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✡ 脅 か し も 程 々 に ✡
し ろ に き + り ち ょ き ゃ め
🤍「なあニキ、りいちょ」
🤍「今日肝試しやらへん?」
💛🩷「「肝試しぃ?」」
🤍「はもんなや。学校から歩いて五分くらいのところにお寺あるやろ?そこな、“でる”って噂あるらしいねん」
💛「え〜…まじで?俺無理なんだけど…」
🩷「俺もあんまし…」
🤍「“でる”言うても害はないで。そもそも噂やし。気晴らしに行こうや」
🩷「夜のお寺とか気晴らしにならんでしょ。」
❤️「どーしたのー?なんの話?」
💛「お、きゃめ来た。今なそこのお寺で肝試ししようって誘ってきたんだよボビー。」
❤「肝試しかあ…やってみたいな。」
🩷「え゙まじ?やりたいの?」
❤「まあ気晴らしに?笑」
🤍「んじゃあきゃめさんと俺は決定。お前らも行こうや。」
🩷「まあ…暇だし行ってみようかな…」
❤「はいりいちょくん決定。ニキくんどーする?」
💛「俺だけ除け者にされんのはなあ…しゃーない。行ってやるよ」
🤍「びびって腰抜かしても知らんからな笑」
💛「バカにすんじゃねー!!」
-そして夜-
🩷「…てことで2人1組になって肝試しすることになったけど」
💛「よし。楽しかったなりいちょ!!帰ろう!!」
🩷「まだ行ってねえよ!!」
🩷「きゃめさんたち絶対脅かして来るよなあ…」
💛「俺が死んだ時は仇を打ってくれりいちょ。」
🩷「お化けにびびって死ぬとかどんだけだよ。」
🩷「……ねえニキニキ」
💛「急に話しかけんな!!なんだよ!?」
🩷「ずっと言いたかったんだけどさ」
🩷「腕組むのやめてくんねえかな。凄い歩きずらい。」
💛「バカかお前!?はぐれたらどーすんだよ!?お前を1人にするわけに行かねーじゃんか!!」
🩷「1人になりたくないのはそっちだろ!!俺もなりたくないけど!」
「「わあっ!!!!!!!」」
🩷「ぎゃあああ!!」
💛「うああああああああ!!!!!!!」
🩷「出たあああああああ!!」
💛「しぬううううう!!!!!!!」
_「wwwwww」
_「あーははwwwお腹痛いwww」
🩷「…ん?この声…」
🤍「俺らだよw」
💛「んだよ…お前らかよ…」
❤「先にゴールして暇だったから脅かそうってせんせーがw」
🩷「宜しくない考え出したね…てかゴール早くね?」
🤍「お前らが遅いんよ。俺らまたゴール場所に戻るから。」
❤「そゆことだから。早くゴール来てね〜」
💛「くっそあいつら〜…!!早く行こうぜりいちょ!!」
🩷「あっ待ってよぉ〜!」
🩷「結構ゴール近くまで来たんじゃない…?」
💛「確かこの古井戸にタッチしてまっすぐ向かえばゴールな気がする。」
「1まぁーい」
「2まぁーい」
💛「ん?なんか聞こえね?」
🩷「どーせせんせーたちでしょ。早くタッチしてゴール行こ!!」
「3まぁーい」
「4まぁーい」
「5まぁーい」
💛「まだ言ってんのな。まあいいや。タッチしたし行こーぜ」
🩷「もーやっとゴールだよ…」
🤍「おっあいつら来たな。」
❤「おかえり〜」
💛「なんかもう1年分の体力使ったわ…」
🩷「ほんと。魂吸い取られた気分…」
🤍「お前らが脅かされてびびってたのは最高に面白かったけどなw」
🩷「いやあれは不意打ちだったからびっくりしただけです〜!!」
💛「そーだそーだ!!古井戸のやつなんか怖くなかったからな!!」
❤「ん?古井戸?何それ?」
💛「いや何それって…ほら最後のタッチする古井戸だよ。お前らあそこもなんかしたんだろ?」
🤍「俺ら古井戸なんか何もしてねえよ。大体俺ら,お前らを1回脅したきり手は出してねえぞ。」
🩷💛「「えっ…」」
🩷「じゃあ…あれはまじの…?」
💛「幽霊だった…?」
❤「ちょっと怖いこと言わないでよ…笑」
❤「でもそういえば“番町皿屋敷”って作品あるよね」
🤍「なんやそれ」
❤「江戸時代の怪談話なんだけどとある方がご主人の大切にしていたお皿を割ってしまってこうゆう井戸で亡くなってしまったの。」
❤「それからと言うもの井戸の中からお皿を数える声が聞こえてくるって話。」
🤍「不気味やな…」
🤍「でもその“番町皿屋敷”って決まったわけちゃうし…」
「6まぁーい」
「7まぁーい」
「8まぁーい」
「9まぁーい」
「…あれ…1枚足りなあーい!!」
🩷「ほらっ…ほらっ!!この声だよ!!俺たちが聞いたの!」
🤍「えぇー待って…がちもん?笑えねー…笑」
❤「ここは一旦引こうか…」
💛「俺らに会ったこと忘れてくださーい…」
そしてその後
この4人が“番町皿屋敷”によって毎晩悩まされることになったのは
言うまでない__
ℯ𝓃𝒹