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その日、メンバーは控室でまったりと過ごしていた。
初兎は、今もなおその魅力で3人をメロメロにしている。
初兎が突然、ふっと口を開く。
「ねぇ、みんな……俺、ちょっと悩んでることがあるんだよね」
「え、何?」
りうらが気になる顔をして聞く。
「んー、なんか、最近3人とも俺を甘やかしすぎやなーって、ちょっとだけ困ってるかな?」
その言葉に、3人は一瞬で反応する。
「え、困るってどういう意味?」
「ま、まさか…俺が甘やかしすぎた?」
「まさか、俺じゃないだろ?」
初兎はあざとく笑って、やっと言った。
「いやー、みんな本当に甘やかしてくれて嬉しいんだけど、たまには……ちょっと、選んでみたくなった」
その瞬間、場が静まりかえる。
しばらく沈黙が流れた後、初兎がにっこりと微笑んで言う。
「だから、誰か一人と付き合いたいんだよね」
その一言で、3人は完全に動揺。
「え、まじか!?」
「ちょ、待ってよ、誰を選ぶんだよ?」
修羅場開始:3人の反応
Ifの反応:ストレートすぎる勝負
Ifは即座に立ち上がり、真剣な表情で言う。
「しょにだ、俺はずっとお前が好きだ。お前がどんなにあざとくても、俺はお前に心を奪われた。だから、俺が一番お前を幸せにする自信がある!」
その一言に、初兎はクスっと笑って、
「うん、かっこいいけど、やっぱりちょっとだけ過激すぎるかな?」
その言葉にIfは、やや恥ずかしそうに顔を赤くしながらも、さらに強気に言う。
「俺が一番お前を甘やかす!しょにだに一番必要なのは、俺だ!」
りうらの反応:戸惑いを隠せない焦り
次に、りうらがふと立ち上がって、静かに口を開いた。
「しょーちゃんが選ぶなら、俺も……もちろん本気だよ。しょーちゃんが笑顔でいることが、俺にとっては一番大事だって、ずっと思ってた。」
でもその言葉の後、りうらは少し困った顔をしながら続ける。
「ただ、俺はちょっと、自分の気持ちがすぐに言葉にできなくて。それでも、しょーちゃんが必要なら、どんな方法でも支えたいって思ってる。」
そのちょっとモジモジした態度に、初兎はくすっと笑いながら言う。
「りうら、逆に可愛すぎる。でも、それだけじゃ……ダメかもしれないね?」
りうらはその一言に少し動揺し、焦りの表情を見せた。
「いや、ま、待ってよ……俺も頑張るからさ!」
ないこの反応:冷静な支配力と不安
最後に、ないこが静かに立ち上がり、冷静な目で初兎を見つめる。
「初兎ちゃん。お前が誰を選んでも、俺は構わない。けど、どんな選択肢にしても、俺は絶対にお前を後悔させない。」
その声には、まるで強い支配力が込められているかのよう。
「お前が笑っていることが、俺にとって一番大切なことだから。」
その言葉に、初兎は少しだけ感心し、でもすぐにあざとく目を細めて言う。
「でもね、ないちゃん、冷静すぎてつまんないよ。もっと、俺に甘えてくれてもいいんじゃない?」
その言葉に、ないこはわずかに驚きながらも冷静に言う。
「甘えるなんて、必要ないよ。俺は、初兎ちゃんが幸せならそれでいい」
修羅場がエスカレート!
初兎は、少しだけ思案するようにして、3人の顔を見回す。
「どうしようかな〜……どれも捨てがたいな〜」
その言葉に、3人はさらに焦りが増していく。
「ま、待てよ!」
「俺が選ばれたら、絶対にお前を幸せにする!」
「しょーちゃん、俺のこと見て!」
その後、3人はお互いに言葉を重ねていき、完全に修羅場状態に突入。
初兎は意地悪くにやっと笑いながら、最終的に言った。
「やっぱり決められないや!みんな大好きやもん♡」