ルピナスside
辺り一面の暗闇。
何も見えない。
何も聞こえない。
しかし、急に景色が切り替わる。
暗闇から、炎の戦場へ。
ルピナス
「…ここは」
“何処かで見た景色”に、肌が粟立つ。
炎が一段高く燃え、
幼い自分と母さん、父さんが現れる。
ルピナス幼少期
「母様!父様ぁ!」
「僕を置いていかないでぇッッ…!」
泣き崩れる“僕”。
しかし、
非常にも炎は両親を飲み込んでいく…
目が覚める。
ルピナス
「…悪夢…」
舌打ちを一つして、ベッドを降りる。
ルピナス
「…朝ご飯食べよ…」
あくびを噛み殺しながら食堂へ向かった。
アルバside
ルピナス
「おはよぉ〜」
アカネ
「おそよ〜」
僕らが朝ご飯を食べてる中、
ルピナスさんが起きてきた。
…何か
アルバ
「昨日と違うよーな…?」ボソッ
…まあ、昨日初対面だからねぇ
きっとアカネさんとかが分かってるでしょ
ルピナス
「アルバ?」
アルバ
「はぁい?」
ルピナス
「ご飯食べたらオークション行くぞ〜」
アルバ
「は〜い」
ルピナスside
只今オークション会場。
アオイによると、
アイルは“世界一の暗殺者”と
言われていた程の成功率を誇る
暗殺者だったらしい。
聞いた事ある訳だな…
司会
「最後に大目玉、それも二人!」
…うぃ、二人?
司会
「元暗殺者の少女に、
元女騎士であり殺人鬼の少女!」
「初めは1000万から!」
モブA
「2000万!」
モブB
「2500万!」
…暗殺者はアイルとして、もう一人は…?
ルピナス
「…アルバ、知ってるか?」
アルバ
「…うーん、分かんないなぁ」
「違うエリアの子だと思う〜」
エリアとかあんのか…
…ま、良いや
モブA
「6000万!」
ルピナス
「一億」
また一気に静まる。
こいつら、金持たなすぎじゃなね?
司会
「…そ、それ以上いませんか?」
「では、一億で落札です!」
カーン。
ルカside
ルカ
「…ひーまー…」
アイル
「…我慢しろ」
冷たぁ
嫌だって…暇…
ルカ
「…主人ってどんな人なんだろーね」
アイル
「…さぁ」
…話が繋がらない…
そうこうしてるとドアが開く。
司会
「こちらです!」
司会に連れられ、
白髪の女性?が入って来る。
????
「はい。」
袋を手渡し、司会はどっか行って。
????
「んーと」
ルピナス
「私はルピナス・ミラージュ。君らは?」
ルカ
「メリッサ・ルカだよ〜!」
アイルに目配りする。
アイル
「…アイル・シルトレード…です」
ルピナス
「別に敬語じゃなくて良いが」
「んじゃ、行くぞ」
ルピナスさんの家に着いたけど…
…うん。でかい
家と言うかお城?もはや…
アイルもちょっと驚いてるよ。
ルカ
「…ここが家?」
ルピナス
「おん」
家から二人出てきた。
???
「アイル〜」
アイル
「…アルバ、ここに買われたんだね」
アルバ
「そうだよぉ」
???
「ルピナス〜、その人達?」
ルピナス
「そー」
「アカネ、部屋割り等々任せた」
アカネ
「分かったわ!」
…人多い
ルピナスside
ルピナス
「…あそこ人材の宝物庫なんかな」
料理しながらそう呟く。
明日も行くか…
ああああああa((
塾嫌d((
はい。終わりです
前回の、コメントありがと〜
コメント多かったら投稿頻度上がる…カモ
んじゃ。バイ詩乃〜