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#ひなこ
Yori
51
レア度一の腐男子
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『クラスの陰キャ男子は”元”不良でした。』
Episode.40
ぷちぷち→👀
ぽん太→🐤
いむ→🐾
ひなこ→🎀
のあ→🍪
るな→❄️
じゃぱぱ→🟢
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side:???
『おはよ、初めまして。
……「何か変な奴来た」とか思われてないかな?ちょっと心配だよ』
『まぁそれは良いとして…私から一つだけアドバイスするよ。ありがたーく聞いてね』
『基本的にこの物語って何も考えて無いしノリに支配されてるからさ…
頭でなーんにも考えずに流されとくのが懸命な判断だと思うよ?』
『…え、私が誰かって?うーん…あんまり言い表しやすい人間だとは思って無いからなぁ』
『……あ、』
『この物語のマスター、とでも呼んでほしいな。』
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side:松海冬知 -matsumi futi
❄️「はいっ、出来ましたよ!」
🐾「お~…括られてる。ありがと先輩」
❄️「いえいえ、寧ろありがとうございました!それにしても……普段下ろしているときの可愛らしさももちろん良いですが、結ぶとさらに凛々しさとほのかな可愛らしさが顔を出していますね!それに加えてさらに大人っぽさがあるようでいて…!3つの要素が混じり合った素敵なお姿です!!!(早口)」
……なんか今先輩が早口でオタク語りしてたような気がする。
…まぁとりあえずそれは置いておこう。いむの生命と鼓膜と羞恥心が危ない。
👀『やっぱ先輩って相変わらず先輩だな』
🐤「あっ悪夢が……」
🐾「お前らは何様なんなんだよ」
🐤👀「「傍観者様」」
ここぞとばかりにタイミング合わせやがってます。
──────────────
「次は 全員リレー 全員リレーです。 お出口は右側です。」
👀『お出口はちゃうやろ』
🐤「なんすかそのエセ関西弁…」
🎀「あれ電車のやつだっけ」
いつの間にかいむが消え去っているがまぁそれは気にしない。
👀(アイツのことだしすぐ戻ってくるだろ)
───
この「全員リレー」は、文化祭のときのように1・2年、3年に分けられて行う。
3年生は1学年だけのため通常通りに行われるので楽だが、面倒なことに俺らは2学年…
👀(…誰だよこの制度作ったやつ。控えめに言ってバカだろ分かりづれぇな)
俺とひなこのクラスを同じチームとし、
全クラスの分で5つあるチームから2チームと3チームに分け、
それぞれのブロックでタイムを計る…
……らしい。確実かどうかは別。()
俺らはB組だけど、2年のひなこ達はE組なので2つ目の3チームのブロックで競うそうだ。そこは1年に合わせてもいいんじゃないかと思う…おい不平等だろ!!
👀(説明聞いてもよく分かんなかったからとりあえずいむかぽん太に任せりゃいいか。)
自分でも他人事がえぐいだろと思うけど、まぁぽん太なら大丈夫っしょ。
アイツときどき人の話聞かない節あるけど。
「選手の皆さんはご入場ください。」
👀『あ、俺1番目だから行って来るわ』
🐤「いや全員移動っすよ…??まぁ‥頑張って下さいね」
🎀「ぷっちー、負けたらもやしだよ 」
👀『それお前も言うの??』
てっきり俺のクラスだけだと思ってた…どこでもやってるんだなそれ。
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side:百石乃愛 momoishi noa
突然ですが皆さん… 貴方も「イケメンって存在が罪だと思いませんか?」教に入信しませんか?
……って言う冗談はやめておきましょう。どうも、生徒会長の百石乃愛です。
現在、私とるなは50mゾーンで待機中。
お嬢とぷちぷちさんはトップバッターなので既にスタートラインで微調整を行っているようです。
ちなみにぽん太さんはアンカー、いむさんはその一つ前でしたね。
❄️「…?のあさん?」
🍪『ぇ、あっ、はい…何でしょう』
❄️「ううん、ちょっと気になっちゃっただけです!平気そうなら大丈夫です…!」
平気そう、って…どう言うことだろう。
私は別になんとも思ってないのに‥
───
🟢「────、───────────‥」
───
🍪『……行きましょう、るな。他の方を待たせてしまいます(ニコッ』
❄️「うんっ!」
❄️「……?」
──────────────
「それではようやく始まります!2学年合同・全員リレー∕Bブロック!!」
「スタート地点に選手が揃いました!第1コースは2-C・陸上部の○○さん!」
「第2コースは2-A・バスケ部、期待の新人△△くん!!」
「第3コースは1-B・帰宅部松海くんでーす」
👀(いや俺だけ扱い雑だな…まぁ帰宅部の第3コースに期待なんて出来ねぇか。)
「アイツ大丈夫かなぁ…」
「ね。1人だけ1年だし」
「あのヒョロガリ相手なら勝てるだろ!頑張れ△△~!!」
「こっちこそ!負けるな○○さーん!」
味方からは心配され、敵からは見下され貶され…ははっ、散々な評価だな。
でも……俺には確実に味方がいる。
🎀「いけーぷっちー!!全員薙ぎ倒せぇぇえ!!!」
🐤「いや薙ぎ倒しちゃダメでしょ?!頑張ってくださいぷちさーーん!!!」
🍪「なるべく差付けられないようにお願いします!」
❄️「ぷちぷちさんがんばれ~っ!!」
……うん?
👀『ちょ、おい会長!!俺が抜かされる前提なのやめて?!?』
──とまぁ、味方からも一撃入ったが…
やっぱり応援されるのは嬉しい。それは変わらないな
───
「お、ぷっちーナイス!」
「へへっ、だろ?明日はあのグループ潰しに行こーぜ!後輩が困ってるらしいし!」
「相変わらず善人なのは変わんないなーぷっちーは。それでも不良か~?」
「うるっせぇな~、別に善人でもいーだろ!」
───
……
👀(……もう大丈夫だ。 俺なら出来る)
「すべての選手が出揃ったところで、早速始めて行きましょう!」
実況のセリフで、周りの空気が一瞬で研ぎ澄まされたように感じる。
いや…それはきっと気のせいじゃない。
確実に、全員が激情を胸の内に秘めて…心臓から素早く血液を全身に送り込んでる。
わくわくするよ、俺だって
あの夏の海水浴場で放った一撃で、昔みたいな感覚が戻って来てはいたけど
やっぱり、この熱気には勝てない
そして、スタートの合図が鳴った。
─……バンッッ!!!
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Episode.40
『感覚』 終了
Episode.41・・・7/5公開
次回もお楽しみに。
コメント
5件
乃愛さんの「イケメンって存在が罪だと思いませんか?」教ちょっと気になる
**はる。だわ** 今回のエピ、冒頭の「物語のマスター」自称の新キャラ登場で一気に引き込まれたわ…!メタっぽい語り口、嫌いじゃない。そして本編は全員リレー前の賑やかな掛け合いがいつもの安心感。ぷちぷちの回想パートで「俺なら出来る」って呟くシーン、グッときた。昔の自分とちゃんと向き合って前を向いてる感じがすごく良かった。スタートの合図で終わる演出、背筋伸びた。次の話が待ち遠しい🔥