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【注意】
これは作者(傘立て)本人によるPixivからの再掲です
シリアスです
自設定マシマシです
これはうちのSunky達がソニック達の元へ来た経緯(バックストーリー)です
【この世界線について】
・Sunkyのいる世界はソニック達の世界とSonic.exe(以下exe)の世界の中間にある、Sunkyが言うには「いい世界と悪い世界の真ん中にある世界」である。
・Sunky達はソニック達に拾われる。
【Sunkyについて】
・Sunkyはただトモダチやライバルと楽しく過ごしたかっただけである。
・Sunkyはexeが怖い・
Sunkyは「いい世界と悪い世界の真ん中にある世界」に生まれたが故にexeが知っているような「わるいこと」を知っている。Sunkyはそんな自分を心底嫌がっている。
・Sunkyは時々Tlels達がexeによって傷つけられた時のことをフラッシュバックする。
・Sunkyは早くは走れないしスピンダッシュも難しい。
・エメラルドの力を使ってスーパーSunkyになることはできる。(公式)
・泳 げ る(公式)
・「もっと、はやくならなきゃ…ソニックみたいに…つよくならなきゃ…まもらなきゃ…もう、みんなと…たのしいこと…できなくなる…」
Sunky side
ボクたちは、今日もHILLでシリアルパーティーをしようとしていた。
Sunky:「みんなー!パーティーのじゅんび、できたー!?」
Tlels:「もっちろんだよSunky!きょうは『ひげたまご』がこないから、ちょっとさみしいけど…」
Knicknacks:「なんであいつ、こないんだろーな?」
ひげたまご、エッグマンのことだ。
今日はメカづくりでいそがしいらしい。
Eemie:「シリアルもある?」
Sunky:「もちろん!」
じゅんびもおわってボクたちがパーティーを始めようとしたその時だった。
大きなリングがあらわれた。
だれかが出てきた。
黒い目、赤いひとみ、あおいハリネズミ…
えぐぜだった。
Sunky:「え…ぐぜ…」
exe:「Sunky。久しぶりだな。ハハハハ…!」
…ころされる
「まえみたいに」、みんなが…きずつけられる…!!
Sunky:「みんな、あのリングまで走って!!」
Tlels:「Sunkyはどうするの!?」
Sunky:「ボクもいっしょににげるから!!」
ボクたちは走れるだけ走った。
リングをくぐった。
ぼくは知らないばしょにいた。
みんな、どこ?
どこにいるの?
ぶじ?
会いたいよ、ひとりはいやだ。
exe:「Sunky、お前は遅すぎた。」
Sunky:「ヒッ…!!」
こんどこそ、もうだめだ。
「まえみたいに」また、きずつけられる___!!
exe:「他の仲間はどこに行ったんだろうねぇ?俺にもわからない。でもお前はここにいる。Sunky、俺と遊ぼうじゃないか。」
Sunky:「いやだ…いやだぁぁぁ!みんなぁぁぁぁっ、どこぉぉぉ、どこなのぉぉぉっ!?」
こわい、こわい、こわい。ボクは泣くことしかできなかった。
???:「exe!!何をしにきた!!」
とつぜん、こえがきこえた。
exe:「ソニック、会いたかったぜ。またお前の姿を拝めて嬉しいよ。」
ソニック:「お前…その子が誰かわからないが傷付けるつもりだったのか!?」
exe:「少し遊ぼうとしていただけじゃないか。」
ソニック:「お前ぇぇッッ!!」
えぐぜに似たあおいハリネズミは、えぐぜを退治しようとした。
でも、えぐぜは笑いながらきえていった。
Sunky:「……っ」
ソニック:「なあ、大丈夫…か……」
…あおいハリネズミは、ボクを見て驚いていた。
ソニックside
さっき、exeが子供を泣かせているのを見た。
多分傷つけるつもりだったんだろう。
オレは怯え切っていたその子に声をかけた。
ソニック:「なあ、大丈夫…か……」
その子の目は黒と赤のオッドアイだった。
まさか…exeの仲間…!?いや、それだったらなぜexeを怖がっていた?
Sunky:「…えぐぜじゃない…?きみ、えぐぜじゃない?」
ソニック:「…オレはエグゼじゃないな。お前の名前は?」
Sunky:「…Sunky…」
その子は少し警戒したように答えた。
オレがexeに姿が似ているから、まあ仕方がないことだろう。
ソニック:「オレはソニック。なあ、一体何があったんだ?」
オレがそう聞くと、Sunkyはポツリ、ポツリと話し始めた。
Sunky:「…ボクたちはね、いい世界とわるい世界のまんなかにいるの。
…だから、えぐぜにねらわれちゃって…
それでね、ボクのトモダチが一回えぐぜにきずつけられちゃって…
それで、すこししたらもうだいじょうぶになったんだけど、きょう、えぐぜがまた来て…
リングをとおったらここにきたの……
かえったら、またえぐぜにねらわれる…
でも、みんなみつけなきゃ…
みんなでたのしくパーティーしたかっただけなのにぃぃぃ…っ
……うわあああああんっ!!」
…Sunkyは、ただのいい子だった。
そんないい子がなぜexeに狙われなければならない?
Sunkyと、その友達をこのままにするわけにはいかない…
テイルス:「ソニックーー!!」
突然、テイルスがオレの方に駆けてきた。
テイルス:「ねえ、見て!ボクに似た子を見つけ……ソニックも見つけたの!?」
ソニック:「ああ…この子はSunkyって言うそうだ___」
Sunky:「Tlels!!」
ソニックとテイルス:「!?」
Sunkyはテイルスが抱いていた、テイルスに似た小狐の方に駆け寄った。どうやら、その子はTlelsという名前らしい。
Tlels:「Sunky…!ぶじだったの!?よかったあぁぁぁ…!!」
2人は泣きながら抱きしめあった。
Sunky:「そうだ、KnicknacksとEemieは!?」
Tlels:「わかんない…みんなバラバラだもん!!はなればなれだもん!!みんな、ぶじかなぁ…ぶじじゃなかったらどうしよう…うわあぁぁぁぁん…!!」
Sunky:「きっと、みんな無事だよ、大丈夫だよ、Tlels、大丈夫だから…!!」
オレは心が痛くなった。
奴のせいで無垢な子供がこんな思いをするなんて…!!
テイルス:「…もしかしたら、そのEemieとKnicknacksは、エミーとナックルズのところにいるかもしれない!今日はナックルズは珍しくボクの家にいて、エミーは買い物に出かけてるはずだから…」
ソニック:「そうか…確かにSunkyはオレのところに、Tlelsはテイルスのところに来た。ならその原理で2人も!」
Sunky:「ほんと!?」Tlels:「いこう、いこう!!」
オレ達はテイルスの家に全速力で向かった。
結局、テイルスの言う通り、
EemieとKnicknacksはそれぞれエミーとナックルズのところにいた。
オレはナックルズと買い物から帰ってきたエミーに事情を説明した。
ナックルズ:「exeの野郎っ、また何かしようとしたのか!!」
エミー:「ひどすぎるわ…でも、みんながまた会えてよかったわね!」
ソニック:「そうだな、でもSunkyだけ元気がなさそうなんだよな…」
テイルス:「Sunky、なにか言ってなかった?」
ソニック:「…そういえば…いい世界と悪い世界の真ん中にいたって言ってたな…とにかく、オレはSunkyのところに行ってくる。」
オレはSunkyの元へ向かった。
ソニック:「よぉ、Sunky。調子はどうだ?」
Sunky:「うん…だいじょうぶ…だよ…」
どう見ても大丈夫じゃなさそうな声でそう言った。
ソニック:「…なあ、シリアル食べるか?お前、シリアル好きだって言ってたよな?」
Sunky:「いいの!?やったぁ!」
Sunkyは喜んでいる。オレも少し安心した。
Tlels:「Sunky!ぼくもいっしょにシリアル食べたい!」
Sunky:「これ?ソニックがだしてくれたんだよ!」
ソニック:「Tlels、お前も食べるか?」
Knicknacks:「おれも食べる!」
Eemie:「あたしもー!」
みんなが集まってきた。
Sunkyも嬉しそうだ。
オレはSunkyが少しでも元気になってくれたと思ってた。
なのに…
Sunky:「ほんとうにここにいてもいいの?ボクが生まれた意味ってなに?ソニックみたいに笑顔でいるため?それとも、…えぐぜみたいにだれかを傷つけるため…?」