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うぉーたーさーばーです
mo4良いよね
パソコン欲しいけど高すぎで買えません
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『ドカァァァァァァン!!』
突然、轟音が外に響いた。
『い、今のは…?』
『…もしかして、最近噂の自然現象…?』
…でも、明らかに今のは自然に起きた音ではなかった、まるで攻撃されたかのような音だった_。もしかして…ランダは靴を履いて、急いで外に出た。
『ランダ!?危ないよ!!待って!!』
そう止めたリヨの声は、ランダの耳には届いていなかった。
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しばらく走り続けて数分…。
ある光景がランダの目に映った。
『…おい、嘘だろ…?』
さ っきまで平和だったのが嘘みたいに。
辺りは炎と悲鳴に包まれた街に変わり果ててしまっていた。
『キャー!!離してぇー!!』
どこからか悲鳴が響く。
『この声は…姉さん!?』
ランダは来た方に戻っていった。
ランダは家に着いた。
思い出が詰まった家は炎で燃えていた。
『姉さん…!?何処にいるの…!?』
リヨの姿は見当たらなかった。
その時、後ろから声がして振り替えった。
『こんにちは、ランダ君』
話している相手は炎に包まれているせいか、姿が全く見えない。
『な、何でお前、俺の名前を…!!』
『急だけど、君のお姉さんは頂いたよ』
『…は?…お前!!姉さんを返せ!! 』
ランダの怒りが爆発した。
それでも相手はヘラヘラして言った。
『良いかい?君のお姉さんは3 年後に破壊神に生贄として捧げるから、返してほしいな らそれまでに僕を倒してみなよ』
『生贄…?破壊神…?』
あまりの事にランダの頭が回らない。
『それじゃあ、僕はそろそろ仕事があるから、 頑張ってねぇ〜』
そう言うとふっと消えた。
ランダは地面を見た。
機械の様な黒い物が落ちている。
『まさかさっきの…CG…!?』
ランダは機械を握り壊した。
『あいつめ…姉さんをどうする気だ…!!』
そして次の日。
黒焦げた家から、使えるものをすべてバックに詰め込んだ。
リヨが大事に持っていた鍵のようなキーホルダーも_。
『…必ず助けて見せるから…待ってよね姉さん!!』
ランダは街を飛び出した。
そして彼は知らなかった。これが、自分を変える出来事だったのかもしれないと…。
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『拝啓、本当の幸せを求める君へ_。』
次回『孤独の子狐少年_。』