コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
もう、死のうかな。
自分が生きていた理由を忘れてしまった。
それとも、
理由もなく、この世に存在していたんだろうか。
あたしはそんな適当な人間だったっけ。
死ぬなら、どうしようか?
…飛び降り自殺、…
やっぱり、高い建物は、
もうここにはない。
……毒殺。
薬局も、どこにあったのか分からなくなってしまった。
じゃあ、交通事故…
おーい。大丈夫ー?
軽い声が聞こえてくる。
振り向くと、
碧い眼の男が立っていた。
…怪我はしてないね。聞こえてるー?
あたしは、こいつに助けを求めるべきなのか、?
…聞こえる。
あ、聞こえるー? 良かった、。こっちおいでー?
手招きをされた。
…その前に、死にたいかな、。
見知らぬ男に、聞こえないように。
ぽつりと呟いた
何があったの?
声を落として、のっぽ野郎が聞いてくる。
…今の音量が、聞こえるんだ。
、、、当ててみなよ。
聞こえてしまったのなら、適当に返してやるしかない。
んー…大切な人が、化け物に殺された、とか、?
…!!
なんで、
…はは、ふつーの人間じゃないんでね〜。
どこからか衝撃音が響いた。
のっぽ野郎の元に、
大きい破片が飛んでくる。
危な、
あたしが駆け出すより前に
破片はソイツの背後でぴたりと止まった。
すまないねえ、悟。
…わざとだろ、傑ー?w
黒髪を結い上げたやつが、よく響く声を発した。
薄っぺらい謝罪に、
のっぽ野郎が笑って返した。
黒髪野郎の額には、髪が一房垂れていた。
…おかしな前髪だ。
ギィ、ギィ…
…また呪霊、か。
、、! おい、うしr(((
(ドゴッ)……耳障り…。
気色悪い音を立てていた、虫のようなものが、
塵になって消えていく。
やっぱり、ただの虫じゃないんだ、。
…見えるの?
探るような瞳と、目が合った。
何が?
今、君が倒したモノ。
呪霊って言うんだよ、それ。
…じゅれい?
そう、君が見てきた化け物、全部、ね。
…今のが、、3級くらいだな。
…??
雑魚よりは強いってことだよ。w
へえ、…
君は、その3級を余裕で倒したんだ。 何級だろうな、ボソッ
…呪術師と呪詛師っていうのは、知ってる。
呪術で人を助ける野郎と、呪術が使えるクソ野郎でしょ。?
…あー、それは知ってるんだ。まあそんなんだけど、
…口悪いね?
なんか、お前には、言われたくない。…そっちの黒髪野郎もだけど。
わあ、黒髪野郎だって、傑ーー!!
建物の残骸から、またしても黒髪野郎が出てくる。
…随分ひどい子を捕まえたじゃないか、悟。ニコッ
だって、黒髪じゃん。
じゃあコレは、白髪野郎…あれ、君も白髪なんだね。
…傑も、ずいぶん酷いコト言ってんじゃん。
ははっ、お互い様だろう?
…ねえ、。
ん?
さっきのジュレイが、3級なら、
あたしって、何級?
答えてあげなよ、悟。
、、急になんだよ、傑。
おーい、夏油ー…ナンパ?
…そういえば、硝子も随分ひどかったね。
あ?自業自得だろ。
…おーい、そこの子、こっちおいでー。クソ野郎共から離れなー
女の人…
…はーい。
クソ野郎共の横を、素通りしていく。
よしよし、ナンパされたら殴るんだぞ?
ちょっと硝子ー、余計な知識刷り込むなよー?
ナンパじゃないからね、硝子、。ニコッ
ついてきた…(ボソッ
…ちゃんと任務やってんのかお前ら。もう人は居ないんだな?
ああ、おそらくね。
…チッ…使えねえな。
…ん、?
おーい、恵達が待ってるから、早く行くよー!
お前らが時間かけたんだろーが。
…口が悪いよ、硝子。
、、どこ行くの?
ん、?…学校だよ。一緒に来るかい、?
…んー…
そうだ、君は何歳なのかな?
15。
おや、ちょうどいいね。
…少し遅いけれど、入学するといいよ。
…うん
差し出された手を、あたしは握った。
はい、またしても呪術廻戦夢小説です!
今回は、夏油が呪詛師ではなく高専教師になっていたらというテーマで書いてみました!
…えっと、面白くなるように書いてみたんですが、、めっちゃ楽しい。。
この話も、続くかもしれないです!
リメイク…2024,6,2,15:34