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声をかけられてギョッとした
気づかなかったけど最上階に
男子生徒がひとり座っていた
始業式は明日なのに制服を着て、
棒付きキャンディーを口に
突っ込んでいる
○○『、、、ッッ』
見ない顔、、って
生徒はたくさんいるだろうに、
全員覚えているかのような言い方
??『しかも…かわいい。』
彼は目の目覚めるような金色の
髪の毛を揺らしながら
クシャッと笑う
かわいい、、じゃなくて童顔の
間違いでは、、、?
そもそも男の子のこういう言葉は、
私はうのみにしないけど…
??『制服着て何してんの〜?』
??『生徒はまだ休みでしょ?』
そういう彼だって制服だけど、、、
彼は一般の生徒じゃないってこと?
○○『わ、私…今日からこの学校に
編入してきてッ、、、今日ここに
着いたばかりで、、、』
テヒョンくんとは違いテンションが
高い彼のペースについていけず、
しろどもどろになる
やっぱり男の子は苦手だ、、、
すると、彼は目を輝かせた
??『へ〜君が噂の転校生か!✨』
え、? 噂、、??
私、、噂になってるの??
グク『すっごい優秀な子が来るって
聞いてたから、どんな子か楽しみに
してたんだッ!』
グク『俺…チョン・ジョングク。』
グク『得意なものはスポーツ全般』
グク『よろしくね〜』
グク『俺のことはグクって呼んで』
これって私も紹介した方がいいよね
○○『ち、チェ・○○です。』
○○『よろしくお願いします。』
先生たちも含め今日何度目か
分からない自己紹介をする
それにしてもここの人たちはみんな
名前で呼び合うのが普通なのかな?
寮生活をしているし、みんな
ファミリー、、みたいな?
グク『○○ちゃん?』
グク『名前までかわいいね』
グク『キミにピッタリだよ。』
○○『、、、、ッッ』
ーNEXTー