今日は若井と久々に楽器屋に行く
涼ちゃんも誘ったんだけど、DDRPと丸被り。
流石に変更は無理そうだから今回は断念…。次の休みは絶対一緒に行く。
なんとなく髪を整えて、若井が好きと言っていた香水を付ける
スマホを見ると若井から、「タクシー乗って家の前で待ってるね」とメールが来ていた。
まさかもういるのかと思い、慌ててダウンを着て外に出る。
そうすると、ちょうど若井の乗ったタクシーが家の前に止まった
タクシーに乗り、シートベルトを締める。
「待った??」
「全然、ぴったり」
「そう??よかった、笑」
いつもより、若井の笑顔が眩しい。久しぶりに2人で出掛けられるから、少し気合いが入っているように見える。
俺は段々と熱くなる顔を、窓へ向けた。
15分ぐらいで、到着。ここのお店は結構穴場だから、お客さんは少なめ。
お店に入り、ギターコーナーに向かう
いいギターに出会えるといいなと思いながら足を進める
もう置く場所ほぼないけど…。
目を凝らしてギターを見ていると、聴き覚えのあるギターフレーズが耳に飛び込む。
音の方へ近づくと、試奏をする若井の姿があった。
ギターを弾く若井は最高にかっこいい
ギター持つと人変わるっていうか…??笑
少し気分が上がり、鼻歌交じりで若井の方へ近づく。
そして、写真を撮りインスタのストーリーを上げる
「見て」
スマホの画面を見せながら言うと、若井は頬を少し赤く染めながら嬉しそうに笑う。
「俺も上げようかな」
「えーー、じゃあいい感じによろしく」
「むずいなーー、笑まぁ任せて」
久々の休日はとても至福な時間になった。