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驚いた顔でこちらを見つめる3人
他の七武海の方も聞こえたようで、私に視線を向けている。
ド「おいおい、嬢ちゃん。冗談はよせ」
『いや、本当です』
七武海の方たちは、嘘だと信じてくれない。
バ「ウィリアムズが言っているのは本当だ」
ずっと黙っていたバーソロミューさんが、口を開きそう言った。
ジ「どういうことじゃ、バーソロミューくま」
ジンベイさんが、バーソロミューさんに聞くと
バ「ウィリアムズは、Dr.ベカパンクに32歳の頃、人体実験をされている」
「「「!?」」」
バーソロミューさんの言葉に、驚いた顔をしている七武海の方々。
バ「Dr.ベカパンクは、昔、ある実験に熱中していた。その実験は、生命体を若がえることができる薬の開発。その実験には、実験体が必要とされ、動物、虫、人間が実験体とされた。どの生物の実験も成功で、最後にDr.ベカパンクは能力者に目をつけた」
ハ「まさか、、、!」
ハンコックさんは、口を手で覆って呟いた。
バ「その、能力者の実験体にされたのはウィリアムズ・D・テイラー・アリス」
「「「!!?」」」
バ「ロジャー海賊団が解散して1年が経った後、ウィリアムズは政府に誘拐され実験体とされ、囚われた」
ゲ「嘘だろ・・・」
モリアさんは、口をパクパクさせて言った。
『バーソロミューさんの言っていることは本当です。もうその薬は、存在しませんが・・・。もし、その薬が今も存在していたら、生命体や世界に大きな変化を及ぼすことを私は予想し、薬の計画書と薬を破壊しました』
ジ「じゃあ、おまえさんはどうやって政府から逃げたんじゃ?」
『それは・・・セ「そこまでだ」
質問に答えようとしたら、カモメジジイが私の言葉を遮った。
『・・・カモメジジイ』
セ「アリス。その話は機密情報だったはずだろう。約束を破るな」
カモメジジイは、私を睨みそう言った
『ごめん・・・』
私は、下を向いて謝った。
セ「もう、お前らは帰れ。会議が終わったはずだろう」
カモメジジイの言葉で、七武海の皆さんは部屋を出ていく。
私も出ていこうとすると、
ハ「ウィリアムズ」
ハンコックさんに話しかけられた。
『はい?』
ハ「会議のときに冷たい態度をとってすまなかった。お主の過去の話を聞いた時、お主と私が似ているように感じた」
『私とハンコックさんが?』
ハ「あぁ。お主の過去の話の続きをまた聞かせてほしい。妾も過去の話をお主にしたい。お主が暇な時、よかったら女ヶ島に来ないか?」
ハンコックさんは、首を傾げながらそう聞いてきた。
可愛い・・・。
『えぇ、行きたいです』
私は、微笑みながらハンコックさんに言うと
ハ「そうか!これは、妾のビブルカードじゃ。これを頼りに来てくれ」
ハンコックさんのビブルカードを貰った。
『ありがとうございます!』
ハ「礼を言うのは妾のほうじゃ。ありがとう」
ハンコックさんは礼を言うと、船の方へ歩いていった。