・スマなろ
・死パロ
・2人付き合ってる
これでも良い方のみどうぞ!!
スマイリー → S「」
なろ屋→N「」
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Sサイド
N「ねねスマイリーくん!次あそこ行こ!!」
S「はいはい…w」
今、僕は なろくんとショッピングモールに買い物に来ている。
いつもなら、なろくんは1人でお店に走って行っちゃうんだけど今日は違った。
なんでかって言うと …
N「…こんな彼女でごめんね…」
S「全然いいよ。どんな姿でもなろくんはなろくんだし。」
N「そっ…か/」
実はなろくんは、2週間くらい前に交通事故にあって…
下半身が動かなくなっちゃって車椅子に乗ってるんだ。
これからもう一生動かないらしい。
なろくんから別れようって言われたけど、僕はなろくんが好きなままだから別れなかった。
これからもなろくんと一緒に生きて行きたいから。
N「ねースマイリーくん早くー!!」
S「ちょっと待ってて!w」
N「はー楽しかった!スマイリーくんありがとね!!」
S「楽しかったなら良かったよ。僕も楽しかった」
N「えへへ…帰ろ!」
車になろくんを乗せる。
なろくん眠そう…w
S「なろくん?寝てていいよw」
N「なんで僕が眠いって分かったの!? 」
S「分かりやすかったよ?w おやすみ」
N「じゃあ…おやすみ!」
しばらく車を走らせてると横からなろくんの寝息が聞こえてくる。
さて、僕も安全運転…!
ザザッ…
?「…ろく…!目…まし…!!…ろ…ん!!!」
?「ス…イ………ん……め……ね…?」
?「や………!な…く…!!!!」
S「っ!!」
違う。辞めて。絶対違う。
…分かってる。分かってるよ。
家に着いた。
荷物を持って部屋に入る。
家にある車椅子。
分かってる。分かってるから…
足の力が入らなくなって座り込んでしまう。
嘘だって思いたかった…
S「…なろくん…」
S「やだ!!なんで…嘘だ…嘘だよぉ…」
涙が溢れ出してくる。
なろく んは…下半身が動かなくなったんじゃない。
死んじゃったんだ。
もう僕の恋人はこの世に居ない。
一緒に買い物に行った帰りに、信号無視した子を庇って道路に飛び出して行ったなろくん。
トラックが走ってきて、なろくんの体が宙から…
だから、今まで居たなろくんは妄想。
僕が見てた幻覚。聞いてた声は幻聴。
きっとショッピングモールの人達に、僕は誰も乗ってない車椅子を押しながら1人で喋ってる変な人になっていたんだろう。
なろくんが死んじゃったことを受け止めたくない。信じたくない。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
S「あ…そうだ」
棚からロープを取ってきて天井に吊るす。
怖かったけど。
なろくんに会いたい。その一心で…
S「…今行くからね」
ガタン…ギシッ…
S「…!なろくんっ!!」
N「え、スマイリーくん…!?」
思いっきり抱きしめる。
やっと。やっと逢えたね。
S「だいすき…!」
N「…僕もだよ…!」
2人はずっと、永遠に ━━━