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※地雷さんは回れ右
※おにしょた
wki side
カーテンからの差し光が目にかかり
眩しくて目を開けると
もときくんはまだ横で寝ていた
起さないようにゆっくり体を起こし、仕事へ行く支度をする
俺が仕事の時はどうしようか
連れて行くのも難しい
休むわけにも行かないので留守番を頼むことにした
もときくんを起こしに行こうと寝室へ戻ろうとすると
背中側の服を少し引っ張られた
正体はもちろんもときくん
咄嗟にスマホを出し、メモアプリを開く
『どうしたの?』
まじまじとスマホを見つめ、そのままゆっくり俺を見る
何か言いたそうな顔
適当な紙を引っ張り出し ペンと共にもときくんに渡す
【どこいくの】
『お仕事』
【もとき、ひとり?】
『お留守番、難しい?』
俺の服を握ったまま離さない
1人は寂しいのだろう
かわいいのだが、休むわけには行かない
悩んでいると ふと
そういえば、大学の頃の友達が家庭教師やってたなと思い
久しぶりながら連絡をしてみた
今もその仕事を続けていたみたいで快く承諾してくれた
そろそろ時間がやばかったのでもときくんに俺の友達が来ることを伝えると
渋々手を離してくれた
もときくんを軽く撫でて俺は仕事へ向かった
mtk side
ひろとさんがお仕事に行った数十分後
玄関のチャイムが鳴り、ゆっくりドアを開けた
「こんにちわぁ! 藤澤涼架です!」
お兄さんと同じぐらいの背丈
金髪で、ひょろっとしてる
優しそうなお兄さん
何を言ってるのかはわからないけど
笑顔が素敵なお兄さんだった
「あ、そういえば耳が聞こえないのか」
そのお兄さんは僕に おはなしちょう と書かれたノートをくれた
いろんなシールが貼ってあって可愛らしい
表紙を捲ると
[はじめまして ふじさわりょうかです!]
と書いてあった
丁寧に全部ひらがなで読みやすかった
ひろとさんは、時々難しい漢字を使うから読めない時がある
りょうかさんにペンをもらい、
【よろしくおねがいします】
そう書いて渡した
このりょうかという人はすごく優しくて面白かった
いろんな動物の絵を描いてくれたり、お昼ご飯を作ってくれたり
とにかくずっと笑顔で接してくれて、とっても話しやすかった
お昼頃になると、少し眠くなってきて
お昼寝でもしようかと、りょうかさんが寝かしつけてくれた
そのまま僕は眠りについた
wki side
仕事終わりの夜10時
少しだけ長引いてしまい、かなり疲れた
疲労困憊の状態で家に帰ると
涼ちゃんともときくんが2人で床に寝ていた
涼ちゃんの腕の中でちっちゃくなってるもときくんはなんだか幸せそうで
少しだけ嬉しかった
あとで涼ちゃんにお礼言っとかなきゃな
そう思ってもときくんを抱き上げ寝室へ運んだ
リビングに戻ると涼ちゃんは起きていて
「ごめん若井、一緒に寝ちゃってた笑」
「いやいや、こちらこそ急に頼んでごめん」
「でも、かわいい子だね 人懐っこいというか」
「だよね わかる」
「若井も仕事大変だろうし、いつでも呼んでね」
「涼ちゃんも仕事あるでしょ」
「在宅ワークだから、大丈夫 笑」
「そうなの? ならお言葉に甘えるわ」
「うん いつでも呼んで、笑」
それから少しだけ近況報告をし合って
その日は解散した
寝る支度をして、もう寝るかぁ
そう思って寝室へ入ると
戸を開けた瞬間、もときくんが抱きついてきた
「………………………」
もちろん彼は話さない
でも、啜り泣いてる それはわかった
俺はもときくんが泣き止むまで
ゆっくり優しく、撫でてやった。
ほのぼのすぎるしクソわかりにくいですねごめんなさい
次とかから多分、、うん、。
おにしょたとかほのぼのでいいですよね?
がんばりまーす