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三枝視点
休日が終わり、学校がはじまった
『あ!せんぱーい!』
「…朝から騒がしいな」
『俺はいつでも元気ですから!』
廊下ですれ違った不破先輩に挨拶しながら他愛もない話をする
〖あ、あきにゃー…と、ふわっちだ〗
『ひばりー!おはよー!』
そうやってひばりに軽くボディタッチをして、笑い合う
「じゃ、俺教室ここだから、もう会いにくんなよ」
不破先輩はいつもこういう
なぜならクラスが分かった俺が昼休みのたんびに教室にくるから困ってるらしい
『えぇー?どーしよっかな!』
「困るから」
そういいながら、不破先輩は教室に入ってしまった
〖…いく?あきな〗
『うん!』
〖ほんと頑張るよね、〗
『俺は一途なんで!』
〖そうじゃなくて!!〗
突然、ひばりが俺の肩を掴み、大声でいった
『………ひば?』
〖あ、ごめん、急に〗
ひばりは慌てながら手を離す
『…俺もステージとかでよっかな』
〖急にどうした?〗
『歌ならいけるかもなーって』
〖軽音部のボーカルでもやる?〗
『それはひばでしょ?』
〖まぁね〗
不破視点
授業では文化祭の出し物を決めるらしい
「お化け屋敷とかでいいじゃん」
【それになったらいいんだけどね…】
黒板をみながらそう苦笑するローレン
だいたい分かった、俺たちのクラスは執事喫茶、というものをしたい人が多いらしい
〈ローレン君と不破くんは絶対執事だよね!〉
誰かがそういいだすと、回りもそれに同調する
「…棄権しまーす」
【え、じゃあ俺も道ずれにしまーす】
しない、という選択肢は俺たちにはないらしい
結果強制的に引き受けることになってしまった
「えぇ…めんどくさいなぁ… 」
放課後、文化祭の出し物の件で俺はクラスに残っていた
いるのはゆきさんと俺だけ
ローレンは、逃げた
<不破くんが執事か、楽しみだね>
「…いやだよ、俺は」
<ご褒美とかあれば頑張る?>
「多少は」
<…じゃあ>
<…好きだよ、不破くん>
そう、俺の耳元でいった
吐息がかかるくらいの距離、自分の鼓動がはやくなるのがわかる
「…俺、は」
答えようとしたのかもしれない
けれど、そのときに頭に浮かんだのはゆきさんじゃなかった
「…少し、考えるよ」
<そう?まってる、あ、ちなみに本気だから>
そういって優しく微笑んだ
話し合いが終わったあと、ゆきさんは用事があったらしいからすぐに帰ってしまった
「好きだよ、か」
ずっと頭から離れない言葉を何回もリピートしながら俺は門まで歩く
でもそれは、突然聞こえた騒がしい声に打ち砕かれた
『不破先輩!今から帰るんですか!?一緒いきましょ!』
「…あー、分かった」
『なんか悩んでます?』
「分かりやすい?」
『いえ、そんな気がしたから』
「そ 」
二人でしばらくあるいていると、あきなが口を開いた
『不破先輩のそのやけど痕ってなんですか?』
「あーこれ、これはな…」
はなそうか一瞬ためらったが、俺は続けた
「小学生の頃いじめられてた後輩助けたんよ」
『…え』
「そしたらさ、逆に対象になって、そのときにアルコールランプ、とかでちょっと炙られて」
『…それ、は』
「?どうした」
『…ッなんでもないですよ!』
一瞬、あきなの苦い顔が見えた気がした
見たことないぐらい驚いてて、目を真ん丸にしてた
けど、ほんと一瞬間違いかもって思った
でもそのあとからあきなが、あまり喋らなくなったり、歩く スピードが少しはやくなった気がする
コメント
3件
部活が気になりすぎて、部活に行く気になれません… てか、神作品すぎてLOVE♡ あきにゃの過去が早く見たい… マジで応援してます!
わぁ、、、、、、_:(´ཀ`」 ∠):
え🥲もしかして!?