『ドズル社くすぐり』
①MENおん
②受:おんりー 攻:MEN
③おんりー視点
擽り/ドS/人力拘束/拘束/超激
※ご本人様とは関係ありません
今何時だろう。ワンチャン寝坊したかもしれない。あー…寝坊してた。今日は8時に起きてMENと遊びに行く約束をしてたのにすっかり寝過ごした。もう9時だ。
スマホを見ると、MENから連絡がたくさん来ている。眠い目をこすりながら俺はMENに電話をかけた。
「ごめん、今起きた…。」
「珍しいな笑、迎え行こっか?」
「ん…、お願いっ」
「ふっ、、笑」
いつもに増して優しいMENを不思議に思いながらも重い体をゆっくり起こす。嫌な予感がしなくも無かったが気にせず身支度を済ませた。
丁度その時玄関のチャイムが鳴った。そして俺は迎えに来てくれたMENと色んなところに行って楽しんだ。
2人ともいい感じに疲れて家に帰ろうという話になった。するとMENが俺に変なことを言い出した。
「てかさぁ、家行きたい」
「急になんでよ笑」
「だめー?」
「まぁ…明日休みだしいっか」
「まじ!じゃあ遠慮なく笑」
俺達は2人並んで俺の家に向かった。そして家に着くと風呂に入って夕飯を食べ、だんだんと眠くなってくる時間帯になった。
すると、帰り際にコンビニで買ったお酒を2本飲んだほろ酔いのMENがまた変なことを言ってきた。
「ねぇ〜俺心配したんだけどぉ」
「え?あ、朝のこと?ごめんね、?」
「お仕置きってよく聞くけどさ、やったことないんだよねぇ…」
そう言うとMENはニヤニヤしながらじりじりとこちらに近づいてきた。俺は後退ろうとしたが何故か体が動かず近づいてくるMENの瞳を真っ直ぐ見つめることしかできなかった。
「え、あっ、、えっと、そのー…?」
「かわいい〜♡」
そう言うと、俺は酔っ払って顔がほんのり赤くなったMENに押し倒された。これって…よくある展開なのだろうか。真上から見下ろしてくるMENの顔を見ると、そんな事を考えることもできないくらいに心臓の音が大きく響いた。
MENは俺が緊張して照れていることが分かったのか、にやっと口角を上げて俺の唇に優しくキスを落とした。
ぼぉっ、と自分の体温が急激に上がったのが分かった。MENは中々唇を離してくれなかったため、俺は心臓がうるさく拍動するのを抑えようとすることに必死だった。
するとMENは、くちゅ、といやらしい水音を立てて舌を俺の口内にねじ込んできた。
「んっ…ふっ、、まっ、んんっ、、」
「…………っ笑」
頭がびりびりして蕩けそうな不思議な感覚に包まれ、小さく腰が震えたのが分かった。
「んんっ……ぷはっ、はぁっはぁっ…」
「ふっ笑、気持ちよかったぁ〜?笑」
煽られたかのように言われたのが悔しくて、俺は視線をずらして首を横に振った。口が裂けても、本当は気持ちよかった、なんて言えない…。
「そっか、まだおんりーに気持ちいいのは早いかぁ笑」
そう言うとMENは俺の腰に手を置いた。いつもよりも笑顔に見えるけど何処か雰囲気が違う。俺はこの状況でどうしていいか分からず目を泳がせていると、MENは何かを企むような目で俺を見てきた。
「なっ、、なに…?」
「てかおんりーってさぁ、くすぐったいの苦手だったよねぇ、?」
「へっ、?!」
何を言い出したかと思えば…。情けない声を出してしまった。恐らくこれで完全に図星だということがバレただろう。…明らかに動揺している自分がいる。
「に…苦手ではないし、!」
「いやいやいや…まぁ結局は強がりでしょぉ〜?笑」
そう言うとMENは今まで腰に置いていた手を俺の脇腹に添えた。分かりやすく体が跳ねてしまった。
「ま、まってッ…動かさないでッ、!」
「何で?どうせくすぐったいからでしょ?笑」
そう言うと同時にMENは手を素早く動かした。あばらの隙間に指をねじ込んで来たり爪を立ててみたり、肌に触れるギリギリのところでくすくってきたり。
同時に襲いかかる違う種類の刺激に、俺は耐えることができなかった。体は大きく跳ね、声を抑えることすら出来なかった。
「あははっ!まってッ!?ぁ”あっ、!」
「よっわ〜笑笑…雑魚やん笑」
拘束されてないとはいえ、くすぐられているから上手く力が入らず抵抗することが出来なかった。だから俺はただくすぐられることしか出来なかった。
「んぁあ”っ!ほんとにッ泣 かはっ、」
「少しは我慢してみたらぁ〜?笑」
MENは酔っていながらも俺の弱点である脇腹を集中攻撃してきた。くすぐり方をすぐに変えるものだから慣れることが出来ず、ひたすら笑わされる。
「ごめなさぁッ、あははっ?!!」
「腰跳ねまくってるけど大丈夫そ?笑」
こんなの、気持ちいいはずない。でも笑顔のMENにただひたすら虐められると、色んな感情が出てくる。しかしそれもくすぐったさにより一瞬で吹き飛ぶ。
「あはははっ泣?!ゆるして”ぇッ!!」
「…てかさっきから暴れすぎ」
そう言うとMENは俺の両手首を片手で簡単に掴んで頭の上に抑えさえつけた。俺は覚悟した。こうなったMENは絶対に止められない。
精一杯抵抗はするつもりだが、相手も相手だし弱点もバレバレだ。そもそも体力が持つかすら分からない。
「い、いやっ、、!」
「いや?さっき嬉しそうだったけどな〜」
そう言うと次は俺の脇をくすぐってきた。さっきから随分くすぐられていて感度がどんどん上がっている。この状態ではどこでも同じだ。抵抗以外できることが無い。
「ひはは”っ?!やだぁぁ”ッッ?!!」
「ほんとは嬉しいくせに〜笑」
脇の窪みを爪で引っ掻かれるたびに体が大きく跳ねてしまう。しかしこの状況ではどうすることも出来ない。
もうすでに顔は汗や涙でぐちゃぐちゃになっているはずだ。早く拭かないとMENを興奮させるだけになってしまう。
「まって、今めっちゃ可愛い〜…♡」
「いは”ッ?!んぁっ!くひッッ、?!」
脇を左右交互に虐めてくるから慣れそうなのに慣れることが出来ない。勝手に跳ねる腰を必死に堪えて、全力で我慢した。
すると、慣れたと思われたのかMENの手はまた俺の脇腹に戻ってきた。俺はもう我慢する力はほとんど残っていなかった。
「あはははっ泣?!!いやぁ”ッ!!」
「嫌じゃない!これお仕置きだからね?♡」
体が激しく跳ねた。笑いすぎて頭がおかしくなりそうだった。少し経つと目の前がぼんやりして意識が遠のいてきた。
MENはそれに気づいたのか一瞬、くすぐる手を止めた。俺の意識はまだ遠のいたままだ。すると急に指で俺の脇腹を突いてきた。
たったその1回の刺激で俺の意識は完全に戻った。というより戻ってしまった。
「ひは”ッッ?!!や、やだっ、泣」
「可愛いー♡♡…じゃあ、ちょっとだけ緩めてあげるね」
そしてMENは机にあったネクタイで俺の手を拘束して頭の上に固定した。MENには馬乗りされているし、全く動けない。
弱点が無防備に丸出しになっている状態で見つめられると、何だかすごく恥ずかしい。ぞくぞくっと変な感覚が体を襲った。
「じゃあ〜、今から使うのは人差し指だけだから…頑張ってね♡」
と言うとMENは言った通り人差し指だけで俺の脇や脇腹を虐めてきた。
爪を立てて脇から脇腹をつつーっと何度も往復された。その度に、くすぐったくて少しだけ気持ち良くて変な声が出てしまう。
「あひっ、う、んん”っ〜…!」
「あははっ、鳥肌がすごい笑」
我慢するために腰を上げたいのに、MENがそれを分かってより強く抑えてくる。そのせいで我慢したくても出来なく、呆気なく声が漏れた。
「くひっ、それッ、やだぁっ…!」
「えー?他のくすぐり方がいいの〜?しょうがないなぁ〜♡」
途端にMENはくすぐり方を変えた。次は人差し指で左右の脇や脇腹を交互に突いてきた。右を突かれたら体は左に寄り、そのせいでピンと張られた左を即座に突かれる。
これが凄いくすぐったくて、自分から突かれに行っているような気持ちになって恥ずかしくなった。でも、体は勝手に動いてしまう。
「凄い体ふりふりするじゃん笑」
「ちがっ、んん”ッ…!これ”ッッかってにぃッ、!」
体は常にビクビクと震えている。腰も動かしたいのに全然動かせなくて何だかむずむずする。
「何かさっきから腰めっちゃ震えてるけど…大丈夫そ?笑」
「ぃじわるぅっ…泣 んひッ、あ”ぁっ」
するとMENは座る位置を少し足の方にずらした。次にどこをくすぐられるか分かってしまい、途端に息が上がった。
「キツそうだから腰、振らせてあげる♡」
「まってッ、いっかいっ、…!」
しかしMENは俺の静止を求める声を無視して腰を思いっきりくすぐってきた。さっきまでの刺激と比べて激しさが一気に上がり、頭がおかしくなりそうだった。
「あひゃはははっ泣?!!いやぁ”ッ?!」
「めっちゃ腰動くやん笑」
自分でも驚くほど大きな笑い声が出た。腰を開放されたのはまだ良かったが、そんなのどうでもいいぐらいくすぐったかった。
腰をひたすら揉んできたり、鼠径部を引っ掻いたりグリグリ押したり。汗と涙で顔はぐちゃぐちゃになり、もう何も考えず笑うことしか出来なかった。
「あはは”っ泣?!ごめらさぁッッ”!!」
「やーだねっ笑お仕置きだもん♡」
それからどのくらいだっただろうか。俺は何度か意識を失いかけた。しかしその度に気づかれて起こされた。終わった時も、頭がぼんやりして何も考えることが出来なかった。
「はぁっ…はぁっ……泣♡」
「えなにかわよ…やりすぎた?笑」
まだ体がピクピクと震えている。甘い顔をしたMENを見ると、恥ずかしさと同時にやり返したいという想いが湧き上がってきた。
「ぜったいっ…やりかえすッ泣……!」
「ん〜?♡」
しまった。口に出てしまった。その途端体中から冷や汗が出てきて止まらなかった。するとMENはまたさっきまでの悪戯な笑顔になった。
「あ…ぁっ……ごめんなさぃッッ…!」
「そういうの考えられなくなるくらい虐めないと駄目かぁ♡」
するとMENはまだ拘束されて丸出しになっている脇腹を全力でくすぐってきた。次は意識を飛ばすまでくすぐってくるだろう。
「かはっ、?!あはははッッ泣?!!ごめらさぁいぃー泣!!」
「飛ぶまで虐めてあげる♡」
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4500文字!お疲れさまでしたー!!
いやー、ノベルもいいっすね。前回のエピでのリクエストありがとうございます!たくさん送ってくれて嬉しいです!!
リクエストは、『リクエスト確認ページ』に詳しいことが書いてありますのでもしあれだったらご確認ください!
ありがとうございました!!!
コメント
3件
ほんとに最高すぎる…。うみさんの書くおんりーもめんもまじかわいい…。いつもありがとうございます…! (前のコメントはうみさんを漢字表記にしてしまったため、消させていただきました🙇♀️)