【 五条side 】
12月上旬
任務を終えた俺は廊下でスマホをいじっていた。
五条「…………さみぃ。」
夜蛾センさっさと書類見ろよ。(←報告書の判子待ち)
時透「五条ぉ〜!!」
五条「お?」
“ガシッ”
五条「……お?」
珍しく、。というかえ、え????
なん、え、なんで腕組んでんの??
付き合った?え、結婚??←←
時透「早くはやくっ!みんな待ってるから!」
そう言って走り出す時透。
あぁ、ご挨拶に伺う感じの、ね。(確信)
五条「…………幸せにする。」
時透「??????……おう!」
廊下を全力疾走して、急ストップ。
時透「いい?開けるよ!?」
五条「おおいちょっと待て。何言うか決めてねぇから。」
時透「泣いて喜べば充分よ。言葉はいらないから。……開けていい?」
五条「本当に待て。心の準備が整ってないから。」
時透「???歯ァ食いしばったら?」
五条「何?俺はっ倒される感じなの?」
五条「お義父さん?それともお義兄さん?どっち??」
時透「???お前兄貴いたの?」
五条「お前の兄貴のことだよ。」
時透「???安心しろ!暁はいない!」
五条「……そうか。でもホント1回待て。落ち着かない。」
時透「そりゃあそうでしょうね。せっかくだしサングラス外したら?」
五条「そうしとく。」
時透「……よしっ!」
五条「あ!お前待て___」
“ガラッ”
時透「一名様ご案なぁ〜い!!」
夏油・硝子「「ウェーイ」」
五条「…………甘ェ…」
夏油「砂糖たっぷり入れたからね」
時透「泡立て器見つからなかったからみんなで頑張ったんだ〜!」
硝子「絶対明日筋肉痛……」
五条「なんつーとこで労力さいてんだ。」
硝子「にしても、見事に引っかかったな。」
夏油「うん。宵陽動作戦は大成功だね。」
時透「幼童??」
硝子「うん。」
時透「???」
五条「……ちなみに誰が主犯?」
時透「提案!」
硝子「意見。」
夏油「計画。」
五条「戦犯じゃねぇか!!」
五条「あぁクソ…制服ベタベタ…」
時透「ケーキ食べよ!」
五条「この状態で???」
夜蛾「悟!報告書…………ぉ?」
夏油「あ。先生。」
時透「えー。4等分しちゃったよー。」
五条「明らかにコレデカくね?俺の?」
時透「私の。」
五条「主役に譲れ。」
夜蛾「………なんだこの教室は。」
時透「パイ投げしたんですよ!頑張りました!!」
夜蛾「そうか、よく頑張ったな。じゃあ4人で仲良く綺麗にしろよ。」
時透・硝子「「えぇ〜?!」」
五条「え、俺も?」
夜蛾「お前はシャワーが先。」
時透「やです!せっかくの誕生日なのに!」
五条「俺のな。」
硝子「頑張ったのに…」
五条「パイ投げをな。」
夜蛾「片付けまでしろ。」
時透・硝子「「えぇ〜?!」」
夜蛾「……ピカピカにしたら焼肉にでも連れてってやる。」
時透「頑張るぞ〜!!」
硝子「おー(棒)」
夏油「変わり身早。」
時透「ふぅ……食べた食べた。」
五条「気持ち悪……」
硝子「食い過ぎだろ。」
五条「……あ。」
時透「ん?」
五条「お前、今日から俺のほうが年上なんだからなんか言うこと聞け。」
時透「やだ。」
五条「先輩は偉いんだろ?なんせ早く産まれたんだし。」
時透「じゃあ最期も早いのか。ドンマイ。」
五条「やな返し方するなお前。」
時透「……誕生日おめでとう。
……これだけじゃダメ?」
五条「……許してやる。……先輩だからな。」
硝子「どうしよう、なんかイラッとした。」
夏油「うん。リンゴ潰したい気分。」
時透「どんな??」
五条くん誕生日おめでとう!!
パイ投げは楽しかったったですか?
時透ちゃんで油断したんだろうね。
これからも元気に五時カップルでいてください!
コメント
7件
こちらのアカウントにて続編を連載します。
遅れたぁ、、、けどっ! 最期も早いとか時透ちゃん天才w← 五時カップルよ、元気に喧嘩しててください。私はそれを眺めます←←
好きすぎる。 五条、誕生日おめでとっ🎉 これからも時透ちゃんと喧嘩しててね。←← ちなみにケーキに付いてるプレート大好きな人です。←