あれから、元貴の家からは何も聞こえなくなり
不在なのかポストにも沢山詰まっていた。
俺はため息をして家に帰りいつも通りの1日を
過ごす。
だけど、元貴が不在になって3ヶ月後
ガチャガチャ…と隣から音がした。
俺は急いで扉を開けるとそこには元貴と知らな
い男の人が居て家へと入っていくところだっ
た。
(あー、”彼氏”いるんだ。)
そう思って呆然と誰もいない玄関で泣くことし
か出来なかった。
それから、数日後_
元貴の家から男の怒鳴り声と鈍い音がする。
なにかの揉め事かと軽い気持ちだったが流石に
鈍い音が気になり俺は今日の余ったカレーを
持って隣に行った。
チャイムを鳴らすと一瞬”シーン”となり玄関が
開いた。
そこには、知らない男が出てきて無愛想に一言
「何?なんか用?」と言うだけ。
俺は焦りながらも
「か、カレー余ったんで食ってください!」
と胸元に押し付けて自分の家に戻った。
何事も無かったかのように眠りに入った。
コメント
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もっちゃん大丈夫かな