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〜〜サブクエスト前〜〜
豪華なシャンデリアが辺りを輝かせ、ギルドの豪華さを際立たせる、木製で出来たカウンターの奥に一人の女性が見える
古めかしい木の机は
その物への愛着を示すものであろう
「すまないそこの女性よ」
そこに狩人の古装束に身を包んだ者が訪れる
「はっはい!何でしょうか?」
すると女性は驚きつつも即座に笑顔を取り戻す
「なぁに何も驚くことはない…ただの狩人だ…」
「えっえぇ…?」
狩人が言った言葉の意味は理解されずに流される
「ここでは仕事が出来るのであろう?」
「えぇそうですけど…もしかして貴方魔物狩りに来たんですか?」
「如何にも」
カウンターの女性は心底以外かのように見つめる
「…何か?」
「いっいえ!何でもないです!それでお仕事を探されてるんですよね?」
「ああ出来れば高額なものが良いが…」
女性は後ろの棚から一枚の紙を狩人の前に置く
「最初ですので…こちらでどうでしょうか?」
ーーー依頼書ーーー
少し古めかしい紙
それは長いこと放置されていた案件であることを彷彿とさせる
“エルンハイトの南東側の未開のダンジョンの攻略”
と書かれている
挑むのならば覚悟が必要だ
ここは聖杯のように見知った地ではなないのだから…
ーーーーーーーーー
「一応D級のダンジョンですので大丈夫だと思います…」
「ふむ…ダンジョンにはランクというものがあるのか」
「あれ、ご存知無かったでしょうか?」
そのまま狩人は一通りの説明を受ける
ダンジョンにはD〜SまでがありDが初心者でも簡単に行けるもので、Cは初心者が複数人かC級2名がいれば攻略可能とされている、B級は初心者では不可能とされておりB級が2名いると探索許可が降りる、A級やS級は基本的に許可が降りずA級はA級上級者が4名いると降りる、S級は基本的に降りることはないのだ
「なるほど、随分と難儀なものよ…」
狩人は女性から言われた言葉を整理する
中々に理解し難い文言だ
「と、とりあえず受理しても良いですかね…?」
「ああ有難う」
ーーーーー
ど〜も!皆さんこんにちは!狩人さんでーす!
無事依頼を受けて逃げれました!
ちなみにオスリック君の調子見に行ったら大変そうでした まる
…え?お前狩人してる時となんか違くないって?
そりゃ元は唯の学生ですからね!
…..ビルゲンワースでも作るか?
とりあえず今俺がいるのがここ!
“カーン村”だ!
ーーーーーーーー
木の揺れる音があたりに響く
枯葉が辺りを囲んでいる
焼け落ちた家々が並んでいる、かつては人が往来していたことを彷彿させる
「嗚呼,我が友やつしのシモンよ……ここにも未だ悪夢はあったのだ……」
左手に獣狩りの散弾銃を持ち、右手にはノコギリ鉈を持っている
ーーーノコギリ鉈ーーー
狩人が獣狩りに用いる、工房の仕掛け武器
変形前は人ならざる獣の皮肉を裂くノコギリとして
変形後は遠心力を利用した長柄の鉈として、それぞれ機能する
刃を並べ血を削るノコギリは、特に獣狩りを象徴するものであった
ーーーーーーーーーーー
ゴーン ゴーン
突如、焼き捨てられた村の井戸から音が鳴り響く
ゴーン ゴーン
音は近づけば近づくほど不気味なものとなっていく
「漁村の悪夢よ…ビルゲンワースによる恐慌は……
…ケテ…ス…
「…ふむ、獣ではなく人であったか」
俺が井戸に近づき覗いてみると
「タすけテ!タすけテ!」
俺は即座に火炎瓶を投げ入れた、中にいたのは人でも何でもなく人の肉を喰らう怪物だった
うーん……あれが魔物ってやつか……ブラボよりかはグロくないので勝ったなこれは!
俺は魔物が焼かれたのを確認すると歩みを進めた、生憎とここにダンジョンがあるとのことでまだ見つかっていなかった
「……啓蒙が足りていないと言うのか?」
流石にないか
だって現上位者だぞ!啓蒙なんかカンストに決まってるだろ!!
「ん?」
ふと空気が変わったことを感じた、辺りの温度が変化し緊張が漂っている
ふむこれはダンジョンが近いということか……
「……今思ったけど1人だったら口調崩してもいいのか、盲点だった」
めっちゃ口調崩すの忘れてた、1人で何してんだ俺は
「それじゃあここら辺を探すとするか……」
俺が今いる場所はちょうどこの町の中央である噴水広場、辺りを見渡すと廃墟が連なっており風により気がミシミシと鳴る音が聞こえる
しかし最も目を引くのは俺が歩いてきた道の続きの奥にある、大聖堂は遠くから見ても一際目立つそれはこんなにも廃れているにも関わらず神々しさを纏っていた
「ゲームの定石は大体こういう目立つやつにあるんだよ」
俺は教会に歩みを進めた、医療教会みたいに血生臭さは感じないがその代わりに本当に神との交信でもできたのかと思う程に目立っていた
教会の扉に辿り着いた俺は人の何倍もデカい扉に手を置き前に力を加える
「これ壊しそうだな……賠償とかやめてくれよ……!」
重たい〜!しかし意外なことにも狩人君の体がステータスカンストしてるからなのか、そこまでの時間はかからなかった
扉を開いた先には本当に外から見た通り広大で多くの長椅子が置かれていた、天井からは豪華なシャンデリアが吊られており辺り一帯を今もなお照らし続けていた
「オドン教会の何倍だ……?これ」
そして”それ”はあった教壇の少し手前に鎮座している、この神秘的な空間とは不釣り合いな円形のゲート、縁には黒い煙のようなものが回っており中央には未知が有った、あれがきっとダンジョンと呼ばれる物であろう
「これ……か?こんなそれっぽい装置もないところに置かれているのか?」
俺はそう思い見渡すがそれっぽい装置も何もない、本当にその場に急に現れたかのような物だ
「依頼は未開のダンジョン攻略……これに入れってことか……」
俺は徐々に近づいていく、心臓が高鳴るいかんせん元々俺はただの学生、さっきまでは余裕だったが近づくにつれて脳が危険だと鳴り響く
「落ち着け俺、全世界の人が羨ましがる世界にいるんだ、いけるいける」
俺は小さくそう呟くとゲートへと入っていく
俺がゲートに入り目を開けると、未だ大聖堂の中にいた
何だ?まだ入れてなかったのか?
そう思い俺が後ろを振り向くと
「神聖なる神の子よ……我らが望みを叶えたまえ……」
先程までゲートがあった場所に宣教師のような服装をした男が十字架に向かって祈りを捧げていた
俺は先程までの砕けた口調を直し男に問いただす
「貴公、先程までの異界の窓は何処へ行った?」
宣教師はゆっくりと振り返り、俺の顔を見て驚愕する
俺も同じく宣教師の顔を認識した、宣教師の顔はまるで多くの人のパーツを継接ぎしたようなものだった
「嗚呼、神の場に土足で踏み込むとは……醜きものよ……」
宣教師は左右にあった何に使うのか分からなかった十字架に手を掛けると、勢いよく引き抜いた
「我が神の名の下に浄化してしんぜよう……」
「貴公も獣であったか……獣狩りを始めよう」
俺はノコ鉈を構え相手にその刃を向ける、まるでローゲリウス戦の時のようだ
大きな違いは俺が実際にここにいることだがな
ーーーー
一方サブクエスト場では
「……あ、これD級じゃなくてA級のやつ渡してた………え!?!?不味くない!?!?」
受付嬢は狩人に渡した依頼書を間違えていて、勇者達に要請を出そうとしていた
ーーー
どうも皆さんお久しぶりです 中の人です
いやー別の場所での小説活動に夢中になりすぎましたね
こっちの方でやってたのを忘れてました
またぼちぼちやっていきます
それと何故か一個前の作品がセンセティブ判定くらってますね
何処がセンセティブなんですか???