「お、は、よ!」
1文字ずつ1歩ずつ近寄ってくる空楽王(ソラオ)。
「おぉ、おはよ」
時守(ときもり)がワイヤレスイヤホンを外しながら応じる。
「今日から本格的な授業だよぉ〜」
まるでマンガやアニメのキャラのように落胆する空楽王。
「ま、でも今日が初回みたいなもんでしょ」
「でも本格的に始まるわけよ?」
「まあね?」
「あぁ〜!眠くならない自信ないわ」
「わからなくもない」
そんな話をしながら昇降口に入って上履きに履き替える。
「おぉ!礼王(レオ)!YEET!」
「YEET!おはよ2人とも」
「おはよ」
「おっは、よー」
本日も襟足が綺麗な青の礼王と下駄箱前で会った。3人で話しながら教室へ入ると、すでに鏡が教室にいた。
「キーイィーーイィーン!」
と言いながら机と机の間を小走りで縫って行き
「おはよー!」
と鏡に抱きつく空楽王(ソラオ)。
「おぉ。ビックリした」
ワイヤレスイヤホンを外しながら驚く鏡。
「うえ。朝から勉強ですか」
「他にすることないしね」
「音楽聴きながら寝てたらいいのに。なに聴いてたの?」
とワイヤレスイヤホンを借りて耳の穴には入れず、耳の穴付近に近付けて聴いてみる。
「Do you have any paintings that you can show me? You’ll get better with practice.」
「え…」
絶句する空楽王(ソラオ)。
「なにそんな「信じられない」みたいな顔してんの?」
と礼王(レオ)が言いながら時守(ときもり)とゆっくり歩いてきて席につく。
「いや、まさに信じられないから。
ただでさえ朝っぱら勉強してるのでさえ信じられないのに、音楽何聴いてんのー?って」
ちなみに「音楽何聴いてんのー?」と言ってる顔は、信じられないくらいバカな顔をしておりました。
「言って聴かせてもらったら、英語流れてきた」
「英語?洋楽?」
「ううん?あのリスニングの忌々しいなんの抑揚もない英語」
「あぁ」
「すごい勉強熱心だよね」
「要領悪いんだよね」
リスニングの英語ではなく洋楽を聴きながら登校し、下駄箱で上履きに履き替えている真風菜(まふな)。
「真風菜おはよー!」
と抱きついてくる子那恋(しなこ)。
「おぉ、子那恋(しなこ)。おはよ」
ワイヤレスイヤホンを外す真風菜(まふな)。
「おはよ」
子那恋(しなこ)の後ろには華音(はなお)もいた。
「お、華音も。おはよ」
「今日から本格的な授業でっせー?」
どこかで聞いたセリフと表情。
「ま、今日が第一回だから。全然大丈夫だよ。後半になってついていけてないと…」
「終わるね」
「ジ・エンドですぜ」
という会話をして教室へと行った。
「おぉ!大鍵芸常(タケゲツ)さん、音多木野(オトキノ)さん、ニ宅寺(にたくじ)さん、おはよー!」
空楽王(ソラオ)が真風菜(まふな)、子那恋(しなこ)、華音(はなお)に挨拶する。
「一州茗楽(イスミラ)くんおはよ。
あ、平野(への)くんと六蓋守(ムコウモリ)くんと須木弁(スギべ)くんも、おはよ」
真風菜と子那恋(しなこ)と華音も、空楽王を始め、時守(ときもり)、礼王(レオ)や鏡に挨拶をした。
時守、礼王、鏡も真風菜、子那恋、華音に挨拶を返す。
子那恋が優佳絵(ゆかえ)の机をチラッっと見る。机の横のフックの部分にスクールバッグがかけてあった。
「お、優佳絵(ゆかえ)来てんじゃん」
「あ、ほんとだね」
「トイレ?」
しばらくすると体育着を入れるような袋を持った優佳絵(ゆかえ)が
ワイヤレスイヤホンで音楽を聴きながら教室に戻ってきた。
「おっはー優佳絵(ゆかえ)ー」
「おはよ」
「おはよ」
優佳絵(ゆかえ)はワイヤレスイヤホンを外し
「おはよ」
と言ってイスに座った。優佳絵(ゆかえ)が通り過ぎた後、フローラルな香りが漂った。
「いい匂ぉ〜い。優佳絵(ゆかえ)香水?」
「ん?あぁ、この匂い?単純に汗拭きシートじゃない?」
「汗拭きシート?あぁ〜、言われてみれば、そうか。
ん?でもなぜに?トイレの後、汗拭きシートで手拭いてる系女子?」
「そんなやついるか」
とツッコむ優佳絵(ゆかえ)。
「単純にさっきまで体育館で練習してたから。んで、汗かいて汗拭きシート使ったってわけ」
「マジ!?朝練すか!」
「大変だね」
「ま。でも好きだし。バスケ」
「はえぇ〜。とんでもないな」
「まあ。わかる」
華音(はなお)が呟く。
「お。華音、わかってくれる?」
優佳絵(ゆかえ)が華音のほうを向く。
「いや、私の場合は全然違うけど」
「ほお?」
「私二次元がめちゃくちゃ好きで、仮にアニメやマンガを15時間見ろって言われても
好きだからいけちゃうかなって。あ、全然違うよね。ごめん」
「あぁ〜、私でいうところの「JEWELRY BOYS」のライブ映像をずっと見て
曲毎のペンライトの振り方覚えて。みたいなもんか」
「まあ。そんな感じかな?」
「真風菜(まふな)はなんかないの?そーゆーの」
「うぅ〜ん。好きなもの…。音楽も割と好きだし、スポーツも…まあ好きだし
マンガとかアニメも、たまに見るし。…。でもみんなみたいに熱中できるものはない…かな」
「ふぅ〜ん?」
という話をしていると担任の渋谷先生が入ってきたので
窓際の時守(ときもり)の席の窓枠に腰掛けていた空楽王(ソラオ)も席に戻る。
朝のホームルームが始まって、終わる。
「「はあぁ〜…授業が始まるぅ〜…」」
ハモる空楽王(ソラオ)と子那恋(しなこ)。
「仲良いね」
礼王(レオ)が笑いながら言う。そして1時間目の授業が始まる。1時間目は数学の授業。
公式、解き方を教わり、少し例題を解いてみる。真風菜(まふな)も考える。
自分のノートにトントントンとシャープペンをあてる。黒い点々がノートの端に描かれる。
シャープペンのお尻、ノックする部分を右の頬っぺたにあてる。チラッっと窓際のほうを見た。
1席分空けて隣には転校生、時守がいる。真風菜はずっと気になっている。
別に恋愛とかそういうのではなく…ないはず。そういうのではなく、ただ単純に気になる。
左手を顎にあてながら、教科書を読みながら考えている横顔。
スラッっと通った鼻筋。その鼻の中央には、相変わらず絆創膏が貼ってある。
あの絆創膏は…なに?
真風菜(まふな)は時守(ときもり)が転校してきたとき描いていたへのへのもへじが頭に浮かぶ。
あの「も」の鼻の感じに…似てる気がする
ちょうど「も」の横線2本が絆創膏に見えてくる。
白い髪に、色白の肌も「へのへのもへじ」の描かれている紙のように思える。
その髪の左側を留めているヘアピン2本も「へのへのもへじ」の輪郭の「し」の「〝」のようにも見える。
「へ」の字の眉も、縦長の目も「の」に見えるし…
頭に浮かぶ「へのへのもへじ」がどんどんと時守(ときもり)のパーツと入れ替わっていく。
癖なのか、考えるときとか気を抜いたときに「へ」の字になる口
頭に浮かぶ「へのへのもへじ」が完全に時守に入れ替わった。
すると、真風菜(まふな)の視線に気付き、時守が真風菜のほうを向く。
真風菜の頭に浮かぶ「へのへのもへじ」が時守の顔に替わり
真風菜の目には時守の顔が紙に描いた「へのへのもへじ」に見えた。
「わっ!」
つい声が出て、立ち上がる。数学の先生はもちろん、教室内の生徒も真風菜のほうを向く。
「あ、すいませーん…すいませーん…」
と言いながらイスに座る真風菜。驚いた拍子にシャープペンが落ちており、それを拾った時守が
「大丈夫?…なんかごめんね?」
と言いながらシャープペンを真風菜の机の上に置いた。
「あ、ううん。全然全然。平野(への)くんは一っっ…切悪くない。
あの、そう。窓に映った自分が幽霊に見えて」
と焦って言うと
「ふっ」
っと笑う時守。
「そんな可愛いJK幽霊なんていないでしょ」
と笑顔で言った。恐らく時守は
「全然おどろおどろしくないJKの幽霊なんていないでしょ」という意味合いで言ったのだろうが
真風菜の心臓はトクンッっと軽く跳ねた。数学の授業が終わり、2時間目の授業へ。
そのまま3時間目、4時間目と終わり、お昼ご飯の時間へ。
「んじゃ、オレと時守は売店組だから」
「おぉ〜いてらぁ〜」
時守(ときもり)と礼王(レオ)は財布を持って教室を出る。
「朝コンビニで買ってはこないの?」
礼王が時守に聞く。
「あぁ〜。まあ。なくはない」
「ほら、売店のメニューって基本変わんないからさ」
「あぁ〜」
「焼きそばパン、コロッケパン、焼き鳥パン、焼き肉パン
あんこパン、あんバターパン、あんこクリームパン、ジャムパン各種…くらいかな」
「人気なのとかあんの?」
「焼き鳥が意外とすぐなくなる」
「へぇ〜。美味しいんだ」
「うん。美味しかった記憶めっちゃある」
「マジか。今日あるかな」
「走る?走ってみる?」
「行く?行っちゃう?」
と言いながら走り出した。途中で先生に会うと歩きに変えたりしながら。
「あったね」
「あった。割と残ってた」
買えた。時守(ときもり)は焼き鳥パンと飲み物を、礼王(レオ)はあんバターパンと飲み物を買った。
「礼王は…その、目どんくらい悪いの?」
「あぁ。メガネね。オレは0.1。今はもっと悪いかな」
と言いながらメガネを取ってみる礼王。目を細める。
「あぁ。全然見えん」
メガネを掛け直す。
「コンタクトにはしないの?」
「んん〜…。慣れるまでがめんどいな。正直慣れちゃえばメガネより楽ー…なのかな?
まあ、数回着けたけど…めんどい。“オレ”はメガネのが楽」
「へぇ〜」
「バスケ興味ある?」
優佳絵(ゆかえ)が真風菜(まふな)に聞く。
「ん?バスケ、バスケー…まあ、嫌いじゃないけど見たことはないーかな。興味はあるよ」
「海外のバスケの神プレイ集とか」
「あ!それは見たことある!」
「おぉ。マジか」
「ダンクとかめっちゃすごいやつ」
「ど迫力シュートね。爽快よね」
「サッカーも見るんだよね。関連で上がってきたりして」
「へぇ〜。マジで広く浅くって感じだね」
「なんかのめり込めるものがあれば…いいんだけどね」
と話していると
「ただいま戻りましたっ!」
と子那恋(しなこ)と華音(はなお)が売店から帰ってきた。
少し時間を空けて時守と礼王(レオ)も売店から帰ってきた。そして、時守は焼き鳥パンを食べ
「うまっ!」
っと驚いた。お昼休みが終わり、5時間目の授業が始まった。その日の授業は7時間まであり
空楽王(ソラオ)と子那恋(しなこ)は5時間目が終わった時点で魂が抜けかけていた。
7時間目の授業が終わると
「燃え尽きたよ…」
「真っ白な灰に…」
と空楽王(ソラオ)と子那恋(しなこ)が呟きながら真っ白な灰になっていた。
「その様子だとこの後遊び行くのは無理かぁ〜」
と礼王(レオ)が言うと耳をピクピクッっと動かし、白い灰だった空楽王(ソラオ)に色が戻り
「レッツァゴー!アイム、スーパーソラオ!」
とコンテニューされた。担任の渋谷先生が入ってきて終わりのホームルームが始まる。
へ、の、へ、の、も、へ、じ
真風菜(まふな)はノートの端に1文字ずつゆっくりと「へのへのもへじ」を描いていた。
平野(への)くん…へのへのもへじ…平野くん…
へのへのもへじの間に時守(ときもり)のことを考えている自分に気付き
あ、いや、そりゃ似てるからしょーがなくない?
と頭の中で誰にしてるかわからない謎の言い訳をしていたが
「そんな可愛いJK幽霊なんていないでしょ」
という言葉と時守(ときもり)の笑顔が頭に浮かぶ。
「では、今日はここら辺で」
「起立」
と鏡が言う。生徒がゾロゾロと立ち上がる。
「礼」
礼を終えると教室内が帰りの支度をする生徒、即座に帰る生徒で騒めき始める。
「んー、なー、らっ!」
空楽王(ソラオ)が1文字ずつ言いながら時守(ときもり)に近づく。
「今日は礼王(れお)ちんも帰らないということで」
「おう」
「どっか遊び、行こうぜー!イエーイ!」
「時守の歓迎会はしたじゃん」
と鏡(カガミ)が言う。
「せやなぁ〜。ま、でも関係なし。単純に4人で遊ぶー」
楽しそうな笑顔の空楽王(ソラオ)。まるで小学生のような純粋な笑顔である。
「まあ、全然いいけど」
「まあ。オレも勉強しかすることないし」
とその純粋で楽しそうな笑顔に、なす術のない礼王と鏡。まあ、はなから断ることはなかったのだが。
「どーする?1回帰る?」
という空楽王(ソラオ)に鏡が教室内の時計を指指し
「無理くね?」
と言う。空楽王は鏡の指指した時計を見て
「あ、そっか。今日7まであったんだ」
「さっきまで死んでたやつの発言とは思えんな」
「なははー!」
「じゃ、ま、制服のまま、ワック(ワク・デイジーの略称)行く?」
「またぁ〜?ま、全然いいんだけども」
「またぁ〜」と言った表情は駄々をこねる前の子どものような表情だったが
「全然いいんだけども」でおちゃらけた表情に変わった。
コロコロ表情を変えるところも、まるで小学生のような空楽王(ソラオ)。
「んじゃま、ワック行って駄弁って解散だな」
「ういぃ〜」
ということで楽しそうに話しながら4人で教室を出た。
「今日ー華音(はなお)バイトなんだよね?」
「うん」
「で、優佳絵(ゆかえ)は部活ないと」
「ない」
「なら途中までだけど、4人で帰りますかー」
「オッケー」
ということで女子4人も荷物を持って教室を出た。
「子那恋(しなこ)は一州茗楽(イスミラ)くんと幼馴染だったりする?」
と真風菜(まふな)が聞く。
「あぁ、わかる」
優佳絵(ゆかえ)も言う。華音(はなお)も頷く。
「え。全然?なんでなんで?」
「なんかノリが同じ」
「わかる」
華音も頷く。
「え…。なんかやだ」
「はっ…くしょん!」
空楽王(ソラオ)が大きくくしゃみをする。
「風邪か?」
「バカは風邪ひかないのだよ」
胸を張りながら自分で言う空楽王(ソラオ)。
「バカは風邪ひかないんじゃなくて、ひいても気づかないって説もある」
「なるほどな!あ!もしかしたら…このイケメン空楽王(ソラオ)くんのことを
噂している女子がいるのでは!?」
「はいはい。入りますよー」
「流すなしー」
そんな話をしてワク・デイジーに入り、注文をして席へと行った。
「じゃ、乾…ぱんかーい!」
「「「ぱ…ぱんかーい」」」
「イエーイ!」
プラスチックの蓋がされ、プラスチックのストローが突き出た紙のコップで乾杯する4人。
「ねえねえ」
と空楽王(ソラオ)がテーブルに腕を組んだような感じで両肘をテーブルにつき時守を見る。
「オレ?」
「そ。気になってたこと聞いていい?」
「まあ…答えられることであれば」
「どうかなぁ〜。微妙なとこだなぁ〜」
「そんなギリギリなこと聞くなよ」
とツッコむ鏡。
「ギリギリセブゥ〜ン!やる?」
「やらん」
「で?なに?いいよ?聞く分には。答えられるかはわかんないけど」
「おっし!トッキーの優しさに甘えまくろ。…あのさ…その鼻の絆創膏ってなに?」
と空楽王(ソラオ)が自分のスッっと通った鼻の中央を触る。時守も自分の鼻を触る。
「あ、これ?」
礼王(れお)も鏡も気になっていたようで、フライドポテトを食べながら
飲み物を飲む、ストローを咥えながら2人を見る。
「これはねぇ…」
「んじゃ!華音(はなお)。バイト、ふぁいてぃん!」
「じゃ、また明日ねー」
「また明日ねぇ〜みんなぁ〜」
と別れた4人。ワイヤレスイヤホンを耳に突っ込みながら
あの絆創膏って…なんなんだろうなぁ〜…
と思う真風菜(まふな)。
「へぇ〜。あ、そんなあれか。聞いちゃダメなやつではなかったんだ」
時守は絆創膏を貼り直す。
「全然全然」
「オレも聞いていいのかそれ。って思ってた」
「オレもオレも」
「トッキーは謎ボーイだからなぁ〜。深掘りしないと」
「いや、時守だけじゃないから。オレからしたら空楽王(ソラオ)も謎ボーイよ。あと鏡も」
「ま、たしかに。礼王も謎だしな。襟足青いのとか」
「え。見たじゃん」
「なにを?」
「この前見せたオレの好きな団体のEntrance集。
その中の、オレがよく言ってるYEET!!のSuperstarが襟足青く染めてるんよ」
と言いながら礼王はまたスマホでMyPipeで自分の好きな世界最大のプロレスの団体の
そのSuperstarがメインの動画を見せる。
「あぁ!なるほどね!それで青くしてんだ?」
「そーゆーこと」
「はへぇ〜」
「鏡っちは染めないの?」
「染めないね。めんどくさそう」
「あぁ〜。どうなん?お2人さん」
時守と礼王は顔を見合わせる。
「まあ、維持は大変かな」
と時守が言う。
「そーだね。オレも大変。色落ちたら緑っぽくなるし。ま、時守に比べたらめっちゃ楽だけど」
「そんな大変なんだ?」
「白はね」
「まあね」
「そーゆー空楽王(ソラオ)はどうなん?」
「なにがー?」
「いや、プリン(金髪など、明るい髪色にしたときに、髪が伸び
本来の黒が出てきてしまうという様子をプリンの黄色の部分とカラメル部分に見立てた用語)気になるでしょ」
「まあ。気になるけど。ほら?オレイケメンだからさ?プリンでもイケメンなわけよ?」
「時守のほうが気になるんじゃないの?」
ドスルーして時守に聞く鏡。ふつーはスルーされたら「おい!」とツッコむと思うが
未だに花のエフェクトを出しながら自分のイケメンさに浸っている空楽王(ソラオ)。
「まあ。でも1週間に1回、ブリーチできるスプレーみたいなので軽くブリーチしてるから
まあ…それが割と習慣化してるからへーきかな。
黒髪の鏡とかからしたら、信じられないくらい大変だろうけど」
「そうだね。週1ブリーチは信じられないね」
「ま、そんなガッツリブリーチはしないけどね?」
と話しているとすぐに陽は落ち、みんな帰る時間という時間はないが、そろそろ帰ろうかという話になり
全員トレイに乗った美味しく食べたフライドポテトや飲み物などのゴミをゴミ箱に捨てて
ワク・デイジーを出た。途中まで4人で和気藹々と帰り
「んじゃまた明日ー!」
「うい。また明日ー」
「YEET!!」
「YEET!!」
「また明日ねー」
「また明日ー」
と4人も家へと帰っていった。
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