寒くて足は痛いがむしろそれが心地よかった。座り込んでしまっていた私は立ち上がり、景色を楽しみながらまたあたりを探索し始めた。
すると今度は、突然あたりが明るくなった。空を見れば太陽が真上にあった。そして浮かぶ階段をみてうんざりする。
しばらくあたりを調べていると、「ゴゴゴゴ」と轟音がし、何かと思うと太陽が大きくなっていた。それと同時に「バッシャーン」と大きな音がする。氷河や雪が溶けて水位が上がったのだ。それは津波のように襲いかかり、私は飲み込まれてしまった。
ついに死んでしまったと思った。
しかし、明らかになにかの感覚がある。何かが見えている。水の中、美しいサンゴ礁と多様な熱帯魚が見えた気がする。
これは夢?
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