もとぱ
1話
大森side
大森「あぁ〜、疲れた。」
そう、独り言を呟き、俺は、
家に帰るためにタクシーに乗る。
大森「〇〇マンションの前まで、お願いします。」
タクシー運転手「わかりました。」
運転手にそう伝え、ふとスマホを開く。
大森「若井、、」
一通のLINE。
愛する恋人、若井からだった。
大森「今日もお疲れ様〜、か、」
大森「お疲れ。っと、」
最近、個人での仕事を沢山貰い、
ミセスとしての仕事が減っていたので、
若井とも、涼ちゃんとも会えてない。
だから、メッセージでのやりとりが多い。
タクシーがマンションの前に止まる。
大森「ありがとうございました。」
大森「明日は予定ないから、曲作りかなぁ〜」
明日の予定を立てていたその時、
???「元貴、?!」
大森「え、若井?!なんで?」
若井「散歩してた、コンビニ寄って帰ろうと、、」
大森「夜遅いんだから、危ないよ」
大森「よかったら、うち寄る?」
若井「いやいや?!元貴んち行くつもりできてないから準備とかしてないし、」
若井「悪いよ!」
大森「会えなくて寂しいとか思ってるんだろ?笑」
若井「いやいや、違うしー笑」
照れ隠しだろうか。
大森「じゃ、辞めとこうか」
若井「いや、まぁ久々だし、いいけどさ〜?」
大森「やっぱ来たかったんじゃん笑」
若井「仕方がなくですけどー?//」
若井side
最近、元貴が忙しいみたい。
俺も個人の活動があり、忙しくさせてもらってる。
若井「けど会えないのはなぁー、」
寂しいとか言ったら、元貴に負担がかかるのは、分かってる。
元貴は忙しいから。
今日も、元貴に、お疲れ様〜、とメッセージを送る。
その次の瞬間だった。
若井「あれ、なんで俺泣いてんだ、?あれ、」
一粒の涙が流れてた。
でも、初めてのことじゃなかった。
涼ちゃんに、相談するほど、しょっちゅう泣いてたから。
若井「やっぱ俺、元貴に会いたい、泣」
元貴は忙しい、元貴は忙しいから。
自分にそう言い聞かせても、もう耐えられなかった。
若井「もう、元貴の家行っちゃおう。」
忙しいとかどうでもいい。今はとにかく元貴に会いたい。
俺は、赤くなった目のまま、すぐに元貴の家に向かって歩いた。
next ♡5
次は🔞かもです。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!