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どえらい長編になってしまった『もう一度、この5人で』の 小話の続きになっています( *´꒳`*)
リクエストいただけたので調子にのって書きました(*´˘`*)✨️笑
もしかしたら読んでいないと繋がりにくい部分があるかもなので、小話だけでも読んでいただけたら分かりやすいかなぁと思います!( ´ㅁ` ;)
全体的に肌色中心な話です。ご注意ください!大丈夫な方、楽しんでいただけると嬉しいです!
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🩷「みなさんこんばんはー、僕たちはー」
『m!lkでーす! 』
💙「久々の歌番組楽しかったなー!」
❤️「本当、久々だったね!みんな、観てくれたんかなー?」
🤍「オカワリ好き滅も発表されてたよね。また来週出るから観てもらえると嬉しいなー」
予告通り、生配信が始まった。
抗うことを諦めて逃げたこの舞台に、もう一度5人で立てることになって本当に嬉しい。 色々な想いがあふれる中、4人の顔を見たら自然とあの言葉が口からこぼれ出ていた。 ずっと言えなかった、けど、ずっと言いたかった言葉。 やっと、ちゃんと直接伝えることができて良かったとは思う。
でも今は…あのタイミングじゃなかったんじゃないか?……と、思い始めている。 告白されて嬉しかった、と言われたのはこちらとしても嬉しかった。 実際に言えて良かったと心から思ってる。
でも、こんなに疲れている中「寝かせない」と死刑宣告を同時にされた訳で。 ……直接じゃなくても、LIN●とかでサラっと言えば良かったのでは…!?
顔には出さなくても脳内でぐるぐる考えていると、隣に座っていた勇斗が耳打ちしてくる。
🩷「何考えてんの?……夜、楽しみだね…?」
💛「…ッ!」
コイツ、こんな時にまで揶揄うなよ…!!さっきから危うい雰囲気をひしひしと感じてしまい、どうしたものかと考える。このまま勇斗の家に帰宅してしまったら辿る道は一つだろうと考え、であれば、他の家に行ってしまえば免れるのではないか?と、安直な考えに至る。誰か頼れる人は…と考えて、一人思い浮かんだ。
💛(そうと決まれば早く連絡を取りたい……)
生配信中に申し訳ないけど、画外に行きマネージャーさんに声を掛ける。
💛「すみません、今日少しだけ体調悪くて…申し訳ないんですけど俺のスマホもらえませんか?あと、直ぐに帰れるように目立たない所に荷物を置いておいてほしくて…」
マネージャー「分かりました。大丈夫ですか?」
💛「大丈夫です。スマホ少し触ったら戻ります。」
皆に不審がられないよう、素早くスマホからお目当ての人物にメッセージを送る。生配信終了まで約50分。どうか気付いてもらえますように…そう祈りながらスマホをマネージャーに戻し、画内に戻った。
💛「え?なんて?」
画内にいなかった短時間の間に、かなり話は進んでいたらしい。活動休止中の話に触れて欲しいというコメントが多数あったようで、張本人である俺に話が振られた、っていう流れだ。
💛「その節は…急にお休みすることにしてしまって本当に申し訳なかったです。……喉の調子が戻らなくて思った様にパフォーマンスできなくなってしまって…待っていてくれてありがとうございます」
あの時は壊れる寸前で正直自分の事しか考えられなかったけど、m!lkメンバーはじめみ!るきーずにも迷惑をかけてしまったと反省している。
💛「……もうこんなことがないように、これからは無理せずに、早めにメンバーに相談しようと思っています。これからも引き続き、m!lkをよろしくお願いします」
自分の気持ちを吐露した後、深々と頭を下げる。皆からどんな反応が返ってくるのか不安でなかなか頭を上げられないでいると、舜太が優しく声を掛けてくれた。
❤️「仁ちゃんが元気になって戻ってきてくれて、ほんまに嬉しいよ。み!るきーずの皆も同じ気持ちみたいやで」
💛「え…?」
柔太朗からタブレットを受け取りコメント欄を見ると、温かいコメントで溢れかえっていた。
「仁人くん、おかえり!待ってたよ!」
「戻ってきてくれてありがとう!」
「やっぱり5人でm!lkだと実感しました!」
💛「…待っててくれて、本当にありがとう」
💙「ほな、またなー」
🤍「ばいばーい」
一時はしんみりしてしまった雰囲気も、その後太智や舜太のハイテンションで一気に明るい空気感になり、大盛り上がりで 無事に終了となった。
ホッと一息ついていると視線を感じる。目線を前に向けるとメンバー達と目が合い、思わず息を飲む。スタッフさん達の目には、ごくごく普通に見えるだろう。ただ…自分には、瞳の奥に捕食獣の色を帯びているのが分かってしまった。それは、メンバーという一線を越えて愛された、あの夜の記憶を呼び起こすには十分で…
……まずい。
自分の体温が上がり、腰から徐々に甘い痺れが上部に広がっていくのを感じる。心臓の鼓動がバクバクと煩く、息が上がる。このままだと、とんでもないことを口走りそうだ。どうにか 意識を逸らそうと、目を伏せる。
💛「ごめん。俺、マネージャーさんに聞きたいことあって。その後トイレも行きたいから先に控え室行ってて。」
🩷「え、不安なら俺も着いていこうか?」
💙「変態やん!」
ケタケタ笑う声につられて顔をあげると、先程の雰囲気を一切感じさせない勇斗と太智がいた。
💛「いや…マジで要らんから。流石にトイレは一人で行かせて(笑) 」
🤍「流石にそこまではね(笑)じゃあ、先に控え室戻ってるね」
❤️「また後でなー!」
メンバーが部屋を出たのを確認して足早にマネージャーさんの元に駆け寄る。
💛「マネージャーさん、すみませんでした。荷物ありがとうございます。」
マ「体調大丈夫ですか…?裏手にタクシー呼んでるので、もしよければ使ってください」
💛「ありがとうございます。助かります…では、申し訳ないですが帰ります。メンバーにもよろしくお伝えください。」
皆にバレる前に帰らないと…! マネージャーさんにお礼を言い、駆け足で裏口に向かった。
スマホのメッセージを確認すると、「了解」の2文字が返ってきていた。とりあえず逃げ道が確保できたことに安堵しつつ、急ぎ足で 裏口から外に出ると、タクシーが一台停まっていた。あれがマネージャーさんが手配してくれたタクシーだろうか?と近付くと、扉が開かれる。
💛「すみません、吉田と申しますが…」
タクシー「吉田様、お待ちしておりました」
あぁ、やっぱりそうだったか…
タクシーに乗り込み行き先を告げようとした瞬間、閉じようとしていたタクシーの扉がいきなり開かれた。驚いて目線を向けると、そこに居たのは…
🩷「すみません、〇〇までお願いします」
💛「は…はや、と…」
冷たい目をした勇斗だった。
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コメント
4件

更新ありがとうございます!!めっちゃ待ってました😭続きがすごく気になる終わりかたで、次の話が楽しみすぎます💛更新待ってます✨

寝起きに更新されておりめっちゃ覚醒できました🤣続きとても楽しみにしていました、無理のないように更新していただけたら嬉しいです😭