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ああ!いい! 頑張ってください
「じゃ、俺東京に帰るからネ。風邪とか気をつけてねー」
「ぼんさん。」
「んー?」
「俺も一緒に行っていいですか、東京。」
おらふくんが珍しく真剣な顔で言った。
「え?ま、まぁいいけど…」
「…できればおんりーに会いたいです。」
「…そ、いいよ。」
心の整理がついたんだろうか。
「じゃ、じゃあ準備してきますね!」
そう言って部屋に戻っていく。
…準備ってなに…?
もしかして泊まるカンジ?!
「これをおんりーに渡したかったんですよ!」
マイクラのイルカのぬいぐるみを見せながら言う。
「クレーンゲームで取れたやつなんですよこれ!」
あ、なるほどね。ビックリした…
「…いらんって言われるかもわからんけどリアルで会ったらあげよって決めてたんで。」
「…いいじゃん。おんりーちゃん好きそうじゃない?この目とか」
「…そうっすね!」
「準備って言うからうちに泊まる準備かと思ったよ~」
「えっ…泊まっていいんですか?」
ちょっと顔を赤らめておらふくんがこっちを見る。
「えっと…いや、別に…いいけど?」
「!じゃあお泊まりの準備もしてきます!ちょっとだけ待ってくださいねー!」
「あー、うん。焦んなくていいよー」
もう聞いてないな。また部屋に戻っていった。
楽しそーにしちゃって。
「すいません結構待たせちゃって…」
「いーよいーよ。もともと余裕もって家出ようと思ってたし。」
新幹線のチケット取る時間もほしかったし。
おんりーちゃんに連絡する時間もほしかったし。
まぁ、まだ返事来てないけど…
どーしよ、これで会えないって言われたら….