目を瞑ったおんりーチャンから手を話して、壁に持たれ見守っておくことにした
正直ドズルさんには記憶を無理には戻さなくてもいいよ、とは言われてるけど、
おんりーチャンがこのままだと可哀想だから
数分後おんりーチャンが目を開けて僕の方を見て、僕が居ることを確認した
自分では気づいてないかもしれないけど、おんりーチャンの目から涙が1つ頬を伝って流れていた
記憶は戻っているかわからないけど、嫌な記憶は思い出していないはずだ
すると、おんりーチャンはベッドから下りた
「おんりーチャン?どこ行くの?」
「ねこおじさん自分行かないといけないです。」
「記憶思い出したの?」
「いや…わからない、でも…何故か今その人に会わないと後悔するんですッ」
おんりーチャンが会いたい人はなんとなくわかった気がした
おんりーチャンはそう話すと、4階の医務室の窓から飛び降りた
「え、え!?おんりーチャン!?」
おんりーチャンが降りた窓から外を見ると、おんりーチャンは窓の少し出っ張っているサッシに捕まって降りていった
怪我はしていなさそう
こんな高等技術が出来るってことは、やっぱり記憶は戻りかけているってことなのか?
すると、
「ねこおじさん、あれ?おんりーは?」
おらふくんが医務室に戻ってきた
僕はおんりーチャンの場所を聞かれたので、窓の外の方を指差した
「え!、おんりー大丈夫なんですか?ここ4階ですよ!?」
「怪我はしてないと思うよ」
「どこに向かって、…」
「きっと、ぼんさんだと思う」
「!、…」
すると、おらふくんの表情は一瞬変わった
知ってるよ、おらふくん
おらふくんがずっと辛かったのは、好きな人を奪われるのは…辛いけど
今のおらふくんは凄くかっこいい
「おんりーってイムカム持っていますよね?」
「あ、うん…一応つけてはあるけど使い方がわかるかどうかは」
おらふくんはポケットから自分のイムカムを取り出して、おんりーチャンに切り替え電源を入れた
❤️3000
コメント
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🍌チャン… てか前回コメントできなくてすみません…←本当にね