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監視された愛の罠

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監視された愛の罠

4 - 気づいてなかったんだね?

♥

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2025年08月17日

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「んー!ないくんの家久しぶりかも」


『そうだね、今日は何したい?』


「…これ、まだあったんだ」


『あー、それ?だってりうらがくれたでしょ?くまのぬいぐるみ』


「ふふ、やっぱり気づいてなかったんだね」


背後から低く響く声に、ないくんが振り返る。


『ん、?』


「りうらね、隠してたことがあるの」



りうらは笑みを浮かべながら、手にしたスマホの画面を見せる。

そこには、俺とまろの何気ない日常の映像が映っている。


「これ、あの時あげたぬいぐるみの中に入ってたカメラの映像だよ」


『な、なんでそんなことを…』


俺は声は震え、背筋が凍る。

その瞬間 静かながらも強い眼差しで俺を見つめる。


「ねぇ、俺のこと、ちょっとは意識してくれた?」

りうらの声は甘く、けれどどこか冷たい。


「ずっと壊したかったんだよね、ないくんたちの“恋人ごっこ”を」


『….ごっこ、?』


俺の胸は激しく揺れ、言葉にならない恐怖と戸惑いが渦巻く。

りうらの冷酷な笑みと、攻めの切なげな独占欲。

二つの視線が絡み合い、逃げ場を奪う。


「なんで別れないのかな?」


「ないくんの話すぐバラすし、殴ってくるんでしょ?」


『ちがう、それはりうらが…』


「酷いなー、全部….ないくんの為にやったのに」


『俺の、ため…?』


りうらの手がそっと俺の頬に触れ、その指先が震えているのをりうらは見逃さなかった。

けれど同時に、その手の温もりが逃げ場のない檻の中で甘い鎖となって絡みつく。


「はぁ、可愛いよ。ないくん」


「俺がこれから沢山、愛してあげるからね」


俺は震えながらも、その恐怖に抗えなかった。



NEXT500♡🙇‍♀️

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