テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#近未来
鳳蓮荘
366
スユキ
316
#儚い
nanaha.
205
第八章:上海決戦編
第一節:MAFMA集結
ここでアンアンの回想シーンを終わります。
舞台は2024年ミャンマー人のラテン料理店 〜グアダルーペの聖母に捧ぐジビエ〜の中にて
ハイン「アハハハハハ!!あん時本当に泣いたわよね!!」
T「アンアンさん、ルシアさんはクインさんという彼氏をゲットしましたよ。」
アンアン「えっ?!!そのクインって人があのルシアさんと付き合ってるんだって?!!」
ムラクモ「しかもフリーク州のSALA学園でね。今でもルシアさんに『バカ』だの『ゴミ』だの言われて嬉しいはずですよ。」
ウェイ「ドンマイ、アンアン!!」とアンアンの肩を軽く「ポンッ!」と叩くのだった。
そしてアミナグリ、デニズ、環、ナタリー、ベリンダ、クロブ、みりみ、ケイド、ロン、シャキル、トッポギ、ブヨンたちもこの光景を暖かく見守っていた。
その時、神居カイを中心にマー・ユーニン、チャン・リーアン、バト・サイハンザヤ、ファン・ファジン、ファム・ミン、ツェリン・ドルマ、シュ・リンドンが登場した。
MAFMAのリーダーのカイが「アンアン、アミナグリ、デニズ。今から羽田空港に行くよ。」と
いつもの明るさが消え、真剣な表情で伝えた。
アンアン「上海?本当に行くの、カイ姉ちゃん?」
リーアン「事情は後で話すわ。Tさんとムラクモさん、あなたたちもお願い、頼む。一緒に上海に行くの付き合って欲しい」と7人で頭を下げた。
T「どうしますか、ムラクモさん?本当に上海に行くんですか?海外なんてアメリカしか行ったことないのに….」とビクビク震えていた。
ムラクモ「これだけ頭を下げられて断るなんて言うと思いますか、Tさん?」と核心をつくのだった。
アンアン「やったぁぁぁぁ!!嬉しいですよ、Tさんとムラクモさん!!」と2人にハグをしていた。
カイ「Tとムラクモはアメリカのインディアナ州でいじめっ子たちをやっつけたから、海外留学した2人が頼りなの。」
デニズ「俺たちも参加しますよ。」
アミナグリ「そう来なくっちゃ!!」
アンアン「僕とデニズ、アミナグリ。さっき来た8人揃ってMAFMAだよ。リーダーは神居カイで、僕はこの11人のメンバーの中だと唯一の男性だけどね。意味は複合型アジア人の変わり者マイノリティ軍団。あとTさんもムラクモさんも加わったとなると頼もしい限りです。」
カイ「よし、行くよ、みんな!!!!」と鼓舞して、MAFMAとT、ムラクモ全員で「よーし!!!!」と叫んだ。
環、ナタリー、ベリンダ、クロブ、みりみ、ケイド、ロン、シャキル、トッポギ、ブヨンたちも「ベストを尽くして行ってこい」と優しく励ましていた。
リンドン「アンアン、T。アンタたちのために武器を作ったよ。」と言って手渡した。
アンアン「これなーに?」
リンドン「最上義光が使ってたのをイメージして作った鉄製の指揮棒だよ。」
ユーニン「戦国時代の東北の天才策士で勇猛果敢だけど心を開いた人にだけは甘えん坊になる姿がアンアン、あなたと重なるからこれをあげるってことだよ。」
アンアン「台湾人の僕が最上義光の武器を使うなんて…」
リンドン「君はあの河川敷での決戦で刺股使って敵を叩いてたでしょ?だからピッタリだと思ったの」
T「リンドンさんって人、武器オタクなんですね。しかも武器を自作できるなんて…ユーニンさん、私の武器はなんで尉遅恭(ユインチー・ゴン)の槊(さく)なんですか?槍でしたら日本の槍をイメージしてましたけど?」
ユーニン「Tさん、あなたは私と同じように歴史には強いが、いつもいつも自分に自信がない。周りの影響を何でも真似して本当の自分を曝け出せてもいない。でもこれだけは言える。いざという時はインディアナ州の時みたいに勇気を振り絞って戦った。そんなあなたには尉遅恭(ユインチー・ゴン)の槊(さく)がお似合いだよ。」
T「っ…」
そう言ってMAFMA11人とT、ムラクモは東京フリーク区から羽田空港へそれぞれタクシーを使いながら向かった。
コメント
1件
わあ、一気にキャラクターが集結して華やかでしたね!アンアンが唯一の男性メンバーって意外でした。MAFMAというチーム名の由来にもじんわりきました。それにリンドンさんの武器、最上義光の指揮棒とか尉遅恭の槊とか、歴史マニア心をくすぐるチョイスで痺れました。Tさんが「自分に自信がない」と言われながらも、いざという時に戦えるってユーニンさんの言葉にグッときました。これから上海編、どうなるんでしょう…みんなの絆が試される展開、楽しみにしてます!