コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
蝉の声が響き渡り、壊れたエアコンが生暖かい風を吹かしている中、私はある動画を見つけた
『【FNF解説】帰ってきた親友、Tordの悲しい過去に迫る!』
「ん?…なんだろこれ、見たことあるような気がする…見てみよ!」
私はその動画がきっかけで、今までで1番楽しく、儚い時を過ごしたのでした
『まず最初に、Tordとは、海外産アニメ、Eddsworldに登場するキャラクターです』
「ほぇー、海外アニメかぁ..結構グロいのかなー」
当時の私は、海外のアニメと言えば、ハッピーツリーフレンズとか、そういうグロテスクなアニメしか見てこなかったから、Eddsworldもその類かと思っていた
「作者の人、亡くなっているのかぁ…悲しい…、それに、結構作者亡くなったあとも壮絶だな〜、」
最初は少ししか興味も無かったけど、段々その他の動画の解説を聞いていくうちに、Eddsworldの事が気になって行った
「あははは!..っはは!..はは!!」
アニメを見た瞬間、少しの事でも泣いたり笑ったりする自分は、ずーっと笑っていたのを覚えている
でも、心の中では期待していたのかもしれない
“これなら腐女子を辞められる”って
「はぁ…そろそろBL見るの辞めないと、親にバレたくないし、日常生活に異常来たしそうだし…」
その時の私は、腐女子な自分が嫌いでした
BLを見たら勝手に興奮して、息を荒げながら顔をにやけさせる自分も
BLの知識などを覚えていく自分も
男同士のキスに興奮する自分も
全て嫌いでした
でも、そんな時にEddsworldに出会いました
“作者が死んでいると言う状況ならそのアニメにハマっても不謹慎と思いBLを見れず腐女子では無くなる”
そんな安直な考えでEddsworldを見ました
でも、私の中に居る腐女子は、そんな事を気にしながらも、BLを見進めて行きました
「Tomって、身長低いし、受けだよな〜!」
本当に、今でも複雑な気持ちだけど、良かったなぁ..と思いました
そして、TERRORと出会ったのは、8月の7日の事でした
その時の私は、「くすぐりネタのTom受けが欲しい!」と、ずーっと思っていました
そんな時、Googleであるタイトルを見つけたのです
『Tomがくすぐり犯される話』
この作品が、私とTERRORの初めての出会いなのでした
そして、関連の小説から私は様々な小説を見て行きました
歳が近い人や、自分よりも年下の人を見つけて、何故か、 その時はまるでふかふかの布団の中に入ったような暖かさに包まれました
皆優しそうで、楽しそうで、それで、でも1番「TERRORをやろう!」と思ったのは、
「自分の妄想が書ける」と言う事でした
今まで妄想をしてもすぐに忘れて、結局二度と妄想ができなくなっていたのが、小説に書き残すことで、ずーっと見られる。そして、誰かと関われる理由になるかも、と言う希望を持ってTERRORを始めました
TERRORを初めてからは、テンプレのような投稿を続けてきました
自己紹介投稿をした後に、受けに媚薬を飲ませて、えっちさせる
当時は常識のようなテンプレでした
でも、本当に書いてて楽しかったです
初めて書いた連載は、学校で怒られた時に、自分を笑わせるために家に帰って即刻書いたものでした
書いている時はとても幸せでした
3秒でもあればすぐに次の文(セリフ)が思い浮かんで、1時間もあれば連載が終わる
サクサク書けて、私にとってはイラストを描くよりも簡単なことでした
作品を投稿してから数週間経った時、私は小さい頃のトラウマを克服して、イラストを他人に見せる事が出来るようになりました
イラストを他人に見せて得られたのは、いちごとミルクでした
承認欲求と暖かさが混ざったものが、いちごミルクでした
それから、時が過ぎていきました
ある日から土日しかスマホが使えなくなって、
ある日はkidTomに目覚めて量産しまくって、
ある日はデスゲーム参加型の連載を一日で終わらせて、
出会いや別れを沢山経験してきました
えまさん、ふとうさん、Amaneさん、ゆくあさん、その他にも沢山います
色んな人達と別れて、色んな人達と出会いました
でも、私はいつか、心の中に悩みが出来ました
『本当にそのままでいいの?』
『エズワの作者に申し訳ないんじゃない?』
『もう私には小説書くのは無理だよ』
それらの悩みを解決するために、エズワのキャラをAUという設定にしたり、作品を学んでみたりしたけど、駄目でした
そしてその時に私の決め手になったのが、
大切な人を失ったまま埋まらなかった寂しさという穴でした
特に大きかったのが、私の姉であるえまさんという方です
沢山コメント欄で雑談したり、話したりして、とてもあの人と居た時間が、楽しかったです
ゆくあさんの紹介で見かけて、話しかけて、友達になって、
あの人と居た時間がとても、幸せでした
寂しさという穴を埋められなかった私は、その穴から吹き込んだ風に凍えて、限界になっていました
だから、私はその穴を少しでも塞げるように、もっと人数の多いプロセカの界隈に逃げたんです
身勝手な事をしても、皆は理解してくれました、本当に優しい人でした
少しだけ、今はエズワ界隈に戻ってみようと、思いました
皆が許してれるならの話ですがね…
投稿では冷たい事を言って、ごめんなさい
でも、戻りたいけど、戻ってもどうせまた同じ結果になりそうで怖いんです
また、塞がらなかった穴から入った風で凍えてしまいそうで、怖いんです
ごめんなさい
じゃあ、また次の投稿で!