俺はついに「リストカット」をしてしまった。
ザシューザシューザシュザシュー
何これ楽しいし、痛くない?血はいっぱい出てるのに全く痛みを感じない。何より気持ちがいい。
『もっと、もっと、モ、ッ、、、ト』
そうこうしているうちに、沙羅との約束の時間が来た。傷は、サポーターで隠している。
『絶対バレないようにしないとな』
そう心に決心して、沙羅の家に向かった。この時間も案外悪くはない。
沙羅「じゃあお願い」
覇彌「うん」
チュクチュチュレロクチュチュ
クチュチュレロクチュチュ
沙羅「はぁ、はぁ、じゃあ、今日も、んあぁ、ありがとね、」
覇彌「うんじゃあまた明日」
今日も終わった。やっぱり俺は沙羅の事が好きだ。俺の心の中には、
『男を好きになるのは、変』
という事が、引っかかっていた。やはり心が痛い。家に帰ったらまたやろう。
ザシューザシューザシュザシューザシュザシューザシュザシューザシュ
やっぱり気持ちがいい。気がつくと俺の手首は、血だらけになっていた。
でも
『モ、、ット、、、モッ、、、ト』
という気持ちだったが、なぜかやめてしまった。
「なんで、なんでやめちゃったの、もっとやりたいのに、、、」
だが、カッターを持とうとしてもすぐ力が抜けてカッターを落としてしまう。
『なんで、なんで なんだよ』
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( °∀° )