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「大人になんかなりたくないよね」
そう言いながら友達と帰っている帰り道、
確かに自分もそう思う。
「けど時間は止まってくれないし進んでいくもの、だからしょうがないよ」
と友達に言った。
でも中々納得できずにいる友達を横目に帰り道の夕陽を眺めた。
「青春してた学生時代って自分の記憶に良く残るらしいよ」
私は言った。
「マジ?何かウチら高校生の間でしたっけ?セイシュンっぽいこと」
うーんと私は考えた、
「したと言えばしたけどしてないと言えばしてないねぇ」
「確かにね、覚えてることもあるけどねぇ…JKって感じのことはしてないね
だったらさ、残りの学生期間で堪能しない?」
「良いけど何やるの?」
「んー……JKケーキ作るとか?」
「それ流行り終わったくない?」
いつもと変わらないくだらない会話をしながら帰る。私はこんな時間でもなんだかんだで記憶にも残るし青春なんだよなと思いながらいた
「あーマジで進路のこと考えたくない」
「分かるわ、分かんないよね考えろなんて言われても。」
色んな悩みがあることも今は少しだけしんどいと感じつつ、行事などの学生からしたら娯楽と言って良い物も段々と最後になって行くのが寂しい
残すは後文化祭と卒業式のみになってしまった。
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その後も修学旅行の時の話等思い出を振り返りながら話していたらもう家が近くなっていた
「じゃあ、また明日」
「うん。また明日!」
と、友達に言って私は家に入った。
また明日が言えるのも後何回なのだろうか
私はそんなことを考えながらベットに沈み込んだ。