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あんてんしょん
この作品にはタヒをほのめかす描写があります。
グロ寄りですが直接的ではないはずです。
ご本人様とは関係ありません。
新ビジュ
〜〜〜
わんく
食卓に並ぶ、美味しそうな食物を見れば
息を飲む。
キノコシチューに赤ワイン、ローストチキン等、たくさんの食べ物から匂いが出て食欲を刺激する。
おまけにコーラグミと飴玉まで
たくさんの食物が机に並べられている。
元仲間達に囲まれた食卓だ。
俺と特に仲の良かった奴は埋めて野菜の栄養に
寄生された哀れな奴は首をちぎってキノコシチューに
頭の良かった奴は血を抜いて赤ワインに
自殺したがっていた奴は肉を切ってローストチキンに
野球が好きなやつは肉を叩いてハンバーグに
近隣に住んでいた奴は目を抉って飴玉に
ちっさい宇宙人は血を抜いてグミに
全部全部、元仲間達のなにかの1部。
殺して、ちぎって、調理した仲間達
今では食卓の上で美味しそうに座っている。
血の匂いがする部屋の中で、唯一無二の匂いを放っている。
嗚呼、憧れて尊敬していた彼らを食べれるなんて凄く嬉しいことなのだろう。
きっと、そう、きっと。
そんなことを考えかながらふぅ、とタバコの息を吐く。
俺だけのタバコの匂いだけが広がる 。
…少し虚しいような感覚がする。
それが嫌でテーブルにタバコを押し付ける。
しゅっ、と情けない音で火が消えれば床に捨てる
灰には微かに火がついていた。
そんなタバコに目もあげず、並ばれた彼らを眺め手を合わせて。
「いただきます」
「 」