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ーー梵天のアジト内にて
07:10侵入成功
注釈:ここから先の「小」と付いている台詞は小声と思ってクダサイッ!
『ここから先は階段で上に行きます。』小
花垣「階段も防犯カメラがいっぱいあるはずじゃ…?」小
谷崎「それを僕の能力で突破します。」小
花垣「なるほど…?」小
『まだ正規ルートより監視の目が少ないので、まだ安全に行ける道です。』小
『とはいえ、油断するとすぐあの世行きですので油断禁物です。』
ーーー
7:35階段突破
花垣「凄いですね…!バレてない…!」小
谷崎「音は消せないので、注意してくださいね」小
花垣「す、すいませんッ」小
『体力とか意識とか大丈夫ですか?』小
花垣「はい…なんとか…」小
『承知しました、では首領の居るところまで移動しましょう。』小
『くれぐれも谷崎くんから離れないよう、よろしくお願いします。』小
花垣「はい…!」小
ーーー
この廊下を真っ直ぐ進み、突き当たりを右に…
そして、一番奥にある部屋に居るはず…
カチャ
『あ』
?「振り向くな、話すな」
『あn』
?「だから話すなつってンだろうが」
?「次喋ったらスクラップすんぞ」
ダサッ
あー…あのヤク中か
、
、
、
?「あ?…雪ィ…?」
ガチャバンッ
?「おいこら動くn…は…?」
?「消えやがった…?」
?「…!マイキー!」
ーーー
…!
いた…!
『花垣さん』小
花垣「はi」
うわッ…囲まれた…
『花垣さん…谷崎くんの後ろに。』小
花垣「わかりました…!」小
…あれ?
なんか首領っぽい人とNo.2っぽい人がいる…
『!?』
異能力者の麿とマリア…!?
今のメンツじゃ敵わない…それに記憶操作で記憶を上書きされてしまっては もともこもない…
『撤退しt』
ガッ
『ゲハッ』
麿「えー?なにこいつ。ざっこー」
マリア「ボス~コイツ知ってます~?」
まずい…
てか朝っぱらから集まりすぎだろ
朝型が多いのかな?💢
谷崎「花垣さんこちらに!」小
花垣「ハイッ!」小
よし、一旦この場から離れてくれた。
異能力
ガンガンガンッ
ガッシャーンバラバラバラ…
No.2「コイツは…」
パリーン
『ヨイショッ』
…8:10窓から脱出
ーー
No.2「あ…!あいつ、この前の…」
ーーー
谷崎くんと花垣さんどこだ…?
…あ!いた!
『谷崎く』
ドンッ
ゑ…?
は、灰谷…兄弟…
璃弔は…いないか。よかったー
蘭「久しぶり、田中くん」
言い忘れてましたが、今私が変装している人は既存の人物。
つまり今の私はその「田中」という人になりきらなければならない。
だか、蘭兄は引っ掛けを2つ言った。
なぜなら変装している人は「田中」ではないし、
コイツは昨日この変装している人に会っている。
変装している人は名前だけはこだわる習性がある。
だから、そのまま受け流したら逆効果…
つまり、腰を低くしてこの人の声と話し方で話せばいける。
※0.5秒
『き、昨日ぶりではナナッないでしょうか…』
『あ、あと私の名前は鈴木ですッ…』
蘭「あれ?そうだったっけ?」
竜胆「ごめんなーどっちも多い苗字でよ、俺たちも混乱するんだわ。」
感じ悪ッ
『スッススッすいませんッ』
蘭「ところでさ、ここになんでいるのかな?」
『な、なぜか来させられました…』
『ダメでしたかね…』
竜胆「んなことねぇんじゃね?」
竜胆「どうせ、ヤク中に無理矢理つれてこられたんだろ?」
蘭「あのヤク中本当に強引なトコあるよなー」
『そ、そそッそうですね…』
プルルルル プルルルル
!?
こ、この音誰の…?
竜胆「…俺じゃねぇ」
私でもない。
『僕のでもないですね…』
竜胆「…なんか兄貴の方から聞こえてくるんだけど…」
蘭「えー?そう?」
蘭がいる方向って…!
谷崎くんと花垣さんがいる方向じゃ…
蘭「あ、俺だわ」
ズコォーー
いや、でもよかった~
蘭「ん?あ、ヤク中じゃん。何かあった?」
蘭「え~まじで~?」
蘭「わかった~ちょっと待っててー」
ピッ
蘭「りんどー、ボスがお呼びだってさ」
竜胆「え、ボスが?」
蘭「うん、なんか聞きたいことあるらしい~」
竜胆「珍し」
蘭「まぁ、とりあえず行こうぜ」
竜胆「わかった~」
蘭「じゃあ田中くんバイバーイ」
竜胆「じゃあな田中」
『さようなら、あと僕は『鈴木』ですからね~!』
ーーー
はぁ、やっとどっか行った…
でもな、気ィ抜けないんだよな…
あいつらがどっから見てるかわからんし…
とりあえずこの人(変装している人)の癖やっとくか
ガンッ
『グッ最ッ高(笑)』小
てか、上の人に会ったときの癖強すぎだろッ
頭に響いたわ…
いったんハンドサインで伝えとこう
ハンドサイン《くるま で まちあわせ》
…ってか、
谷崎くんの咄嗟に対応できる力、本当に成長したな…(感慨深い)
ーーー
5分後…
車付近にて
『皆さん…お疲れさまでしたぁ』
谷崎「遥奈さん!」
花垣「よかった…生きててくれて…!」
『花垣さん、佐野さんの所へ連れていけず申し訳ございませんでした。』
花垣「いえいえいえ!!」
花垣「むしろ無茶させてしまってすいません!」
『いえ、花垣さんを生きて佐野さんの所へ連れていくのが役目でしたので…』
花垣「それより…足元から血が出てますけど大丈夫ですかッ?!」
『えっ…』
谷崎「あ…」
え?まじで?
え、嘘…
私怪我してる…?
『え…嫌だ!』
谷崎「…遥奈さん…御愁傷様です。」
『いや、これまだ深くは行ってない可能性も…』
谷崎「先生が、かすり傷で『処置』を行わないとでも?」
『ウグッ…くそう、逃れられない運命なのか…ッ』
花垣「もしかして…消毒液が苦手でいらっしゃいますか…?」
『そんなちょっと染みる程度、どうって事ないですよおッ』
『うぅゥゥ…』
花垣「一旦…車入りましょうか…?」
『そうですね…』
ーーー
車内にて
『はぁーモドリタクナイッ』
谷崎「どうせ見つかりますから帰りましょうよ」
『ぐぁぁ~』
花垣「あの…見つかったらその…嫌な治療?もされないのでは…?」
。
。
。
『ハッ!それだ!それですよ花垣さん!発想力豊か才色兼備!!』
花垣「ど、どうも」
谷崎「裁縫セットと救急箱あるんで使いますか?」
『使います!ありがとう!』
ー傷ごまかし中ー
『できましたよ~』
花垣「パッと見わかりませんね!」
谷崎「全体的に見てもわからない…!」
『ウしッでは、探偵社に戻りましょうか。』
谷崎·花垣「はい!」
『ちょっと飛ばしますね。』
谷崎「安全運転でお願いしまーす!」
ーつづくー
2025.12.9.0:41