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・こちらは、u20戦くらいしか本誌で絡みがなかった(それでもミジンコ程度)の閃堂秋人と御影玲王の可能性を見いだしたイカレポンチの文章です。
・れおの日記にて出てきた《計十一本の薔薇》がもっかいここで出てきます。
・細かいことは気にしないでください。
・元々リア友に見せるために書いた文章です。
・閃堂×玲王→閃玲と訳させていただきます!
・通報ヤメヤメロッ!!
見た瞬間、撃ち抜かれるような感覚がした。
紫色の髪、アメジストのようにキラキラと光る大きな瞳
一瞬で虜になった。
こちらを振り向いてくれないけれど、たまに見える顔が愛おしかった。
彼女がいるだけで、その場が鮮やかに色ずいて見えた。
光り輝く、まさに太陽のようなあの人。
眩しくて、目が暗みそうになる。
ドキドキとした胸の高鳴りに息も忘れてしまって、思わずその場に倒れてしまった。
目が覚めると、医務室のベットの上だった。やってしまったな、と思っていると、ドアが開く、そこに立っていたのはあの人だった。
「あ、目が覚めたか?、急に倒れたから、体調大丈夫か?」
そう言いながら、心配そうにこちらの顔を除く姿に思わず自分の体が暑くなるのを感じる。
上目遣いは心臓に悪い、。
「は、はひ、」と、なんとも情けない声を出せば、そのまま後ずさりしてしまう。
「って、顔めっちゃあけぇじゃん!!」
そう言って自分の額と彼女の額が、重なる。
「あ、ぅ、、///」
グルグルと頭が回らない。
知恵熱のように熱くなった体は徐々に汗ばんでくる。
「ん〜、やっぱり少し熱あるな、今日は、休んだ方がいいぜ。」
へにゃっとこちらに笑顔を向けて、そのまま医務室の冷蔵庫から出した冷えピタを俺のおでこに貼って、去ろうとする。
「まっ、まって、!」
そう言いながら、彼女の服の裾を掴む。
「…?、」
彼女は少し驚いたようにこちらを見て、はてなを浮かべる。
自分でも、子供じみたことだとは思うけれど、もう少しだけ、彼女と共にいたい。
「いかないで、」
子供が母親に言うように、自分でも驚く程の弱々しい声で言う。
彼女は何かを言いかけたが、すぐに口を閉じる。
そしてこちらを振り返り、また近づいてくる。
しょうがないなぁ、と言いながら丸椅子をとって、ベッドの横に置いて彼女は椅子の上に腰掛ける。
「お前が満足するまで、そばにいてやるよ。」
ニッと口角を上げてそう言った彼女の姿はどんな女優よりも美しく、綺麗だった。
「……ありがとう、」
そう一言言えば、瞼は勝手におりてくる。
すぐに熱は下がったが、恋という名の病は次の日になっても、俺の中にいつづけた。
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当初桜予定で書いた閃玲。
一時的な女体化したレオとそれを見て一目惚れしちゃった閃堂君の話。
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太陽のように輝く笑顔のあの人に、俺は今日、告白します。
と、言ったものの、俺自身成功するとはあまり思ってはいない。
俺の好きな人はとんでもない高嶺の花で、滅茶苦茶モテるし、告白してOK貰える希望がほぼないと言っても過言では無いのだ!。
…SO☆RE☆DE☆MO!!。
俺は!!今日!!愛しのあの人に告白します!!|。
この日の為に、花も用意しました!!( *¯ ꒳¯*)。
赤薔薇が三本、青薔薇が四本、紅薔薇が四本の計十一本!しっかりと花言葉を調べた上で選びました!!(`・ω・´)。
俺はメンタルお豆腐だけれども!!ガラスのハートだけれども!!、それがどうした!!。
男を見せろ!!閃堂秋人!!。
そう決意を固めながら花束を持ちながら、食堂へ足を運ぶ。
なぜ食堂かだって?。
そこが告白場所になるからだよ!!!。
よびだしに彼女は二つ返事でOKをだしてくれて、それだけでも嬉しかった。
食堂の自動ドアがウィーンと開く。
当たりを見回して、あの人を探す。
あの人の紫髪はとても目立って、遠目からでも分かりやすく、花束を背中に隠してあの人の前に行く。
「ん、来たか、んで、俺に話ってなんだ?」
上目遣いでこちらを見つめるアメジストの瞳はキラキラと輝き、自分の姿が反射される。
やはり告白する相手を目の前にすると、好きという感情が溢れ、考えていた言葉達が全て消えてしまった。
ニヤニヤと生暖かい視線を端から送ってくるチームメイトなどは居ないものと考えよう、そうしよう。
…今更ながら、食堂とかいう人が多くいるところでよく告白しようと思ったな、俺…。
…………いやまて、よく良く考えればこれ愛空に言われてここにしたんだわ。
『大丈夫!大丈夫!やっぱ、こういうのは見せつけないとッ!☆』といい笑顔で言われて流されたが、あいつが『食堂にしよう』と提案しなければ無難にモニタールームとかにしてたよな?俺。
これ告白場所食堂になったの愛空のせいじゃね?
チラリと横目で愛空の方を見れば、ニヤリと面白そうな笑みをうがべサムズアップしてきた。
こッッの野郎!!!人の告白を楽しみやがって、モニタ○ングじゃねぇんだぞクソが!!!!
「おーい、閃堂?」
彼女にそう声をかけられ、ハッとする。
もうこうなったらやるしかない!!!
「あのっ、その…。」
大きく息を吸って、叫ぶ準備をする。
心臓の音がやけにうるさい。
もうどうにでもなれってんだ!!。
「ずっと前から、貴方のことがしゅきでしゅたッ!!」
やっちまったぁぁぁぁ!ー!噛んじゃった!!一番大事なところ噛んじゃった!!
クッソがァァァァァァァァァァ!!!!!!
だがここまで来たのだからと、勢いに任せ背中に隠していた花束を彼女の前に差し出す。
嗚呼、本当に失敗した。羞恥心で死にそうだ。
今の俺の顔は真っ赤になっていてそりゃもう酷いだろう。
彼女は椅子から立ち上がり、嗚呼、もうダメだ、と思った瞬間。何かが頭に付けられた。
「…へ?」
情けない声を出しながら目の前を見ると紅色の薔薇を髪に着けた彼女が目の前に立って、優しく微笑んでいる。
まさか、と思い頭を触って確認すると、自分の髪にもバラが着けられているのがわかった。
花束を見ると、青薔薇と紅薔薇が一本ずつ無くなっていた。
「これでお揃いだな。」
そう言われ、つま先から頭までぶわりとなにか熱いものが這い上がってきた。
「俺と、お前ので二本づつ、俺はお前に一本渡した。そして残りの本数は九本、残りと俺らので計十一本。この意味、分かるよな?」
と言いながら彼女はニヤリと笑う。
この花束を作るために、花言葉を入念に調べた俺にとって、それは告白のOKと同義だった。
「……じゃぁ、」
未だに熱の下がらない思考のまま彼女を見つめ、そう聞く。
「嗚呼。もうわかってるだろ?」
嗚呼、なんということか、。
こんなことになるとは思わなかった。
こんなにも幸せで、明日俺は死ぬのだろうか?。
いや、死にたくない。
せっかく、成功したのだから。
「それじゃ、俺はもう部屋戻るな」
そう言いながら彼女は出口の方へ歩く。
「あ、そうそう言い忘れてたんだけど。」
食堂から出る直前、彼女は今思い出しましたと言わんばかりに、くるりとこちらを振り向く。
「俺、男だから。そこんところ宜しくな、」
ニッと人差し指を口元に当て、小悪魔な笑みを浮かべている姿は妖艶で可愛らしいと思う隙もなく投下された核兵器くらいの爆弾発言。
それまで、ワチャワチャしていた食堂内はも水を打ったようになってしまい、全員が黙り込む。
「はぇ…?。」
本日二度目の情けない声が出る。
「それじゃ、今日からよろしくな、ダーリン♡」
有無を言わさず彼女……いや、彼は食堂から出て行く。
「あー、その、なんだ、閃堂。まぁ、よかったな。」
愛空が気まずそうにポンっと肩に手を置いて言葉を発する。
それに対して俺は返事をするでもなく、ただひたすらに、未だに鳴り止まない心臓を抑えながらこう思った。
『愛している。』
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死ネタ転生パロ(れおの日記)のifルート。
告白成功した閃堂くんのお話です。
ピッタリ二千文字。
ちょっと前に書いたお熱の話(①)の続編でもある。
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ひらり、と舞う白いレースがあしらわれたコートを着た姿がなんとも美しくて。
儚くて、本当に愛しい。
あの日俺は、赤薔薇が三本、青薔薇が四本、紅薔薇が四本の花束を持ってあの人の元へ向かった。
だが俺の目と耳に入ったのは、物言わぬあの人と頭が酷く痛くなるような悲報だった。
聞かされた瞬間に、自分の目からボロボロと涙が零れてくるのがわかった。
けれど試合に支障をきたす訳にも行かないから、俺はいつも通り振舞った。そうするようにした。
愛空はいつも心配そうにしていたが、ただでさえ苦労をかけているのだから、これ以上はかけられない。
それから、3年もたてば、九腸寸断したメンタルもなかなかに回復してきた。
自分でも回復が遅いと思ったが、これも惚れた弱みだ。
うん、仕方がない。
午前二時頃、携帯電話が鳴る。
画面を見れば糸師冴から電話がかかってきている。なんの用だよ、と思いながら電話に出ると、冴は何も喋らず、荒い呼吸音だけが聞こえてくる。
「もしもし?」
『____。』
ボソボソとしてなにを言っているのか分からない。
「は?なんて言っ((やっと見つけたんだ。』
酷く震えた声だった。
プツリと、電話が切れる。
何を見つけたのだろうか。
こんな夜中に電話をかけてきて、何を言いたかったのだろうか。
そんなことが頭の中を回って眠れなかった。
明日はオフの日で良かったと、切実に思った。朝焼けの空が綺麗で、思わず写真を撮る。あの日の前日にでも想いを伝えていれば、きっと、あの人とともにこの朝焼けも見れたのかもしれない。
後悔してももう遅いのに。
突然着信音が鳴り、静かな部屋の中に響く。
画面を見ると愛空からの連絡だった。
『今からここ、来れるか?』
という文面と共に、リンクが送られてくる。
なんだ?と思いながら画面をタップすると、喫茶店への地図だった。
なぜ唐突にこんなのを?とも思ったが、行けない距離でもないので『行ける』と重い体を起こしながら、返信する。
ペタペタと冷えた床と足が当たって音が鳴る。
タンスを開けてパジャマから外着へ着替える。
木枯らしが吹くようになって、そろそろ衣替えをしなきゃな、と思いながら玄関を出て歩き出す。
朝七時の川沿いは人があまりおらず、部活の朝練へ行くであろう学生が仲良さそうに歩いている。
十五分ほどすれば目的地に着く。
看板の前に立ち止まって、スマホを開いて確認する。
間違いない、この店だ。
木製のドアを開けるとカランコロンと鈴がなる。
キョロキョロと店内を見回すと、見慣れた顔が珈琲を飲んでいる。
俺が来たことに気づいたようで、紺と緑の瞳がこちらを捉える。
こっちこっちと愛空は手招きをする。
ニヤリと笑いながらポンポンと愛空は自分の隣に誘導する。
テーブル席なのだから、向かい側に座らせればいいのにと不思議に思いながら誘導されるがまま隣に座る。
「もうそろそろつく頃だから、なんか頼めば?」
誰が?と聞く間もなくメニューを目の前に出される。
もやもやとしながらと朝ご飯を食べていなかったのでサンドイッチを頼む。
しばらくすれば、サンドイッチが運ばれて、それと同時に誰かが店の中に入ってきた。
愛空は「お、きたきた」と嬉しそうに言いながら手を挙げる。
サンドイッチを口に含みながら、ドアの方を見ると、夜中に電話してきた冴が立っていた。
いつも以上に虚ろなターコイズブルーの瞳がこちらをチラリと見れば、ゆっくりと歩いて来る。
物の影になっていて気づかなかったが冴の隣には子供がいた。
その姿を見た瞬間、圧倒されてしまった。
その姿は、俺の琴線に触れたのだから。
サラサラの紫髪、宝石をそのまま埋め込んだかのように大きいアメジストの瞳。雪のように白いきめ細やかな肌。血色のいい桃色の頬。
もう会えないと思っていた。
一生叶わないと思っていた。
体はあの人よりもふたまわり以上小さい。
だが、確実にあの人だ。
ハクハクと声にならない声を出そうとして口が動く。
二パっと可愛らしい笑顔を浮かべて、「しぇんどう!、あいう!ひしゃしぶりだにゃ!」
と紫髪が揺れ言葉を発する。
ボロボロと涙が溢れてくる、今自分は情けない顔をしているのだろう。
女の子好きの俺が女の子に目がいかないくらいに好きになった、死んでしまったあの人が、今、まさに目の前にいる。
「ふぇっ?!しぇんどう!だいじょうぶか?」
と言いながらこちらに近づき、抱きついてくる。
小さい身体を抱き上げて、ギュッと強く抱きしめる。
暖かい体温と優しい石鹸の匂いが香る。
「…よしよし、しぇんどうはいいこだなぁ、いっぱい泣いていいぞ、」
と言われながら紅葉のような手で頭を撫でられ、おいおいと泣いてしまう。
もう二度と、失いたくない。
「それで?、二人はどこで出会ったんだ?」
十分ほどして俺の涙も落ち着いた頃愛空は冴に質問する。
「……。」
冴は何も答えずただ虚ろにこちらを見るだけだ。
そして突然フッと笑ったかと思えば、「見つけたんだ、だから連れてきた、あそこから」と答えになっていない答えを返す。
「…連れてきた?、なんだ、誘拐でもしたのか?」
冗談交じりに愛空は質問を続ける。
だが冴は質問に答えない。
「…。」
まるで沈黙が正解であるかのように。
苦笑していた愛空の顔から笑みが消える。
「おい…お前まさか……。」
額に汗をかきながら愛空は言葉を続ける。
「……。」
ニンマリとした不気味な笑みをしながら冴はまた口を開く。
「言っただろ?連れてきたんだ。…あそこから。」
ひゅっと全身から血が抜け落ちる。
俺の膝上にのっている紫髪は状況が理解できてないらしい。
コップに注がれたオレンジジュースをストローでチューチューと呑気に飲んでいる。
横目で愛空を見ると般若のような顔をしている。
あ、ヤバい。と思った時にはもう遅かった。
「お前ッッ!!、自分が何やってるのかわかってんのか??!!」
ガタンッと勢いよく立ち上がったかと思えば冴の胸ぐらを掴みながら愛空は怒鳴り声をあげる。
「もちろん。わかってる」
虚ろな目からいっぺん、そこには決意に満ちている瞳がある。本気なのだと、再確認する。
「ッ、!!!」
「やめろ、愛空。こんな所で。この子も怖がってるだろ。」
今にも殴りかかりそうになる愛空をそう言ってなだめ、紫髪をそっとなでる。
「…わかった。」
「…会計お願いしまーす!。」
と愛空は店員を呼ぶ。
会計が終わるとあの子は小走りで店の外へ出る。
「どうだ?、しぇんどう!」
そう言いながらくるりと踊るように一回転して、白いレースがあしらわれたコートがひらり、と舞う。
「……うん、とっても綺麗だよ」
微笑みながらそう伝えると、彼はにへらと笑いながら俺の手を掴んで「そうだろ!」と自慢げに言う。
美しく儚い人。
「えー?俺は~?」
と愛空は言うが顔は笑っている。先程まで般若の顔をしていたとは思えない。
「んへへ、あいう!、どうだ?」
「とっても可愛いぞ!」
「たはっ!だろ〜?」
なんとも微笑ましい会話が目の前で繰り広げられている。
もう二度と離す気はない。
やっと見つけたのだから。
愛しい人よ永遠に我が身と共に。
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可愛そうな閃堂くん②のifルート。
告白する前に玲王キュンが死んだ世界線。
後の死ネタ転生パロである。
ここかられおの日記に繋げた自分を褒めたい。
いつかpixivにも投稿したいヤツの一つでもある。
友から貰ったお題に感謝感謝✨。
死ネタ転生パロ(れおの日記)については前日譚的なやつもやるのでこれはまた入れるかもしれない。
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