テラーノベル
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🤍 ×❤️ 「雨」
🤍「」
❤️『』
🤍視点
『はぁ……』
舜太の大きなため息から朝が始まった。
それもそのはず。今日は雨が降っている。
オフだからどっか行こうと話してたものの、
雨で中止に。
「今日はお家デートしよっか?」と慰めるも舜太の期限は治らなかった。
『俺、やっぱ雨嫌いやわ……』
「なんで ? 」
『ん ~ 、なんか髪の毛ぐしゃぐしゃなるし、外遊びに行けんし……』
『テンション下がるし、イライラするし…
あ ~ っ!! 柔とお出かけ行きたかったぁ……』
「そっかぁ……俺も行きたかったな ~ 」
頭を撫でて宥めようとするが、雨に対する愚痴が舜太のくちからポロポロ零れた。
不服そうな顔で俺のことを見つめる舜太。
髪が乱れると怒っていたから、手ぐしで髪の毛を直してあげる。
「……俺も雨嫌いだな ~ なんでか分かる?」
『頭痛くなるから ? 』
「ん ~ ん、それもあるけど違うかな」
『えぇ……湿気が嫌や ? とか ?』
「それも違うなぁ……」
『もぉわからんっ !! 教えて ~ !』
珍しく諦めが早い。これも雨のせいなのか。
『教えて』と近寄ってきた舜太をさらにぐっと引き寄せて、答えを言ってあげる。
「舜太の笑顔が見れないから」
『……へ 、?』
「舜、雨だとテンション低いでしょ ?
全然笑ってくれないから雨嫌いなんだよね」
『……』
驚いたのか納得いかなかったのか。
黙り込んでしまった舜太。
そんな姿も可愛いから許すけど、やっぱり元気になって欲しいな、なんて思った。
「……笑 ねぇ、舜太 ?」
『なに、 ? 』
「コンビニ行こう、なんか買ってあげる」
『……いいん 、!』
「うん、行こっか ?」
『行くっ !!』
だから俺はある作戦を結構することに。
外に出たい舜太をコンビニに誘うと、
案の定乗ってきてくれた。
コンビニで買い物した帰り道。
ふたりでひとつの傘を差して帰る。
舜太も少しだけ気分が良さそうな感じだった。
「ねぇ舜太 ?」
『ん ~ ?』
「やっぱり俺、雨好きかもしれない」
『えっ、ほんまに ?』
「うん、だってさ……」
隣を歩く舜太の肩に自分の肩を寄せた。
ぴたっとくっついて、少し歩きづらいくらい
距離が近くなる。
「雨の日は、傘があるから 」
「近づいても、言い訳できるでしょ ?」
『……へぁっ、///』
「んふ、顔赤いよ ~ ?」
わかりやすく顔を赤らめて、『ずるい』と肩を叩いてくる舜太。
でもへにゃへにゃ笑ってて、内心嬉しいんだろうなって。
雨は相変わらず降ってる。
だけど家に帰ってからは、ふたりとも雨の話はしなかった。
短ぁぁぁい、ごめんなさい🥲
つぎは🩷💛……のつもりです !!
お楽しみに ~ !
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コメント
1件
雨の日って、どうしてもネガティブになっちゃうのに、柔が「近づく言い訳にできる」って言った瞬間、一気に甘さが込み上げてきて…! 短いのにぎゅっと心掴まれました。こういう、ちょっとしたズルさが愛おしいです。続き、楽しみにしてますね🌙