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コメント
2件
こんなかっこいい(?)あとがきをした後にどうかとは思うが...。 誰か、この作品を♡1000まで導いてくれ😭
ここまで見てハートやコメントを下さった方、この作品で認知・フォロー下さった方、本当にありがとうございました!!なんとか完結できて本当に安心してます^^; 受験生とはなりますが、かじさくも投稿してちゃんと完結していくつもりです。本当にゆっくりな投稿となるとは思ますが、見守っていただけると幸いです🥰
遅くなってゴメンナサイm(_ _;)m
いやあ、かじさくなかなかまとまらなくてですね、ちょっとずつ出来てきたんで、すおさくを終わらせようと思います。
それでは、本当の最終話(番外編)いってらっしゃ~い(^_^)
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屋敷にある、和の香りが漂う一室。ここは、蘇枋が用意してくれた豪華な洋室ではなく、オレが自ら希望して、改装してもらった部屋だ。
桜:…ふぅ。やっぱり、ここが一番落ち着くな。
オレは、自分で選んだいぐさの香りが心地いい畳の上に座り、愛刀をゆっくりと磨いていた。
豪華なシャンデリアもふかふかのベッドも、元・実験体のオレには落ち着かなかった。それよりも、こうして地べたに座り、四季を感じられるような、質素で凛とした空間の方が自分らしい気がする。
シュッ、シュッ…
打ち粉を叩き、静かに刃をなぞる。この無心になれる時間が、今のオレには欠かせない。
その時、ノックもなしに扉が勢いよく開いた。
蘇:ただいま、遥!
桜:うおっ!?
振り返る間もなく、背中にどさっと重みがのしかかる。耳元で聞こえる調子のいい声に、いつも通り「おかえり、隼飛。」と言おうとした瞬間。
…鼻をつく、独特の匂い。
桜:こんの、離せ!テメェ、鉄くせえんだよ!風呂入ってから来い!
オレは顔をしかめて、背中に張り付いた蘇枋を引き剥がそうとした。
いつもなら香るはずのアロマの匂いが、今日は濃厚な血の匂いにかき消されている。
蘇:えぇ、冷たいなぁ。任務から帰って一番に会いに来たのにぃ。
蘇枋は不満げに頬を膨らませるが、その朱色の羽織には、返り血が微かに飛んでいた。
桜:風呂に入れっつってんだろ。服に血がついてんじゃねーか。
蘇:これくらい、服が汚れてるうちに入らないよ。中までは染みてないし、いいだろう?
蘇枋はけろっとして、またオレの肩に腕を回してくる。
その余裕そうな態度を見ていると、ふと、胸の奥に溜まっていたわがままが口をついて出た。
桜:…ったく。だったら、オレも戦いに出してくれればいいだろ。留守番なんて性に合わねぇ。オレがいれば、隼飛が血を浴びる前に片付けてやるのに。
刀を鞘に納め、少しだけ視線を伏せてぼやく。
すると、蘇枋の笑みが、ふっと穏やかで、どこか独占欲の滲むものに変わった。
蘇:それはダメだよ、遥。君はもう、十分すぎるくらい戦ってきただろう?
蘇枋の細長い指先が、オレの頬を優しく撫でる。
蘇:それに…オレの大事な嫁だからね。もう二度と、そんな汚れた世界で傷ついたり、汚れたりしてほしくないんだよね。
桜:なっ…!////
真顔で、しかもさらりと「大事な嫁」なんて言われて、顔が一気に沸騰する。
猫耳がバタバタと動き、尻尾が勝手にパタパタと畳を叩いた。
蘇:あはは!久しぶりに見れた!やっぱり照れてる遥は最高に可愛いね!
蘇枋は勝ち誇ったように笑い、オレの頭をくしゃくしゃに撫で回す。
そして、オレが言い返すよりも早く、蘇枋はオレの顎を指先でクイッと持ち上げた。
桜:っ…!?//////
至近距離で、蘇枋の瞳が熱を帯びて揺れる。
逃げる間もなく、柔らかい唇がオレの唇に重なった。
短く、だけど深く、独占を誇示するような深いキス。
鉄の匂いと、蘇枋の甘い体温が混ざり合って、頭の中が真っ白になる。
蘇枋はゆっくりと顔を離すと、とろけるような笑みを浮かべた。
蘇:…さて、これでお互い鉄くさくなっちゃったね。さあ、お風呂につきあってくれる?
桜:っ…!一人で入れ!ぶっ飛ばすぞ!!///////
オレは顔を真っ赤にして叫び、全力で蘇枋を押し返した。
だけど、押し返した手のひらには、まだアイツの心臓の鼓動が伝わっていて、余計に鼓動が速くなる。
騒がしく笑い合う二人の後ろ。
棚の上には、あの資料室から持ち帰った、桜とハナズオウの花束が、綺麗なドライフラワーになってガラス瓶に収められていた。
窓から差し込む夕日に照らされ、琥珀色に輝く花びらが、風に吹かれて微かに揺れる。
それは、凄惨な死の記憶ではなく、誰かに愛されていたという確かな証として、二人の新しい居場所を静かに見守っているようだった。
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これにて、番外編完結です。
本当に長かった…。てか終わらせられて一安心😌
次はドムサブのかじさく(R18)でお会いしましょう!!