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完結おめでとうございます ユウちゃんに幸せに過ごして欲しいです 主様の作品大好きです これからも応援してます
ユウ「誰…?!」
ライナ「まぁ知らなくて当然ですわ。とりあえずあなたを元の家につれていきます。」
ユウ「元の家…?お母さんは捕まったんじゃ…」
ライナ「…それはまた説明いたしますわ。少々眠っていてください。」
パチンッ
ユウ「え…バタン」
ライナ「よし、連れて行って。」
ヒリス「あなたなんですか?ユウを誘拐したのは。」
レイン「え?!違います!」
ヒリス「…失礼だとは思いますが、あなたのことを調べさせていただきました。ユウは家にいますよね?」
レイン「いますけど、事情がっ!!」
ヒリス「すみませんが、拘束させていただきます。そこのお二方も。」
ローレン「?!」
オリバー「なんでっ!」
ヒリス「知らないのですか?貴族ってのは基本、参加される方のリストを覚えるんですよ。」
レイン「ちょっとまってください!話をっ!」
???「うるさいですよ!!口を慎みなさい!」
オリバー「あなたは…?」
アメリア「私は、アメリア・レンスイです。ユウを返してください!」
レイン「誤解なんですって!」
ローレン「俺は都市警備部隊の人間です。証明もできます。ですから、一回話を聞いて下さい!」
ライナ「その必要はありませんわ。」
ローレン・レイン・オリバー「「「ユウ!!」」」
ユウ「スウ…スウ…」
ライナ「眠っているだけですわ。まぁ起こしてみましょう」
ユウ「ん…レイン?なんで縛られてるの?!」
ユウ「それにローレンさんと、オリバーさんも…!」
ライナ「あなたは小さい頃誘拐されたのよ。」
ユウ「……3人を離してください。」
ライナ「え…?」
ユウ「離してください!!!」
ピカッ
ドンッ
ローレン「は?!」
オリバー「雷…?!」
ユウ「もし私が誘拐されていたのだとしても、犯人はこの3人ではありません!!この方たちは助けてくれました!!」
アメリア「…それは本当ですか?」
ユウ「はい。」
アメリア「…わかりました。ヒリスさん、拘束を解いてあげて。」
ヒリス「でも…!」
アメリア「なにかあったら私が責任をとります。ですから」
ヒリス「…わかりました。」
レイン「たすかったぁ…!」
オリバー「ていうか、雷が…」
アメリア「それについては私からお伝えします。」
レニア家は大地の土を操り
レンスイ家は水
エンブラウン家は炎
そしてホワイト家は天。つまり天気を自由に操ることができます
この魔法は引き継がれているものであり、他家にはありません。なので、命を狙われることもよくあります。
ユウの誘拐があったのも、それが原因です。
アメリア「その反応を見ると、初めて能力を使ったようですね?」
ユウ「は、はい…」
アメリア「あなたはさっき、3人を守ろうとして感情的になった結果発動しましたが、普通は自由自在に操ることができるものですので、練習すれば使えるようになりますよ。」
ローレン「…ユウ」
ユウ「はい?」
ローレン「お前は元の家に帰ったほうがいいんじゃないか?」
ユウ「え…」
レイン「もちろん一緒に過ごすのが嫌なわけじゃないよ?!」
オリバー「ただ、本当の家族と過ごしたいんじゃないかって思ってね…」
ユウ「…私は、みなさんと離れたくないです。けど、本当の親にも会ってみたいです。」
ローレン「なら、たまに遊べるならいいんだな?」
ユウ「え?」
ローレン「またすぐに会えるだろ。別に一生の別れじゃないんだし。」
レイン「そうだよ!また会えるなら、親のところで過ごしな!」
ユウ「いいの…?」
レイン「もちろん!今まで過ごせなかった分、幸せになりな!」
ユウ「うん…!(泣)」
ヒリス「…みなさま、先程は失礼いたしました。」
ヒリス「これからのパーティーは、みなさんも楽しんでいってください。」
ライナ「ご飯とっても美味しいのよ!」
アメリア「ちょっとライナ、はしたないですよ。」
レオス『みなさーん!ホワイト家の方が来られてますよ!』
オリバー「え、ほんと?」
レオス『はい!感動の再会ですねー』
ローレン『それどこ?』
レオス『会場の入口です。』
ローレン「ユウ!いくぞ!」
ユウ「え、どこにっ?!」
ローレン「親のところに!!」
完
レオスさんの登場が少なくなってしまいました、すみません。
これにて完結です。みてくれた方ありがとうございました。