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「……」
「「どうしてアナタが」そんな顔をしてますね?」
「……」
「これ、アナタならよく知ってるでしょう」
そう言って私が本当によく知っている、一枚の魔皮紙を取り出す。
「……奴隷の魔皮紙……」
「そう、知ってますね?なので“処理”をさせて頂きました」
「…………なら、最初からそう伝えれば良いじゃないですか、あのみやさんの反応は……」
「そうですね、伝えてはいませんでした、だってそうでしょう?裏切らなければよかった話ですから……て言うのは建前で」
「……」
「昔から気に食わなかったんですよ、あのクズは」
「っ」
私の中から湧き上がる『怒り』
殺す。
コイツだけは殺す。
生かしておけない。
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す『殺す』殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す『殺す殺す』殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す『殺す殺す殺す』殺す殺す殺す殺す殺す。
…………あ
「キャハッ……』
「どうやら頭がおかしくなったみたいですね、この状況で____笑顔など」
笑ってる?私が?どうして?
『キャハッ、キャハハハハハ!』
どうしてだろう、この人を殺せると思うとワクワクする、口が勝手にニヤついてしまう。
心の底から声が出てしまう。
「考える能力も無くなった獣にもう用はありません……死ね」
“生贄”が鋭い爪で私の心臓を刺してきた。
『キャハッ♪』
あー……痛い。
「!?、お前!?」
『キャハハ?』
ねぇ、どうしたの?心臓が無くなったくらいで『私』が死ぬわけないじゃん?
それに____
『キャハッ!』
「ガッ!……はっ」
同じ事されても文句はないよね?
「こ、この程度、あの方に貰った再生能力さえあれば!」
あー、戻っちゃった……私はそんな能力無いのに……ずるいなぁ。
『7*・・』(まってて)
「な!?か、からだが!」
『キャハハ』
えーっと、あ!あった!私のハンマーちゃん♪
「な、なにをするつもりだ」
『キャハハハハ♪』
何って?
おもしろーい、アナタ殺す以外に何かあるのかな?
「何をするか知らないが私は不死__」
『キャハッ♪』
「ガッ__」
あれぇ?今何か言ってた?分からないや♪
それより見て!まるで貝を割ったみたい♪美味しそうな身が頭から出てる♪
『キャハッキャハハハハハ……_#ed/(おいしそう)』
あぁ、ツヤツヤしててフニャフニャで美味しそう……
『#gGbpf』(いただきます)
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