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コメント失礼します! 会長のセリフと最後のシーンの表現がめちゃくちゃ大好きです!! 投稿ありがとうございます😭
うわっ…第2話、めっちゃ重かったですね…🥀 音鳴さんの過去、こんなにも深い傷を抱えてたんだなって思うと胸がぎゅっとなる。車の事故のフラッシュバック、そしてあの事件の記憶——刃弐さんとのやり取りが切なくて、特に「今ならごめんって言える気ぃするねん」ってところで涙出そうになりました。 JDくんが復讐の言葉を飲み込んだのも、音鳴さんが「ええねん」って言ったのも、みんなそれぞれの優しさだなって思います。この静かな痛みを丁寧に描いてくれるキセツさん、本当にすごい。次も静かに読みにきます🌙
stgr/868 【眠る騎士】
ロスヨントス警察時代の嫌な思い出がある会長と、心の支えになっている刃弐のお話。カップリングで書いているつもりはありません。
直接的な表現は避けていますが、モブ姦を示唆する箇所があります。苦手な方は閲覧をお控えください。
ーーーワンクッション
⚠️捏造
⚠️モブ姦表現
⚠️エセ関西弁
⚠️口調・呼び方違いあるかも
⚠️誤字脱字
⚠️解釈不一致かも
⚠️📡キャラエン前
ーーー
ーーーside 🆔
🎶「なんでやぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
🆔「何してるんですか〜」
道路に転がる黒焦げのヘリと、プスプスと全身を焦がした音鳴さん。今日もしっかりデイリーダウンを獲得したところだ。
🆔「個人医呼んでください」
🎶「呼んだ!!もぉぉぉ!!」
カジノで溶かしたとか、キャバクラに行った(秘密やでって言われた)とか言ってたのを思い出す。金欠なのだろう。怪我したことへのショックより、請求書が切られることへのショックが大きそう。
🎶「また請求書切られるやん…」
🆔「カジノとキャバクラでいくら使ったんですか?」
🎶「わからん…記憶ない」
🆔「嫌なことは記憶から消すタイプですか」
ノア「大丈夫ですかー!」
🎶「主治医ぃぃぃ!」
🆔「おはようございます主治医」
ノア「音鳴さんでしたか〜2人ともおはようございます」
🎶「ヘリが悪いんすよ!なんか木に引っかかってガガガって…」
ノア「ヘリ難しいですもんね〜」
個人医のノアチェンバーさん、またの名を主治医に起こしてもらった音鳴さんは、松葉杖をつきながら今もなお愚痴をこぼしている。操縦性が悪いだの、木が悪いだの、僕が呪われてるせいだの…。
最後のひとつは訂正しておいた。
ノア「あ、通知が…」
🆔「もしかして、個人医少ないですか?」
ノア「そうなんですよ。そすさんと2人なんです」
🆔「大変ですね…」
ノア「送ってあげたいんですけど、もう患者が溢れてて…」
Stray cat𓃠
44
ほいっぷ🍰☕️
13,998
#青井ラディ
きんもくせい@投稿速度🐢
2,785
🎶「車盗るんで大丈夫っすよ、JDが」
🆔「あ、はい。盗ります」
びっ!と人差し指を横から向けられた。まぁ松葉杖の人に車盗らせるつもりなんてないですけど。
🎶「あざした〜!」
🆔「ありがとうございました〜」
ノア「お大事に!」
主治医のヘリが飛び立ち、新たな患者のもとへ向かっていく。さて、僕らも帰らないと。
🎶「ん〜、車通りイマイチやな〜」
🆔「そうですね…もうちょっと向こうに…」
少し奥に行けばあるかな、ということで歩みを進めようとすると、背後から猛スピードで走っている車の走行音がした。
🆔「…!?」
右に、左に、フラフラとした運転の車が、ものすごいスピードでこちらの方に走ってくるのと同時に、水を飲んでいる音鳴さんが目に入った。随分とまぁ危機感に欠けるボスだ。
🆔「音鳴さん!後ろから車来てるんで、もっと歩道の内側に寄ってくださ…」
音鳴さんがふと、こちらを見た。
その時、走行が不安定だった車は、ターゲットを定めたかのような動きに変わる。
歩道にいる音鳴さんの方へ、車が進んでくる。
どんどん、彼のいる方へと向かっている。
🆔「ッ音鳴さん!後ろ!!」
🎶「んぇ、?」
ぱっと後ろを振り返る音鳴さんだが、体が硬直しているのか、現状を把握できないのか、移動する気配がない。
常備しているハンドガンを手に取り、運転手の頭に焦点を定める。が、緊張か、不安か、動揺か、いつもより手元がブレてしまう。こちらがどんな状況であろうと、車は止まってくれない。撃つしかないのだ。音鳴さんと車の射線が被る前に、
🎶「ッ、!?」
弾丸一発。空中に散る鮮明な紅。勢いの殺された車が道を逸れて木と衝突した。
🆔「音鳴さん!」
🎶「…」
🆔「…音鳴さん?」
松葉杖をついて、そのまま固まり下を向く音鳴さん。怪我が痛むのか…?
🎶「………た、」
🆔「はい?」
🎶「…びっくり、した、」
ぽつりと呟いた音鳴さんの声は、ほんの少し震えていた。マスクに覆われた顔を見ることはできないが、おそらく泣いている。
🆔「あ、ぇと、…弾丸ギリギリで撃っちゃいましたね。すみませ…」
🎶「ちゃう、」
🆔「え?」
🎶「……」
🆔「あ、あの、音鳴さん…?」
黙ってしまった。何かに耐えているような、苦しさの見える音鳴さんの姿に、居ても立っても居られなくなる。
🆔「とりあえず、豪邸帰りますか?」
🎶コクッ
頷いてくれた。
そうと決まれば、心無きから早急に車を借りなければ。
ーーー
🆔「シートベルトしてくださいね」
🎶「……」
かちゃ、とシートベルトを付けた音鳴さんは、そのまま窓の方を見てぼんやりと外を眺めている。何かを見ているのか、何も見ていないのか。
きっと、お話しする気分ではないのだろう。何か言葉を発するわけでもなく、静かな時間を過ごしながら、豪邸への帰路についた。
ーーー
豪邸に着くなり寝室へこもってしまった音鳴さんを見送り、ソワソワして落ち着かない心のままリビングへ行くと、チルタイムを堪能しているレダーさんがいた。
📡「あ、JDおかえり」
🆔「戻りました。…あの、聞きたいことがあるんですけど」
📡「聞きたいこと?」
🆔「はい。音鳴さんについて聞きたくて」
📡「…なるほど?」
ーーー
📡「……で、音鳴は部屋に篭ったと」
🆔「はい…」
ついさっきの出来事をレダーさんに話し、音鳴さんの身に起きた違和感の正体を尋ねてみた。
📡「うーん、まぁその…この段階でアイツはなんともない、なんて言えないけど、詳細は俺の口からは言えないな〜」
🆔「そうですよね…」
📡「ただJDはさ、今回のを目の当たりにしてるから、話したっていいとは思うんだけど」
🆔「でも、音鳴さんが嫌がる可能性が少しでもあるなら、」
🎶「…れだ、」
リビングの入り口から、弱々しい声がした。レダーさんとほぼ同時に声の方へ視線をやると、音鳴さんは少し肩を揺らして壁に半ば隠れながら目を伏せた。
いつもの派手なマスクはない。久しぶりに素顔を見た。
📡「音鳴、体調は?」
🎶「へーき、」
📡「まだ休んでていいよ」
🎶「いう」
📡「……無理してない?」
🎶「してない、いう」
📡「…じゃあ、俺の横でね」
🎶「ん、」
口数が、少ない。
おどおどとしてて、肩をすくめて小さくなってて、手が、目に見えて分かるほど震えている。
🆔「…おとn」
🎶「おれな、」
無理に話さなくてもいいという声を危惧したのかもしれない。音鳴さんは呼びかけに被せるように話し始めた。
ーーー
🎶「…ロスヨントスでは、警官やってん」
🎶「牢王と同期で、夕コとレダーが上司で、部下に、刃弐と芹沢がおってな」
🎶「ココより、廃れた街やったんよ…ギャングが政権を握ってるような、そんな街で」
🎶「警官はもう、犯罪の抑制力にならんくて」
🎶「家族とか友達に、もちろん自分にも危険が及ぶのを嫌がって賄賂渡す奴もおった」
🎶「クソみたいな街やけど、夕コはな、街の情勢を変える一端になろうとしてん」
🎶「それについて行ったのが、俺らと一部の署員で」
🎶「正直キツかったし、諦めたやつもたくさんおった」
🎶「最終的に残ったのは俺らだけで、俺らなりに対抗してたんやけど、…その、」
📡「…音鳴、」
🎶「へーきやから、……その中でな、街を諦めたヤツから、反感かって」
🎶「嫌がらせがな、あったんよ」
🎶「俺だけやない。みんなあった」
🎶「情けないけど、俺、怖くなってもうて」
🎶「敵しかおらん署にいてもロクなことにならんから、頻繁にパトロールしに行ってん」
🎶「…タバコ吸おうと思って、パトカー降りた時、…車がな、?ほら、今日みたいに、」
🎶「あれ、みたいに、突っ込んできてん」
🎶「あの街の医療はココほど優れとらんし、死んだら死ぬ街やから」
🎶「…死んだと、思ったんよ」
🎶「パトカーに挟まれて千切れるかと思った」
🎶「……結局、死にはせんかった」
🎶「気絶して、目が覚めた時には、俺を轢いた署員を刃弐が殺してた」
🎶「返り血を浴びながら、滅多刺しにして」
🎶「止めなきゃって、思った」
🎶「アイツを、汚しちゃあかんって」
🎶「手ぇ伸ばしたんよ、そしたら…」
🎶「そしたら、白い液体がドロって、…」
🎶「…動くたび、尻から何かが溢れて、」
🎶「……破かれた服が、目の前にあって」
🎶「その時に、何されたか、ようやくわかってん」
🎶「おれ、犯されたんやって、」
🎶「ドロドロしたのが全身にまとわりついて」
🎶「腕も足も首も、痛くて」
🎶「気持ち悪かったなぁ、あれ」
🎶「息してないどころか、顔の原形すらない署員見て、刃弐、って名前呼んで」
🎶「…アイツ、なんて言うたと思う?」
🎶「”ごめん”って、」
🎶「守れんかった、次は守るって、泣きながら言われて」
🎶「後輩やから、そういう事件の遭遇も少なかったんやろ」
🎶「衝撃やったと思う」
🎶「…だから、怖がらせたから、謝るのは俺の方やったのに」
🎶「なんも、言えんかった」
🎶「こっち来ても、まだ謝れとらんのに、アイツ、起きんくなって」
🎶「起きろよ、って、…ははッ、」
🎶「俺、頑張って話しとるのに」
🎶「今なら、ごめんって言える気ぃするねん…なぁ、刃弐?」
🎶「”守る”言うてくれたの、嘘なんかな、」
🎶「…あかんね、責めちゃ、あかんよ…」
🎶「まぁ、…な?こんな感じで、いろいろあって…」
🎶「………もう、大丈夫やから」
🎶「もう、なんともない」
📡「…音な」
🆔「音鳴さん」
🎶「ん?」
🆔「嫌がらせをしたのは、刃弐さんが殺した奴らだけですか?」
🎶「いや、他にもおる」
🆔「どんなヤツですか」
🎶「どんなヤツって、署員ほぼ全員やしな」
🆔「…」
🎶「……復讐とか、考えんといてな」
🆔「…」
🎶「…ええねん、もう」
🎶「な?レダー」
📡「…本人がこう言ってるからさ、JD」
🆔「……そう、ですか」
🎶「よし、この話はおしまい!解散解散」
📡「今日はゆっくりしなね」
🎶「わかっとるよ」
力なくソファから立ち上がった音鳴さんは、ふらふらとした足取りで2階に上がって行った
ーーー side🎶
何もする気になれなくて、ベッドに身を沈める。いつもより慌ただしい呼吸音と脳内に流れる懐かしい雑言の数々。この不快感から逃げたくて、どうにかして眠りにつきたい。
『それから手を離して』
また、懐かしい声が脳内で響く。
『もうやらないって、約束したでしょ』
そういえばしたな。覚えてたんか。
『ほら、早く。手を離して』
寝たいねん、俺。今回だけやから。
『ダメ。それから抜け出すの大変だったの忘れた?』
覚えとるよ。代わりに飴ちゃんくれたんやっけ。
『深呼吸してみな。リラックスできるかもよ?』
飴ちゃんはくれないんや。
『うん、あげられない。ごめんね。でも助けに来たから』
助けに?
『そうだよ。寝れない音鳴を寝かしつけるために』
じゃあ、コレはいらんか。
『そうだよ。そんなものいらない』
なんか、瞼重いわ。
『本当?じゃあもうすぐだね』
…また、いなくなるんや。
『いなくならないよ。ずっといるじゃない』
いないやろ。アレじゃ、いるって言えんよ。
『いる。…どうにも出来なくなったら、俺のとこにおいで』
ええの?
『いいよ。今みたいにお話できないけど』
…わかった。
『じゃあ寝よっか。起きたらみんなが待ってるよ』
そうか…
『そうだよ。だから、ぐっすり寝て元気になろう』
…せやな。楽しいこと、したいし。
『…おやすみ。音鳴』
おやすみ、刃弐。
終わり