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※また急に始まります
ドズル社が4人になって、2年が経った。
今やもう4人での撮影にも
4つしかない撮影用の機材にも
違和感なんて誰も抱かない
いちいち抱いてたら、苦しいだけって気がついたから。
いつもの通りの撮影風景。
2年前は、違った景色だったんだけどな。
…別に寂しいとは思わない。
誰も、なくなった黄色に目を向けない。
否、感情を向けない。
今君は何をしてるんだろう。
何処かで幸せになれているのかな。
繋がっているメッセージアプリも、
もう殆ど機能していない。
、そういえば彼はメッセージアプリが苦手だったなぁ
「顔が見えない状態で話すのが、なんか嫌だ」
そう言ってたかも。
だからかわからないが、いつの間にか連絡は途絶えた。
寂しいという感情と共に、置き去りにされたみたいだ。
ファンも、スタッフも
メンバーさえも
あの頃の光を、過去と認識している。
、それが正常。
みんなの記憶の片隅にある、輝いていた星。
過去動画もある。
グッズもある。
それでもみんな、あの時の”幸せ”が思い出せない。
過去動画を見ても。
グッズを愛でても。
満たされていた気持ちは蘇らない。
そこにあるのは、記録だけ。
確かに存在していた。
蔑ろにされるような軽さのものじゃなかった。
そんなの今も変わらない。
今でも大切だし
変えの効かない唯一の光。
でも、それが過去のものだと気がついた今。
彼という欠損を、
深く考える人はいなくなった。
それは、
自分を守る為でもあり
彼との思い出を守る為、でもあった。
今でも輝いている、
僕らを照らす光。
見失ったりはしない。
いつでも見上げられる距離にある。
でも、もう届かない。
ずっと見上げてたって、首が痛くなっちゃうでしょ?
…だからみんな、前を向いて歩くことを決めた。
ただ、それだけ。
新しく活動する”ドズル社”
確かに、目に見えるのは4つ。
黄色は色褪せて消えてしまった。
でも、その4つを照らしているのは
光を当ててくれているのは
今も変わらず、あの星だ_。
ありがとう。
あの星の光を、誰も忘れていない。
いつも変わらず、僕らを照らしてくれている
あの眩い星に、
ここにいる誰もが感謝している。
「光は、永遠に。」