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♦️「アクシア」
💠「ごめんね、重たいよね、怖いよね……」
……
♦️「……好きだよ」
アクシアを抱きしめながら目が赤く染まっていく。
♦️「……アクシアのこと俺だって手放す気なんかないよ。」
…………
💠「うん……」
💠「……ねぇローレン、俺こんなに密着してると…勃っちゃう。(泣)」
♦️「……」
♦️「アクシアのえっち」
反響する浴槽の中で気持ちを確かめ合うように肌と肌が触れ合う。
絡まり合うようなキスを重ねる。
アクシアを見てると頭がクラクラする。ん?お風呂に入ってからどのくらい経ったっけ……。
♦️「アクシアぁ、なんかしんどいかも……」
そういい、アクシアにもたれかかる。
💠「ローレン!?(泣)」
💠「……だっ、脱水症状?のぼせてる?」
ローレンをタオルで包みソファに運ぶ。
水分と熱さまシートをアクシアは持ってくる。
ペタッ
♦️「……ん…」
💠「水…飲める?」
視界が歪んで焦点が合わない、意識が朦朧とする。 コップを掴もうとするが霧がかかったみたいに視界が霞む。
💠「ローレン口開けて」
アクシアが水を自分の口に含む。
♦️「ぅん…」
ゴク
口移しでローレンは水を飲み込む。
ローレンの口の端から水が滴り落ちる。
♦️「アクシアもっと水ちょうだい……」
💠「……うん…」
♦️「…ぅん、」
ゴクゴク
ローレンの顔色が良くなっていく。
💠「ちょっと早いけど寝ようか、」
アクシアがローレンをお姫様抱っこで寝室に連れていこうとする。
アクシアに寄りかかりながらローレンは言う。
♦️「ねぇ アクシア明日休みだったよね、俺とデートして」
そう言いローレンは瞼を閉じる。
その日差しと暖かい温度でアクシアが目を覚ます。今まで、二人で出かけることはあっても、「デート」という前提があるのは初めてだ。
同棲をしているのにデートというデートはまだしていない。俺が昨日お風呂でメンヘラを起こしたからきっと気を使ってくれてるんだろう(泣) そう思いながらもいつもは付けないワックスを取り出す。