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「先輩の香り」
~首筋に咲く、匂いの誘惑〜
夕食の準備にてんやわんやのシェアハウス。
賑やかなリビングの一角で、monは一心不乱にizwの首筋に顔を埋めていた。
mon『んー…いい匂い…』
izw『ちょ、mon?何やってるんだよ…!』
mon『izwさんの匂い、落ち着くんです。』
izw『落ち着くって…!コラ、くすぐったいって!』
mon『ふふ、izwさん、首筋柔らかい。』
izw『もー!やめろって!誰かー!monが変なことしてくるー!』
kwmr『なんだなんだ、騒がしいな。…あー、はいはい、いつものね。』
ymmt『monさん、izwさんに構ってもらえて嬉しそうですね。』
izw『嬉しそうって…!助けてくれよ!』
mon『(スンスン)やっぱりいい匂い…』
izw『(こいつ…マジだ…!)も、mon…?あのさ、晩ご飯できてるみたいだし、そろそろ…?』
mon『えー、でも…もう少しだけ…ダメ、ですか…?』
izw『(上目遣い…だと…!?)だ、ダメじゃないけど…その…ご飯、冷めちゃうし…』
mon『…分かりました。izwさんがそう言うなら…しょぼん』
izw『(あー…なんか悪いことしたかな..)
ご、ごめんって!ほら、晩ご飯食べよう!monの好きなハンバーグだよ!』
mon『…!本当ですか!?やったー!』
izw『ほら、行くぞ。…って、まだちょっと匂い嗅いでる!?』
mon『えへへ…つい…』
izw『(可愛いけど…!可愛いけど、ちょっと恥ずかしい…!)もー!早く行くぞ!』
mon『はーい』
(izwさんの匂い、本当に落ち着くなぁ…
今度、香水とか聞いてみようかな…?)
mon『izwさん、今日のハンバーグ、すごく美味しかった!』
izw『ああ、そうか?なら良かった。』
mon『ねえ、izwさん。』
izw『なんだ?』
mon『izwさんって、何か香水とかつけてるんですか?』
izw『香水?いや、別に何もつけてないけど…どうして?』
mon『えっ…つけてないんですか?でも、いつもすっごくいい匂いがするから…』
izw『いい匂いって…照れるな。本当に何もつけてないよ。多分、柔軟剤とか、そういうのの匂いじゃない?』
mon『柔軟剤…かあ。今度、izwさんと同じの買ってみようかな。』
(でも、同じものを使ったとしても、izwさんと同じ匂いになるのかな…?不思議..)
izw『別に構わないけど…そんなに俺の匂いが好きか?』
mon『..!はい!大好きです!あの、なんていうか、すごく落ち着くんです。疲れた時とか、特に。』
monは、izwの目を真っ直ぐ見つめて、そう言った。
izw『そ、そうか…。ありがとな…。』
(monにそんな風に言われるなんて…ちょっとドキドキするな。でも、嬉しい..)
mon(ドキドキ..)
ymmt『おやおや、これはこれは。熱烈な告白現場に遭遇してしまいましたね。』
kwmr『はいはい、いつものやつね。monはizwのこと大好きだもんね。』
izw『いや、別にそういうんじゃないから!ちょっと匂いが好きなだけだって!』
mon(えへへ…)
izw(mon..嬉しそうだな..)
mon『えへへ…。』
monは、そう言うと、勢いよくizwに抱きついた。
izw『うわっ…!』
mon『izwさん…!やっぱり、いい匂い…!』
monはizwの首筋に顔を埋め、幸せそうに深呼吸をしている。
izw『ちょ、ちょっとmon…!いきなり抱きつくなよ…!』
ymmt『あらあら、これはこれは。青春ですねえ。』
izw『だから、そういうんじゃないって!』
mon(えへへ…izwさん、あったかい…)
izw(mon…あまりにも無防備すぎる…。
ちょっとドキドキするけど、それ以上に…落ち着くな…)
izw『mon、そろそろ離れてくれないか?ちょっと苦しい…』
mon『あっ…!すみません、izwさん!』
monは慌ててizwから離れた。
mon『あの…その…迷惑でした…?』
izw『いや、迷惑ってわけじゃないけど…ちよっとびっくりしただけ。』
ymmt 『まあまあ、izwさん。たまにはmonの気持ちに応えてあげてくださいよ。』
kwmr『そうそう。izwもまんざらでもないんでしょ?』
izw『うるさいな、お前らは!』
izw(…でも、monに抱きしめられた時、少しだけ…温かい気持ちになったのは、本当だ。)
mon『izwさん…あの…もしよかったら、また…抱きしめても、いいですか….?』
izw(…!まさか、またmonに抱きしめて欲しいなんて言われるなんて…)
izw『……monがいいなら、別に、構わないけど…』
mon『..!ありがとうございます!izwさん!』
monは、再びizwにそっと抱きついた。
そして、izwもまた、monの背中に手を回した。
リビングには、二人の温かい匂いが優しく漂っていた。
ymmtとkwmrは、そんな二人を微笑ましく見守っていた。