テラーノベル
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・🔞注意(今回の話は出てきません。)
・本人様とは一切関係ございません
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・地雷さんは回れ右です!
・これからよろしくお願いします!
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雨の音が、静かな屋敷に重く響いていた。
まだ幼かったwnは、父親に腕を掴まれたまま、薄暗い廊下を歩かされていた。
「……と、父さん…..どこ行くの」
返事はない。革靴の音だけが冷たく鳴る。
やがて、大きな扉の前で足が止まった。
父親はゆっくり扉を開く。
その瞬間、鉄のような生臭い匂いが鼻を刺した。
部屋の真ん中には、見知らぬ男が跪かされていた。周りを囲む黒服たち。
そしてーー父親の低い声。
「よく見ておけ」
wnの肩がびくっと震える。
「お前は次のボスだ。”恐怖”に慣れろ。」
男が何が叫んだ。次の瞬間。
乾いた音が、部屋に響いた。
wnの視界が真っ赤に染まる。
床に広がっていく色。
動かなくなった男。
無表情な父親。
息ができない。
「…..っ、ぁ…..」
足が震えて、その場に崩れ落ちる。
けれど父親は、そんなwnを見下ろすだけだった。
「泣くな」
冷たい声。
「弱いやつに、この世界は継げない」
ーー違う。
こんなの見たくなかった。
怖い。
苦しい。
助けて。
でも声はでない。
赤い。
赤い。
赤いーー。
「……っ!!」
wnは勢いよく飛び起きた。
荒い呼吸。額には嫌な汗が滲んでいる。
暗い部屋。カーテンの隙間から、わずかに朝焼けが見えた。
しばらく黙ったまま呼吸を整え、wnは乱暴に前髪をかき上げる。
「…..またか」
掠れた声が、静かな部屋に落ちた。
夢なのに。
何年経っても、あの日の光景だけは薄れない。
耳に残る音も。
鼻につく匂いも。
父親の冷たい目も。
wnはベッドに座ったまま、小さく舌打ちした。
「…..最悪」
コメント
2件
うわ……冒頭からずっしりと重い空気が伝わってきました。幼いwnくんが無理やり“恐怖”に慣れさせられるシーン、父親の冷徹さと真逆なwnくんの震えが痛いほどリアルで、読んでるこっちまで息が詰まりました。あの「赤い」の反復、すごく効果的で印象に残ります。大人になった今も夢にうなされるんだろうな……続きが気になります。