白かった僕に君は色をつけてくれたんだ。でも次は君が白くなってどうするんだ。今度は僕が君に色をつけるから、それまで待っててくれないかな。
小さい頃、僕の両親は事故で亡くなり祖母も祖父もとっくのとうに寿命で亡くなっている。これからは僕が妹と弟を両親の代わりに守るんだ。と自分の心に誓った。それから毎日のように年齢を偽りバイトをしていた。そしてある日、今日もバイトが終わり買い物をして帰っていたら急にスマホから電話が鳴った。電話の内容は、僕の妹と弟が飲酒運転をしていたクソジジイに轢かれたという内容だった。そしてそのクソジジイは僕の妹と弟を轢いたら急いで逃げたらしい。最悪だ、僕がとても大事に守ってきた大事な大事な妹も弟も飲酒運転をしていた見知らぬクソジジイに轢かれた。そこから僕は妹と弟の死体がある病院に行った無惨な姿だった。こんなに小さい子にこんな痛い目に会わせるなんて僕は兄失格だな、と僕は自分を貶し、病院の先生方に挨拶を交わし歩いて自分の家に。僕の人生はもうめちゃくちゃだ。もう僕からは何もなくなった。もう死のう。そう思った僕は走って自分家のマンションに向かった。飛び降りようとした瞬間、足が今までにないぐらい震え上がった。僕は大事な妹も弟も守れないくせして死ぬ勇気もないのか。そう思うと自分が惨めに見えてきた。これからどうすればいいんだ。そう思った瞬間突然雨が降ってきた。あぁ雨だ。神様が笑っているように見え唇から血が出そうなぐらい噛み締めた。そしてもう家に入ろう。そう思いポケットから鍵を出そうとしたが鍵が一向に見つからない。そうだ鍵を落としたんだ。きっと。やはり僕は惨めだ。そうして鍵を探しに公園のようなとこに行った。30分くらい探しても鍵はない。そりゃそうだ。こんな雨のなか鍵が見つかるわけがない。そしてベンチに座り地面を眺めていたら、急に雨が止んだ。いや違う。雨はまだ降っている。疑問に思い上を見ると、僕と同じぐらいの女の子が僕に傘をさしていた。そこから僕は視界が真っ暗になり、気がつけば見知らぬ壁と天井。起き上がろうとした瞬間、頭痛がした。痛みで顔が歪みそうになる。そしたら部屋のドアが開いた。
「あ!起きたんだ!よかったぁ!急に倒れる?からびっくりしたよぉ!もう大丈夫?」と一気に言う彼女にびっくりしながら僕は、「もう大丈夫、です」と言うと彼女は「そっかぁ!よかった!」と笑顔で言うから一瞬ドキッとしながらもまずはここが何処なのか聞いてみないと。と冷静になる。「ここって何処なんですか?」と聞くと彼女は「ここは私の家!よかったら晩ご飯食べてく?私のお母さんの料理は世界一だよ!」と言ってくれたから、僕は「じゃあお言葉に甘えて…」と言うと彼女は「分かった!じゃあ着いてきてー!」と言われた。他の人の手作りなんて久しぶりだから緊張するなぁ。
「お母さぁん!彼にさ!お母さんの料理振る舞ってあげよーよ!!」と言うと彼女な母親らしき人が「あら!いいわね!とりあえずあそこの席に座ってていいわよ!」と言われ彼女が「じゃあもっかい着いてきてー!!」と言われたので素直に従って席に座ったら急に彼女が「名前、なんて言うの?」と言われたから僕は
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