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……wki side……
深夜の3時。寝付けなくて スマホを開いた。
ふと、元貴の名前が眼中に入る。
「元貴…、
寝れてるかなぁ、……」
思わず口から飛び出たこの一言。
送れたら、いいなぁ、。
最近、気づいたら元貴が消え去ってそうで
怖い。
今日は、FC用の写真撮影があるため急いで準備する。
マネージャーさんが手配してくれた車に急ぐ。
地下駐車場を突き抜ける風が俺の心を抉る。
車に乗り込もうとすると、後部座席に元貴がいた。
珍しく俺と元貴の合同作業なので少しテンションがあがる。
少し小さい声で、
「おはよ、元貴!」
と同時に微笑む。
そうしたら、
「おはよ」
俺はその鋭い視線を見逃さなかった。
いつもは暖かさがある瞳が、今日は余裕がなさげに、冷たい瞳を向けられた。