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牧師 「健やかなる時も、病める時も、死が2人を分かつまで愛することを誓いますか?それでは誓いのキスを」
? 「…オレ、今日が一番人生で幸せな日だ」
あずみ 「私も…」
私、上原あずみは今日愛する男性と結婚します
女性 「あずみ!!」
女性 「おめでとう!!まさかあずみが一番乗りなんてね!!」
女性 「小学校の時あんなに引っ込みじあんだった子がビックリ!!」
キョロ…
? 「どうした?あずみ」
あずみ 「…地元の友達みんな結婚式来てくれたけど、彼だけ来てないね」
? 「…ああ…」
あずみ 「来てほしかったな」
今の私達があるのは「彼」のおかげだから
彼と出会ったのは、12年前のあの日
あのころの私は超絶人見知りで、人前で話すのが苦手な女の子だった
先生 「みんなに新しいお友達を紹介するわね、今日から6年4組の仲間になる上原あずみさんよ」
先生 「お父さんの仕事の都合で転向して来たそうよ」
クラスメイト 「転校生だって」
クラスメイト 「めずらしいね、今ごろ」
ザワザワ…
あずみ (不安だよう、この時期に転校してきて友達できるかなぁ?)
先生 「それじゃ上原さん、みんなに自己紹介して」
あずみ (ヒーー!)
あずみ 「う え は ら あ ず み です…」
※超小声
男子 「え?なに?」
男子 「聞こえねーよ」
男子 「もっとでかい声で喋れよー」
桜士勇飛 「うえからネズミ?動物園かよ」
あずみ (!?)
クラスメイト 「あはは、ゆうひくんおもしろーいw」
クラスメイト 「ネズミちゃんだって、うけるwww」
あずみ 「ち…ちが…ネズミじゃなくてあずみ…」
※声小さい
女子 「変わった名前」
女子 「あの子の親どーゆーつもりでつけたのかな」
あずみ 「……っ」
ちがうのに、パパとママがつけてくれた大事な名前
変なふうに言わないで
あずみ ぽろっ
ゆうひ 「////」