プロローグ
女の子が一人、爽やかな顔でほうきに乗って空を飛んでいました。10才ぐらいの女の子で、艷やかな黒、肩ぐらいの短い髪を風になびかせています。顔立ちは中々そして、その前に、女の子の腕に挟まれるようにしてちょこんっと可愛らしく座っている一匹の黒猫がいました。「セレネ」」「コア?どうしたの?」セレネと呼ばれた女の子は、明るく、笛のような声で黒猫に聞きます。「あとどれくらい?」コアと言われた黒猫は思わず抱きつきたくなるようなかわいい声で、言いました。「う〜ん。もうちょっと。もうちょっとでつくからね。」セレネがそういった時、雲が晴れ、セレネの家の屋根が少し、見えてきました。「あっ!見えてきた!コア!ほら、あれ。あそこに見える赤茶色の屋根があたしの家だよ」セレネは指さしてコアに家を教えます。そしてほうきを下降させ、家へ向かって飛んでいきました。
コメント
5件
ほうほう。神作の予感✨
続き気になる!