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おおわらい
37
煮☀︎ 露陸☭がすき
112
#いらすと
みたらし団子@イラコン開催
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〜attention〜
政治的意図・戦争賛美等一切無
インド×日本
地雷さんは⇦
駄文、駄作。
誤字脱字有り。
腕を伸ばした木々に挟まれた道で、枝の先に生い茂った葉が月を隠す。
隙間からほんのり照らす月光は、少しだけ冷たい。
時よりふく風によって葉の上に溜まった雨水が落ちてくる。
特に考えずに外に出たはいいものの、行くあてもなくその辺を彷徨っていた。
雨上がりの道は湿っていて、あまり心地よいものではない。
そんなことを考えながら歩いていると、後ろからあまり聞き馴染みのない声が聞こえた。
「日本じゃねぇか」
インドさん、こんばんは。と返事を返す。
それにしても珍しい、インドさんと話したことなど数えられる程度だ。
どうかしましたか?と尋ねる。
「いや、散歩に行こうと思って外に出たらお前を見かけたんだよ、それと。」
「それと?」
「俺さ、お前のところの料理好きなんだよ。」
「………はい?」
だから食べたくて、と言うインドさん。
なるほど、それで私に声をかけたのか。
「まあ、別に構いませんよ。都合がよろしければ、このままうちに来ますか?」
「いいのか?」
「ええ、大丈夫ですよ。」
「じゃあお願いする。悪いな、急に」
行きましょう、と言って踵を返し、家へと向かった。
「ほぉ…めちゃくちゃ和って感じの家だな」
家の中を見渡しながらそう言うインドさんを私の部屋に案内し、しばらくここで待っていて下さい、と伝えた。
さて、どうしたものか。
台所に来てみたはいいものの…
私のところの料理ということは和食が食べたいのだろうか…。
困ったな、最近は和食どころか料理すらほとんどしていない。大抵コンビニ弁当で済ませているから…。
和食…和食かぁ……うーん……。
と思いながら冷蔵庫の扉を開ける。
んー…鮭、豆腐、油揚げ……。
それに味噌に大根…。
今日はお米も炊いてあるし、やっぱ焼き鮭と味噌汁…とかでいいかな…。
「できましたよ、インドさん。お待たせしました。」
そう言ってお盆にのせた料理を机の上に置く。どうぞお食べ下さい、と言うと、顔がぱっと明るくなった。
「ありがとう、日本!」
「お口に合うかは分かりませんが…」
「えっと…イタ、ダキマス?」
「ん、美味しいっ!流石日本だな!」
「お褒めに預かり光栄です。お口にあったようで何より。ところで、何故急に和食を?」
「あぁ、それは単純に食べたくなっただけだ、俺はお前のところの料理が好きなんだ。」
なるほど、と首を縦に振りインドさんの隣に腰を下ろす。
満足しましたか?と尋ねれば満面の笑みをこちらに向けた。
「あぁ、感謝する。ありがとうな、我儘に付き合ってもらって。」
「だから構いませんって、私としても、褒めていただけるのは嬉しいことですから。」
「……ぁあ。」
…そう言えば、今日ってインドさん誕生日だったか…?
あまり関わらない私に言われても嬉しくはないかもしれないが……
「……インドさん、お誕生日おめでとうございます。」
そう言った瞬間、インドさんは少し目を見開き、しばらくの沈黙が流れる。
しまった、間違ったか?…失礼なことをしてしまったか…。
謝ろうとした途端、インドさんに抱きしめられた。
「え…いや、あの……インドさん…?」
「……ぁ、悪い。嬉しくてつい……すまんな。」
そう言ってインドさんは私から離れた。
すっと離れた暖かさに少し寂しくなりながらも いえ、大丈夫です と言った。
「急に邪魔して悪かったな。俺はそろそろ…」
「そうですか….こちらこそ、ありがとうございました。」
すっかり暗くなった道を満面の笑みで歩きながら呟くインド。
「はは…日本が手料理を作ってくれた上に誕生日も祝って貰っちゃった…パキスタンに自慢してやろ…………にしても日本、いい匂いしたな……」
少し、距離が近づいたかな、と思ったインドなのであった。
〜終〜
結局このくらいのぬるさがちょうどいいと思ってます。
読んでくださりありがとうございます。
♡/💬してくださると嬉しいです。
それでは。
コメント
1件
ふふ、インドさんが「お前のところの料理好きなんだよ」って突然来る感じ、ちょっと不器用で可愛いですね。焼き鮭と味噌汁という王道的な和食に「イタダキマス」って頑張って言う姿も微笑ましい。そして誕生日おめでとう、の後の抱きしめられて「嬉しくてつい」って照れるインドさん…! 最後の「いい匂いしたな」の独白で距離が縮まったのが伝わってきて、こちらまで温かい気持ちになりました。ぬるい感じが確かにちょうどいいです🤍