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『日本人は、時間を守ると聞いたけど遅すぎない?もう始めちゃっていいかな?』
全然始まりそうにない試験にイライラしながら動き出そうとした瞬間、後ろから「はいスタート!」と聞こえた。
『___超能力・テレキネシス』
聞こえた瞬間、小さく呟き指を鳴らす。
すると、数カ所に設置されていたであろう仮想敵のロボット同士が衝突し、鉄の塊となった。
開始3秒も経たないうちに、仮想敵のロボットが全滅した。
受験生は唖然とし、すぐ近くにいたプレゼント・マイクは動揺していた。
自分が雄英高校に勤務してから、こんなにも速く仮想敵のロボットを倒した者が1人もいなかったからである。
「おいおいおいおい!!嘘だろ!?今のは誰の仕業だ!?」
思わず、プレゼント・マイクが叫ぶ。
受験生が、キョロキョロと張本人を探し出す中、一人が手を挙げる。
アイラである。
『もう終わったから帰っていい〜?』
それを起こした張本人は、あくびをしながら帰ろうとしていた。
プレゼント・マイクは張本人を見た瞬間、すぐに納得した。
アイラの家系__エバンズ家は、昔からとても優れた個性を持っている人物が多いことで有名だった。
アイラもチートのような個性を持っており、雄英高校の教師陣でも注目されていたのだ。
プレゼント・マイクはアイラを帰し、もう一度、受験生のために試験を始めた。
?「もしもし~?試験が終わって、今帰ってるとこ。意外と簡単だったよ」
?「楽しそうで何よりです。楽しむだけでなく、任務もちゃんとしてくださいね」
?「わかってるよ。そっちのあの人のこと、よろしくね~」
?「おまかせください」