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帰り道、私の目にふと飛び込んできたある人の姿。
「あれ…花垣さんかな?」
そう。それは、花垣さんだった。
花垣さんは誰かと談笑しているようだった。
「きっとご迷惑になるから気付かれないうちに早くここをはなれよう」
そう考えていたが、もう遅かった。
花垣さんがこちらに向かって会釈した。
なので私も会釈した。
すると、花垣さん達がこちらの方へ近づいてきた。
「やばい 」
そう思った時には遅かった。
私の周りには花垣さんと2人の男性がいた。
2人の男性のうち1人は羽宮さんだった。
『ええと…こんばんは…』
花垣「急に近づいてしまってすいません!どうしても会いたいと言うもので…」
『な、なるほど…?』
??「灰谷兄弟の妹ってのは本当なんですか?!」ガッ
『オワッ 』
花垣さんの知り合いであろう男性が急接近してきた。
花垣「あ、こら千冬!」
『こ、この方は?』
花垣「遥奈さんすいません、コイツは松野千冬。俺の友人です。」
松野さん…随分感情的な人だな…
『はじめまして、松野さん』
松野「あ、すいません、つい興奮していて…」
『あぁ、いえ、全然…それで、私に何か御用ですか? 』
羽宮「見かけたからついでに寄ったまでだ。」
『私コンビニじゃありませんよ。』
松野「あの情報、あなたが探してくれたんですよね? 」
『あ~、厳密に言えば私の同僚が…なんですけど、はい!』
松野「とても為になりました。ありがとうございます。」
『当然のことをしたまでですので…』
為になった…?もしかして、この人達も梵天に行くつもりなのか…?
花垣「ーーーー」
松野「ーーーーー」
羽宮「ーーーー」
『あの!』
花垣「どうしたんですか…?」
『…余計なお世話かもしれませんが、一応このことは伝えておきます。』
『もし、梵天に行くのであれば身辺整理をしっかり行ってから行ったほうがよいかと思われます。』
『犯罪組織[梵天]は、数ヶ月前と今とでは戦闘力の差がとてもあります。』
『そして以前、私がお渡しした資料は、数ヶ月前のものから数週間前のものと混ざっていたものです。』
『現在では異能力者も梵天の仲間になり、組織は勢力を拡大していってます。』
『もし、突入するのであれば後悔しないよう、きっちり下準備を行ってからにすることをお勧めします。』
羽宮「あのなぁ」
『本音を言うと、私はあなた達に死んで欲しくない。そう思うのは失礼だと理解しています。』
『ですが、あなた達にはあなた達を大切に思ってくれている人が必ずいると思っています。』
『その方々が、もしあなた達がいなくなってしまった後に、どれほど悲しむかと想像しすると、やはり梵天に突入することはお勧めしません。』
『…ですが、これはあくまで私の、他人の一意見に過ぎませんので耳を貸すかはそちらに決定権がございます。 』
三人が呆気にとられたような顔をしていた。
お節介が過ぎたようだ。
『も、申し訳ありませんでした!!』
とだけ言い残し、その後は逃げるようにその場を後にしようとした。だが、
羽宮「あのなぁ、お前は俺らの事怖がりすぎなんだよ。」
と手首を掴んで止められた。
『引いてないんですか…?』
松野「全く引いてませんよ!」
花垣「むしろ、感謝したいくらいですよ!」
その言葉に私は結構安堵した。
『そ、それならヨカッタデス』
動揺しているのが表に出てしまった…
松野「っていうか灰谷サン…?でしたっけ?」
『ええと…二柴か遥奈でお願いします!』
松野「あぁ、ええとじゃあ二柴さん!」
松野「梵天の中に過去、東京卍會などの暴走族に所属していた人ってどれくらいいるんですか?」
『そうですね…私が認識している限りでは…
東卍はトップとNo.2、梵天はNo.2とNo.3と灰谷兄弟、その他で言うと赤司さんとかですかね…
あ!あとモッチーさんとか。』
『正直、あまり当時の記憶が無いもので…はは…』
松野「なるほどな…」
『まさか反社になるとは…』
『兄達は予想がついていたけれど、まさか鶴蝶さんもとは…』
花垣「カクちゃん…!」
『まぁ…こんなところですかね。』
『ところで…そこで待機しているあなたは、』
ーつづくー
2025.12.9.0:41
2026.3.9.21:31改正