしたらいい!?



「はやッ早く止めなきゃ…ッ」


私は止まっていた足を精一杯動かし、外へ向かって走った。

ドアを勢いよく開けて、

普段、走らないせいか足が上がらない。

仕事漬けになっているせいだ…仕事ばっかりではなくて、

運動もしておいたら良かった。

こんな後悔と不安が過ぎる。

プロイセンは大丈夫なのか?、被害者は?

プロイセン《義弟》の事ばかりが頭に過ぎる。


「はぁ” ッはや、ッく 、ッいかッ、は” ッなきゃッ」


屋敷を突っ走って… やっとの事で、門の前に来た。


「……ッッ、!?」


門を開けて、最初に目に付いた光景は、正に地獄そのものだった。

血濡れのプロイセン、もう、体の形も捉えられないほど、血に濡れたドイツ国民。


「……」


「ぷ、プロ、…プロイセン……!? 」

私はプロイセンを刺激しないよう、最新の意識を払って恐る恐る聞く。

まだ、薬の効果があるようだ。

楽しそうな笑顔を描いている。


「……何?」


少しの沈黙が流れたあと、プロイセンが呟いた。

それも、先程のような楽しそうな笑顔、ではなく


冷たく、硬い表情で。

先程の明るい笑顔はどうしたのか、否、暗い笑顔はどこに行ったのか。


それよりも、やめろ、と言わなくては…


「プロイセン…お辞めなさい、今、直ぐに。 」


私は出来るだけ、丁寧に、そして慎重にプロイセンに静止を呼びかけた。


「……何で、?」


被害者のドイツ国民をちらりとみて、答えた。


「何で、何でとは何ですか…?そのお方は貴方の、国民じゃないですか!?

何をしているのですかッ!?」


しまった、どうしよう…。

怒ってしまった。最悪の時に。

けれど、プロイセンはいつも国民のことを第一に、

国民を愛する国だった。

彼はどうして…どうしてこうなってしまったのか…。

何故薬に没頭したのか…。

思えば思うほど、悲しく思えてきてしまう。

早く辞めさせなければ…


「………イ…マになに……かるの…?」


プロイセンが、何か呟いた。


「…なんと、仰ったのですか……?」

しかし、余りにも小さかったので、あまり聞き取れなかった。

なので、もう一度聞いてみた。




「オニイサマに何が分かるの…!?」


「…え…?」


思わぬ言葉に驚く私。

私に何が分かるか、か…

プロイセンの事は、家族の中で1番分かっているつもり、だ。

益々、プロイセンから、闇が感じとれた。

話を聞かなくては…


「俺の気持ちなんかちっとも知らないくせに…知ったかぶりするな、!」


「プロイセン…?」


顔にひっそりと涙を浮かべて、プロイセンは言った。

不味い、…薬の効果が切れてしまう…

この状況は不味い…何とかしなくては…


「プロイセン……」


「…プロイセン、?」


「……え、?は、?」


「…へッ?」


しまった、薬の効果が切れた!

どうしよう、!?

どうしよう、どうしよう!


「ぇ”…ぁ…これ、は “ッ、は、ッ”ぉれが…やっ…か”ひゅッ…」


プロイセンはあまりにも衝撃的な場面に至った上、

愛する国民が悲惨なモノになっているのを見、

血濡れの自分を見てしまった。

もう、どうしようも無い事になってしまった。



「……!プロイセン!見ては行けません! 」

泣き崩れそうになるプロイセンを支えながら、プロイセンの目を手で、覆い隠す。


オーストリア帝国はプロイセンを出来るだけ、

楽にさせる方法を実行する。

過呼吸になってしまって…可哀想に……


「大丈夫、大丈夫です、……」


「ぇあ……”かひゅ”ッ、け’ほっ”…ぐす “ッっ、ぇ”ほッ、」


こんな時の対応をロシアに聞いておいてよかった…。

泣き崩れてしまったプロイセンを、慰めながらそんな事が頭に過ぎる。


「眠ってしまっても大丈夫ですよ…」


「ぐすッ,、ひぐ っ、か”、ひゅッ…」


プロイセンを擦りながら、私は片付けを始めた。






なんだろう。

とても、くるしい。

かなしい。

お薬を飲んで、街に行って、

門の前でオニイサマと会って、、

それから……それから、なんだっけ…

なんか、つかれちゃった。

オニイサマも寝ていいって言ってるしもう、

寝ちゃおうかな、





次は、上手くできるかな。






END




タップお疲れ様です!

誤字、脱字等ありましたらすみません。

ぐちゃぐちゃで申し訳ないです……

サカナ様、リクエストありがとうございました!

そして、受験勉強、リクエスト、模試等頑張ってください!

では!





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