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シャワーも浴びて、軽くストレッチをして、あとは寝るだけの状態だ。
明日の入り時間に合わせてスマホの目覚ましをセットする。
「太智、 俺は太智を抱きたいと思ってる」
ふと、この間 勇斗に言われた言葉が頭の中でこだまする。
抱く??
男同士で…?
先ほど、枕元に置いたスマホを再び手に取った。
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今日、太智から家で待っていると連絡が来た。
思わず顔がニヤけてしまうのを頬の内側を噛んでたえる。
ドラマ撮影も巻きで終わらせた。
タクシーから足早に降り、太智の待つ自身の住処に向かう。
エレベーターを待つ時間ももどかしい。
付き合ってすぐに渡した合鍵をやっと使ってくれたことが嬉しくてたまらない。
本音を言うと一緒に住んで欲しいなんて思ってるけど、さすがに重すぎか…
潔癖症気味で自分のテリトリーがしっかりある太智と一緒に暮らすのはまだ難しいだろうな。
なんて考えているうちに扉の前に到着し、カードキーをかざし室内に入る。
「だいちー?だいちゃーん?」
電気が付いてるたけで、太智がいる証で嬉しくなる。
しかし、姿が見えない。
トイレか…?と思い先に上着を片付けるために寝室のクローゼットへ向かう。
そこには、俺のベッドの上で気持ち良さそうに寝ている太智がいた。
体勢的に横になっていたら寝てしまったのだろう。
このまま寝顔を見ていたい気持ち半分、
早く目を覚まして俺にかまって欲しい気持ち半分で、
もちもちの頬をツンツンと指でつつく。
「だいてぃーん?俺、帰ってきたよ。」
「んっ〰」と一度むずがる声をあげてから薄く目が開く。
「おれ…ねてた」
「うん。寝てたね。」
「はやと、ごはんたべた?」
「うん。撮影でお弁当出た」
「だいちゃんも食べた?」
「たべた」
まだ完全に覚醒しきってないのか、口調がいつもより幼い。
キスをしようと顔を近付けると、
太智の方から、ちゅっと唇にしてきてくれた。
そのままもっと深く味わおうとすると、胸を軽く押され
「勇斗、シャワー浴びてきて?」
と言われた。
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自己最速の爆速でシャワーを終わらせ、
ドライヤーをかける時間も惜しくて、
タオルを首に引っ掛けて寝室へ向かう。
太智は、ベッドの上で こちらに背を向けて座っていた。
「太智シャワーは?」
と俺が声をかけると太智は大袈裟にビクッとして家ですませてきたと言う。
「勇斗、この間の話なんだけど…これ」
太智の手の中に箱があった。
見覚えある箱の中には、
ローションとコンドームがそこにはあった。
俺は、勢いよくベッドの下を覗き込む。
出番があるまでは、とネット注文してベッドの下に隠してた箱がそこにはまだあった。
今太智が手に持っているのと同じ箱が…
「太智それ…」
「準備もしてきたから…」
と脳内処理が追いつかない俺に対してさらに爆弾を落とす太智。
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全然進まない、次こそは!